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{{Infobox 陸上選手
| 氏名 = 鈴木 塁人<br/>すずき たかと
| 画像 = Hakone Ekiden 2017 Première section.png
| 画像サイズ = 300px
| 画像説明 = 正面緑色のユニフォームを着た人物が鈴木塁人
| フルネーム = 鈴木 塁人
| ラテン文字 = Takato SUZUKI
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| 競技 = [[陸上競技]]
| 国籍 = {{JPN}}
| 種目 = [[中距離走|中距離]]・[[長距離走|長距離種目]]
| 所属 = [[SGホールディングス]]陸上競技部
| 所属 =
| 大学 = [[青山学院大学]]
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1997|07|23}}
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| personalbests = Yes
| 1500m = 3分55秒86（2016年）
| 5000m = 13分5329秒20（201680（2022年）
| 10000m = 28分3113秒66（201612（2020年）
| ハーフマラソン = 1時間01分45秒（2019年）
}}
 
'''鈴木 塁人'''（すずき たかと、[[1997年]][[7月23日]] - ）は、[[日本千葉県]][[柏市]]出身の[[陸上競技]]選手。専門は[[中長距離走|中距離]]・[[長距離走種目]]。[[千葉県]][[流通経済大学付属柏市中学校・高等学校|流通経済大学付属柏高等学校]]出身。、[[青山学院大学]]総合文化政策学部総合文化政策学科在学中<ref>[http://aogaku-tf.com/member/member_4.php 長距離ブロック 4年生[卒業]</ref>]。[[SGホールディングス]]陸上競技部所属。
 
==経歴==
中学時代までは[[野球]]をしていたが、高校から陸上競技に転向。
中学時代まで[[野球]]をしていたが、[[2013年]]4月に[[流通経済大学付属柏高等学校]]<ref>[http://www.hochi.co.jp/sports/feature/hakone/date/2017/member/aoyamagakuin/suzuki.html スポーツ報知 箱根駅伝選手名鑑 青山学院大学 2017年8月6日閲覧]</ref>への進学の際に陸上競技に転向。[[原晋]]・長距離ブロック[[監督]]に見出されて、高校卒業後の[[2016年]]4月に青山学院大学に進学。同年5月の関東インカレでは5000mで2学年先輩の[[田村和希]]を抑えて3位に入賞するなど、1年の頃から活躍した。
 
[[2016年]]に青山学院大学に進学すると、5月の[[関東学生陸上競技対校選手権大会|関東インカレ]]2部5000mでは先輩の[[田村和希]]を抑えて3位入賞。6月の[[アジアジュニア陸上競技選手権大会]]5000mでは優勝を果たす。10月の第28回[[出雲全日本大学選抜駅伝競走|出雲駅伝]]にて、鈴木を[[トップバッター]]のでは1区（8.0Km）に置く作戦は、同年に流行語大賞を受賞した「[[鈴木誠也|神ってる]]」から取って、『神ってるぞ 青山大作戦』とも名付けら起用された<ref>[httphttps://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/1722401.html 神ってるぞ青山大作戦 1番バッターは鈴木塁人]（日刊スポーツ・2019年10月10日掲載）</ref>。また大役を任された鈴木は、原監督の作戦通りのプランで走りトップと10秒差の区間5位でまとめ、[[たすき]]を2区チームの[[田村和希]]に繋いだ。その後は田村と、及び5区を走った[[主将|キャプテン]]（当時）・[[安藤悠哉]]と、2人が区間賞を獲得する活躍などで総合優勝を果たし、大学駅伝三冠へに貢献した<ref>[http://www.izumo-ekiden.jp/28/record/record.html 第28回出雲全日本大学選抜駅伝競走・大会結果]</ref>。
 
大学2年時の第49回[[全日本大学駅伝対校選手権大会|全日本大学駅伝]]では最終8区を担当し区間4位。[[第94回東京箱根間往復大学駅伝競走|第94回箱根駅伝]]では1区を務めトップと25秒差の区間5位でまとめ、チームの4連覇に貢献した<ref>[https://number.bunshun.jp/articles/-/829626 第94回箱根駅伝（2018）・圧倒的な層の厚さが生んだ4連覇。青山学院大学に入った「スイッチ」。]（Number Web・2018年1月5日掲載）</ref>。
青山学院大2年生時、2017年11月の[[全日本大学駅伝対校選手権大会]]に[[アンカー]]・8区（19.7Km）で出場。同大会において青学大は2年連続2回目の優勝を目指したが、1区の11位通過と大きく後手に廻ったのが響き、青学大の区間賞も2区の田村和希一人のみに終わる。結局鈴木自身も区間4位に留まり、結局青学大は総合3位で大会2連覇を逃した。
 
