削除された内容 追加された内容
Koyake (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
tmp
 
(5人の利用者による、間の6版が非表示)
1行目:
{{出典の明記|date=2022年8月}}
 
{{読み仮名|'''核ミサイル'''|かくミサイル}}は、[[核弾頭]]([[核兵器]])を搭載した[[ミサイル]]のこと。[[核兵器運搬手段]]の1つ。多くの場合、誘導装置を持つミサイルだけでは無く、無誘導の[[ロケット弾]]を分類に含める。<!--[http://psyco.jp/mizika/flash/msdlast.html]-->
 
== 概要 ==
37行目:
 
[[Image:NIKE Zeus.jpg|thumb|ナイキ・ゼウス(当時呼称はジュース)弾道弾迎撃ミサイル]]
; [[弾道弾迎撃ミサイル]] (ABM)
: ABMは、運用形態としては地対空ミサイルである。初期のABMは例外無く核弾頭装備であった。これは現在の[[ミサイル防衛|BMD]]でも問題になっているように、相対速度が極めて大きくなる弾道弾迎撃任務ではリアクションタイムが極めて短いため、必中を期して危害半径を大きく取れる核弾頭が採用されたのである。
: アメリカでは高空迎撃用として[[LIM-49 (ミサイル)|ナイキ・ゼウス]](開発中止)、同じく[[LIM-49 (ミサイル)|スパルタン]]、低空用の[[スプリント]]などが開発された。ソ連でもABMが開発されたが、その後の[[弾道弾迎撃ミサイル制限条約|ABM条約]]によってアメリカはミサイルの運用を中止、ソ連は[[モスクワ]]周辺に少数を配備するにとどめた。当時は核爆発に伴う[[電磁パルス]](EMP)擾乱が良く知られておらず、また[[放射性降下物|死の灰]](Fall out)の存在を考えると、自国上空でABMを使用した場合、たとえ迎撃に成功しても自国の被害はかなり大きな物になったと考えられる。