「徐載弼」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
(16人の利用者による、間の25版が非表示) | |||
13行目:
==略歴==
[[全羅南道]][[宝城郡]]の郡長官の家に生まれる。[[本貫]]は[[大邱徐氏]]<ref>{{Cite web |title=서재필(徐載弼) |url= https://encykorea.aks.ac.kr/Article/E0028152 |website=[[韓国民族文化大百科事典]] |access-date=2023年8月15日}}</ref>。7歳のころから[[金玉均]]と親交を結び、[[開化派]]の思想に傾倒するようになる。[[1882年]]
[[ファイル:독립신문_1897.04.07_금요일자.gif|thumb|独立新聞]]
1895年に日本と[[清]]との間で[[下関条約]]が締結されると、徐は帰国して開化派運動機関として[[独立協会]]を組織し[[独立新聞]]の発刊にも尽力した。この頃に[[李商在]]、[[尹致昊]]、[[李承晩]]らが参加している。しかし独立協会の西洋思想は[[大韓帝国]]から疎まれ、高宗の勅令で解散させられた。その後、1898年再びアメリカに亡命した。
[[File:김규식 서재필 여운형.jpg|thumb|left|200px|左から、[[金奎植]]、徐載弼「中央」、[[呂運亨]](1947年)]]
[[File:1947_Reception_of_Seo_Jae-pil,_in_Seoul.jpg|thumb|left|200px|演説をする徐載弼、右端は[[趙炳玉]]]]
アメリカでは[[米西戦争]]に[[軍医]]として従軍した後、フィラデルフィア大学で解剖学の講座を担当する一方、市内で商店を経営して成功した。1910年朝鮮の日本による併合がなると、活動家をアメリカに呼び寄せ支援した。1919年3月1日、[[3・1独立運動]]をきっかけに、独立運動を再開、アメリカ国内に韓国人団体を結成して[[ロビー活動]]を積極的に行った。1919年4月14日から16日にかけては「韓人自由大会」を開催した。[[上海臨時政府]]の対米顧問に任命された後、親韓米人組織に尽力。1921年1月2日には[[ウォレン・ハーディング]]米大統領と会見し、朝鮮独立の後押しを要請した<ref>{{Cite web|和書|title=今日の歴史(1月2日)(聯合ニュース)|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/747a522ebe57dc4f2b0acdfe4da1d421c5a2c6fc|website=Yahoo!ニュース|accessdate=2022-01-01|language=ja}}</ref>。
1947年、[[李承晩]]が建てた[[南朝鮮過渡政府]]が樹立されると、増長していた李承晩を牽制する人物を探していた[[在朝鮮アメリカ陸軍司令部軍政庁|アメリカ軍政庁]]は、徐載弼を軍政庁の最高顧問として招聘することを画策した。徐は最初はこれを固辞していたものの、[[呂運亨]]、[[李承晩]]らからも招請され、帰国した。しかし、次第に李と対立するようになり、[[金性洙]]、[[李光洙]]、[[趙炳玉]]との対談で「50年前も今も派閥争いは相変わらずだ」と嘆いたという。
33行目:
== 脚注 ==
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
*金素天「韓国史のなかの100人」[[明石書店]] 2002年
*「世界大百科事典」 平凡社 2007年
*「アジア人物史 10」 集英社 2023年
== 関連項目 ==
44 ⟶ 48行目:
*[http://www.arirangeducation.com/ Arirang - Interactive History of Korean Americans]
*[http://openlibrary.org/books/OL13570442M/My_days_in_Korea_and_other_essays My Days in Korea & Other Essays by Philip Jaisohn, MD], edited by Sun-pyo Hong, published by Yonsei University Press, 1999.
{{Politician-stub}}
{{US-stub}}
{{
▲{{people-stub}}
{{DEFAULTSORT:そ しえひる}}
[[Category:20世紀朝鮮の政治家]]
[[Category:朝鮮時代の人物]]
[[Category:朝鮮の政治家]]
[[Category:朝鮮の革命家]]
[[Category:朝鮮の独立運動家]]
[[Category:朝鮮の反共主義者]]
[[Category:朝鮮の亡命者]]
[[Category:啓蒙思想家]]
[[Category:アメリカ合衆国帰化市民]]
[[Category:アメリカ合衆国陸軍の軍人]]▼
[[Category:朝鮮系アメリカ人]]
[[Category:韓国系アメリカ人]]
[[Category:20世紀の軍人]]
[[Category:20世紀アメリカ合衆国の人物]]
[[Category:慶應義塾の塾生]]
[[Category:興亜会の人物]]
▲[[Category:アメリカ合衆国陸軍の軍人]]
▲[[Category:韓国の政治家]]
[[Category:韓国の反共主義者]]
[[Category:市民活動家]]
[[Category:20世紀韓国の政治家]]
[[Category:大邱徐氏]]
[[Category:全羅南道出身の人物]]
[[Category:1864年生]]
[[Category:1951年没]]
|