大学3年時の関東インカレ2部10000mでは日本人トップの4位入賞。第30回[[出雲全日本大学選抜駅伝競走|出雲駅伝]]では2区区間賞<ref>[http://www.izumo-ekiden.jp/record/record.html 第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走・大会結果]</ref>、第50回全日本大学駅伝では3区区間3位<ref>[https://daigaku-ekiden.com/datafile/file/50_01.pdf 秩父宮賜杯 第50回全日本大学駅伝対校選手権記念大会 成績表]</ref>でともに優勝に貢献した。[[第95回東京箱根間往復大学駅伝競走|第95回箱根駅伝]]では最終10区を担当。区間2位の走りで東洋大をかわし2位に浮上したが、総合5連覇には届かなかった<ref>[https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201901030000337.html 青学大、総合５連覇逃すも意地の復路V 3人区間賞]（日刊スポーツ・2019年1月3日掲載）</ref>。2月の[[香川丸亀国際ハーフマラソン]]では日本人トップの4位に入った。
翌2018年正月開催の[[第94回東京箱根間往復大学駅伝競走]]へ、鈴木自身念願の[[東京箱根間往復大学駅伝競走|箱根駅伝]]に往路1区・トップバッター（21.3Km）で初出走<ref>[http://www.hakone-ekiden.jp/data/data_player.php?id=6874&flag=search 選手詳細情報 鈴木塁人] - 箱根駅伝公式サイト</ref>。だが、先頭・区間賞で通過した[[東洋大学]]・[[西山和弥]]には25秒の差とやや出遅れて、結果区間5位の記録に留まった。その後も往路は東洋大に先を越され、青学大は往路2位と2014年・[[第90回東京箱根間往復大学駅伝競走|第90回箱根駅伝]]以来、4年振りに完全制覇（往路優勝）を逃す。しかし翌日の復路では、6区の山下りで1学年先輩の[[小野田勇次]]が東洋大を逆転、それ以降も総合2位・東洋大との差を更に広げて、結果青学大は2015年・[[第90回東京箱根間往復大学駅伝競走|第91回箱根駅伝]]から総合4連覇を達成した<ref>[https://number.bunshun.jp/articles/-/829626 第94回箱根駅伝（2018）・圧倒的な層の厚さが生んだ4連覇。青山学院大学に入った「スイッチ」。]（Number Web・2018年1月5日掲載）</ref>。
 
大学4年時は主将を務めた<ref>[https://hochi.news/articles/20190106-OHT1T50163.html 5年ぶりに箱根負けた青学大の新主将は鈴木塁人]（スポーツ報知・2019年1月6日掲載）</ref>。第51回全日本大学駅伝では4区区間7位に終わる<ref>[http://daigaku-ekiden.com/taikai_kiroku/ 秩父宮賜杯 第51回全日本大学駅伝対抗選手権大会・大会結果]</ref>。[[第96回東京箱根間往復大学駅伝競走|第96回箱根駅伝]]では3区を担当、[[東京国際大学]]の[[イエゴン・ヴィンセント・キベット|イェゴン・ヴィンセント]]に先頭を明け渡したものの、従来の区間記録にあと6秒と迫る好タイムを記録。チームの往路優勝・総合優勝に貢献した<ref>[https://www.nikkansports.com/sports/news/202001020000515.html 箱根区間新「4」往路最多タイ 復路は58年「5」]（日刊スポーツ・2020年1月3日）</ref><ref>[https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202001030000553.html 青学V「最弱」から「格好いい4年」厳しさで変化]（日刊スポーツ・2020年1月4日）</ref>。
青山学院大3年生時、2018年10月の第30回[[出雲全日本大学選抜駅伝競走|出雲駅伝]]では2区（5.8Km）では区間賞を獲得<ref>[http://www.izumo-ekiden.jp/record/record.html 第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走・大会結果]</ref>、及び2018年11月の第50回[[全日本大学駅伝|全日本大学駅伝対校選手権大会]]は3区（11.9Km）で区間3位<ref>[https://daigaku-ekiden.com/datafile/file/50_01.pdf 秩父宮賜杯 第50回全日本大学駅伝対校選手権記念大会 成績表]</ref>と、両駅伝2大会連続で青学大の総合優勝に大きく貢献した。
 
