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=== アメリカ ===
<!--[[Image:en:Image:DavyCrockettBomb.jpgDavyCrockettBomb.jpg|thumb|小型核ロケット弾デービー・クロケット]]-->[[Image:W85_warhead_%28DOE%29.jpg|thumb|W85核弾頭の外観模式図]]
[[リトルボーイ|Mark 1リトルボーイ]]や[[ファットマン|Mark 3ファットマン]]は核爆弾であり、核起爆装置と不可分の構造である。知られている核弾頭で古い物は[[Mark 4 (核爆弾)|W4]]だが[[1951年]]に開発がキャンセルされた。続く[[Mark 5 (核爆弾)|W5]]は海軍の[[レギュラス (ミサイル)|レギュラスI]]や空軍の[[MGM-1 (ミサイル)|マタドール]]といった[[巡航ミサイル]]に搭載されて[[1954年]]から運用された。W5は[[Mark 5 (核爆弾)|Mark 5]]航空爆弾から核爆弾を独立させたもので、92個の[[爆縮レンズ]]からなる最大核出力120キロトンの核弾頭である。Mark 5はMark 3にくらべて大幅に小型化されており重量は1.5トンといわれている。レギュラスIは後に核弾頭を[[Mark 27 (核爆弾)|W27]]に載せ替えている。最も小型の核弾頭はおそらく重量30kg以下で核出力250トン(0.25キロトン)の[[W54 (核弾頭)|W54]]で、空軍で運用された[[空対空ミサイル]]の[[AIM-26 (ミサイル)|核ファルコン]]や陸軍の小型ロケット弾[[デイビー・クロケット (戦術核兵器)|デイビー・クロケット]](核出力10、20トンの切り替え型)に搭載された。デイビー・クロケットは人力搬送が可能な小型核兵器として知られている。重量40kg台の[[W42 (核弾頭)|W42]]は[[1961年]]に開発がキャンセルされた。核砲弾に使用された核出力72トン(0.072キロトン)の[[W48 (核砲弾)|W48]]は重量50kgほどである。最も核出力の大きい核弾頭は、[[タイタン (ロケット)|タイタンII]]に搭載された[[B53 (核爆弾)|W53]]で、熱核弾頭を搭載し核出力9メガトン、重量は約2.8トンとされている。最も新しい核弾頭現行のICBMであるミニットマンIII340ktのMk.12A再突入体([[W91W78 (核弾頭)|W91W78]])を3基搭載しており一部は300ktのMk.21再突入体([[AGM-131W87 (ミサイル核弾頭)|SRAM-TW87]]ミサイル用の核弾頭と)を1基搭載て開発が始まったが[[1991年]]にはキャンセルされている。量産された最も新しい核弾頭は[[W88 (核弾頭)|W88]]で、[[トライデント (ミサイル)|トライデントD-5]]用の弾頭として開発され、核出力は475キロトン、時限/高度/接触信管を備え[[1988年]]から[[1989年]]までの約一年間に400発が生産されたとされている。最も新しい核弾頭は[[W91 (核弾頭)|W91]]で[[AGM-131 (ミサイル)|SRAM-T]]ミサイル用の核弾頭として開発が始まったが[[1991年]]にはキャンセルされている。
 
=== 旧ソ連/ロシア ===