「オーストラリア」の版間の差分

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国の象徴に関しての雑学的な記述を「歴史」などよりも先に置くべき理由がない
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=== 民族 ===
{{main|{{仮リンク|オーストラリアへの移民|en|Immigration to Australia|fr|Immigration en Australie}}}}
[[多民族国家]]であるオーストラリア国民のうち<ref>{{Cite web |title=オーストラリア発見 人種・民族 -人種民族の構成- |url=http://australia.or.jp/_old/discover/chapter05/001.html |website=australia.or.jp |access-date=2024-04-26}}</ref>、約70%が[[:en:European Australians|ヨーロッパ系]]の[[白人]]であり、その他に[[アジア系オーストラリア人|アジア人]]が約12%、[[アボリジニ]]([[オーストラリア先住民]])などが約2%、[[:en:African Australians|アフリカ系]]の[[黒人]]が約1.5%となっている。[[移民]]は全体の約2割を占め、出身国は[[イギリス]]、[[ニュージーランド]]、[[中華人民共和国|中国]]、[[インド]]、[[イタリア]]、[[ベトナム]]が多い。
 
1975年に人種差別禁止法が制定されるまでは、「[[白豪主義]]」という国家政策に基づき白色人種以外の移民を受け入れることを基本的に禁止していた<ref>{{PDFlink|[https://www.i-repository.net/contents/outemon/ir/102/102030905.pdf 白豪主義から多文化主義へ]}}</ref>。2011年公開のイギリス映画『[[オレンジと太陽]]』で描かれた児童移民もいる。
 
=== 言語 ===
{{main|{{仮リンク|オーストラリアの言語|en|Languages of Australia}}}}
公用語は英語([[オーストラリア英語]])で<ref>{{Cite web |url=https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/australia/data.html |title=オーストラリア連邦 |access-date=2024年4月27日 |publisher=[[外務省]]}}</ref>、人口の78.5%が家庭で英語のみを使用し、最も広く使われている。またしかし移民の割合が高いため、移民によって使用されている言語数は400にも上る<ref>{{PDFlink|[https://www.clair.or.jp/j/forum/c_mailmagazine/201104/2-2.pdf オーストラリア発 移民向け母語教育]}}</ref>。

非英語圏から来た移民あるいはその子孫の中には家庭で祖国の言葉を使う者もおり、中国語話者が2.1%、[[イタリア語]]話者が1.6%など少数だが存在する。先住民族の言語([[オーストラリア・アボリジニ諸語]]、[[タスマニア諸語]])は植民地化の過程で多くが消滅し、現在まで残っている言語もほとんどが消滅の危機に瀕している。
 
一部では、[[クレオール言語]]({{仮リンク|オーストラリア・クレオール言語|en|Australian Kriol language}})も使用される。