大学卒業後はSGホールディングスに所属。[[関西実業団対抗駅伝競走大会|関西実業団駅伝]]では2020年・2021年と2年連続で6区区間賞・区間新記録を樹立している。2021年の[[日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走|日本選手権クロスカントリー]]では5位入賞を果たした。
2019年1月の[[第95回東京箱根間往復大学駅伝競走]]に、復路10区・アンカー（23.0Km）を担当。同回で2年連続の往路優勝・暫定総合2位だった東洋大と8秒の差で[[たすき|タスキ]]を受けた。スタート後間もなくして東洋大・[[大澤駿]]を逆転し、暫定首位の[[東海大学]]・[[郡司陽大]]をハイペースで必死に追い掛けるが終盤に入ってスローダウンに。結果、箱根駅伝総合初優勝を果たした東海大とは3分41秒の差で総合2位に甘んじ、青学大の総合連覇は4でストップ（但し復路優勝は5年連続で達成）。また鈴木自身の10区・区間記録も、13秒差で惜しくも2位に留まった<ref>[https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201901030000337.html 青学大、総合５連覇逃すも意地の復路V 3人区間賞]（日刊スポーツ・2019年1月3日掲載）</ref>。
 
== エピソード ==
2019年度の当チームにおいて、1学年上の[[森田歩希]]と交代で新[[キャプテン]]に任命された<ref>[https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20190106-OHT1T50163.html 5年ぶりに箱根負けた青学大の新主将は鈴木塁人]（スポーツ報知・2019年1月6日掲載）</ref>。
2019年4月6日、[[TBSテレビ]]系列の生放送[[特別番組]]『[[オールスター感謝祭]]'19春』の「人馬対決・マイルリレー」へに、[[飯田貴之]]・[[新号健志]]・[[生方敦也]]と共に、鈴木はアンカーで出走場。結果人間側（青学大陸上部員）が競走馬に勝利した<ref>[https://www.tokyocitykeiba.com/news/43460/ ～あの名物企画が帰ってくる！～「オールスター感謝祭 '19春」で人馬対決が復活!]（東京シティ競馬）</ref><ref>[https://jcc.jp/news/14593350/ 新伝説・原監督率いる青学が競走馬と対決 TBSテレビ オールスター感謝祭'19春]（JCCテレビすべて）</ref>。▼
 
▲2019年4月6日、[[TBSテレビ]]系列の生放送[[特別番組]]『[[オールスター感謝祭]]'19春』の「人馬対決・マイルリレー」へ、[[飯田貴之]]・[[新号健志]]・[[生方敦也]]と共に、鈴木はアンカーで出走。結果人間側（青学大陸上部員）が競走馬に勝利した<ref>[https://www.tokyocitykeiba.com/news/43460/ ～あの名物企画が帰ってくる！～「オールスター感謝祭 '19春」で人馬対決が復活!]（東京シティ競馬）</ref><ref>[https://jcc.jp/news/14593350/ 新伝説・原監督率いる青学が競走馬と対決 TBSテレビ オールスター感謝祭'19春]（JCCテレビすべて）</ref>。
 
青山学院大4年生時、2019年10月の第31回出雲駅伝は[[サブメンバー|補欠登録]]で出番が無かった<ref>[http://www.izumo-ekiden.jp/runner/orderlist.pdf　第31回 出雲全日本大学選抜駅伝競走　オーダー表]</ref>。2019年11月の第51回全日本大学駅伝でも当初補欠だったが、本番日に[[松葉慶太]]と交代して4区（11.8Km）へ正式エントリー。しかし、自身区間記録は7位・チームも暫定8位通過と不本意な成績に終わる。青学大はその後7区・[[吉田圭太]]の場面で一旦首位に立ったが、8区・アンカーの[[飯田貴之]]がトップを明け渡し、結果総合優勝の東海大学とは1分44秒差でチーム総合2位に留まった<ref>[http://daigaku-ekiden.com/taikai_kiroku/ 秩父宮賜杯 第51回全日本大学駅伝対抗選手権大会・大会結果]</ref>。
 
