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Kan2008 (会話 | 投稿記録)
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かつては脊髄損傷患者の寿命は健常者に対し、大幅に短縮されるというのが通説であったが、現在では医療技術の発展に伴い、およそ5%程度短いだけの平均寿命となっている。その分脊髄損傷患者の生活を改善する必要性が増していることになる。
 
重症度の指標として、国際的に最も使用されているのは、米国脊椎損傷協会(ASIA: Ameeican Spinal Injury Association)の機能障害スケール(Impairment Scale)で、略してAISと呼ばれている。最も重いAから正常のEの5段階に分けられている。<br />
 
AISによる重症度分類<br />
 A(完全):仙髄領域(S4~S5)に知覚または運動機能が残存していない。
 B(不A(完全):仙髄領域(S4~S5)を含む神経学的損傷レベルより下位に知覚また残存しているが、運動機能残存していない。<br />
 C(B(不全):仙髄領域(S4~S5)を含む神経学的損傷レベルより下位に知覚は残存しているが、運動機能は残存しているが、Key muscleの半数以上がManual Muscle Test(MMT)3未満であるない<br />
 D(C(不全):神経学的損傷レベルより下位に運動機能は残存しているが、Key muscleの半数以上がMMT3以上未満である。 <br />
 D(不全):神経学的損傷レベルより下位に運動機能は残存し、Key muscleの半数以上がMMT3以上である。 <br />
 E(正常):知覚・運動機能は正常である。