大学最後となる、[[2020年]]1月の[[第96回東京箱根間往復大学駅伝競走]]には往路・3区（21.4Km）を担当<ref>[https://api.hakone-ekiden.jp/storage/top_setting/tournament/53.pdf 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路走者一覧]（東京箱根間往復大学駅伝競走・公式サイト）</ref>。2区で[[ルーキー]]・[[岸本大紀]]から暫定首位でたすきを受ける。走行途中で後方から区間新記録（59分25秒）を達成した、[[東京国際大学]]の[[ケニア]][[留学生]]・[[イエゴン・ヴィンセント]]に追い越され、レース後半では[[國學院大學|國學院大学]]・[[青木祐人]]に追い付かれたが、終盤で鈴木がラストスパートで突き放し、暫定2位で4区・[[吉田祐也]]に襷を渡した。その後は吉田（祐）の区間新記録樹立などの活躍で、青学大チームは3年ぶり4度目の往路優勝を達成<ref>[https://www.nikkansports.com/sports/news/202001020000515.html 箱根区間新「4」往路最多タイ 復路は58年「5」]（日刊スポーツ・2020年1月3日）</ref>。翌日の復路も青学大は殆ど危なげなく5区間を全てトップの座をキープし続けて、2年振り5度目の箱根駅伝総合優勝を成し遂げた<ref>[https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202001030000553.html 青学V「最弱」から「格好いい4年」厳しさで変化]（日刊スポーツ・2020年1月4日）</ref>。
 
2020年1月7日、2020年度の当チームにおいて主将の座を、1学年下の[[神林勇太]]と交替した<ref>[https://hochi.news/articles/20200107-OHT1T50242.html 青学大新主将に神林勇太「さらに進化させたい」…箱根駅伝で9区区間賞]（スポーツ報知・2020年1月8日）</ref>。大学卒業後も競技の方は継続し、[[SGホールディングス]]に就職が内定している。
 
==戦績==
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==自己記録==
*1500m・・・3分55秒86（2016年4月23日 日本体育大学長距離競技会）
*5000m・・・13分5329秒20（201680（2022年105月234日 日本体育大学長距離競技会[[ゴールデンゲームズinのべおか]]）
*10000m・・・28分3113秒66（201612（2020年117月2618日 10000m記録挑戦競技ホクレン・ディスタンスチャレンジ2020千歳大会）
*ハーフマラソン・・・1時間01分45秒（2019年2月3日 第73回[[香川丸亀国際ハーフマラソン]]）
 
== 関連項目 脚注==
{{脚注ヘルプ}}
*[[原晋]]・・・青山学院大学陸上部監督
<references />▼
*[[秋山雄飛]]・・・3学年先輩
*[[安藤悠哉]]・・・3学年先輩、2016年度主将
*[[一色恭志]]・・・3学年先輩
*[[下田裕太]]・・・2学年先輩、2017年度副主将
*[[田村和希]]・・・2学年先輩
*[[中村祐紀]]・・・2学年先輩
*[[森田歩希]]・・・1学年先輩、2018年度主将
*[[小野田勇次]]・・・1学年先輩
*[[梶谷瑠哉]]・・・1学年先輩
*[[橋詰大慧]]・・・1学年先輩
*[[林奎介]]・・・1学年先輩
*[[竹石尚人]]・・・同学年・町田寮長
*[[中村友哉]]・・・同学年
*[[吉田祐也]]・・・同学年・2019年度副主将
*[[岩見秀哉]]・・・1学年後輩
*[[吉田圭太]]・・・1学年後輩
*[[飯田貴之]]・・・2学年後輩
*[[岸本大紀]]・・・3学年後輩
 
== 外部リンク ==
*[https://www.sg-hldgs.co.jp/trackfield/member/suzukit.html 鈴木 塁人 | 部員紹介 | ＳＧホールディングス陸上競技部]
*{{Twitter|taka07238}}
*{{Instagram|taka07238}}
 
==脚注==
▲<references />
{{出雲駅伝2区区間賞}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:すすき たかと}}
[[Category:日本の男子中距離走の選手]]
[[Category:日本の男子長距離走の選手]]
[[Category:箱根駅伝の人物]]
[[Category:青山学院大学陸上競技部の人物選手]]
[[Category:SGホールディングスグループ陸上競技部の人物]]
[[Category:千葉県出身の人物]]
[[Category:1997年生]]
[[Category:原晋]]
[[Category:存命人物]]
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