「チョリータ」の版間の差分
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[[画像:Lula 20050122 posesionmorales01.jpg|thumb|200px|正装した[[ボリビア]]・[[エル・アルト]]のチョリータ(右は[[ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ|ルイス・イナシオ・ルーラ]][[ブラジル]][[大統領]])]]
[[画像:Bolivia la paz literacy LOC.jpg|thumb|200px|識字教育を受けるチョリータたち]]
'''チョリータ'''('''cholita''')又は'''チョラ'''('''chola''')とは、主に[[ボリビア]]や[[ペルー]]で、先住民([[
ボリビアやペルーでは、[[ケチュア]]など先住民の[[インディオ]]及び[[スペイン]]人とインディオの混血([[メスティーソ]])のうちインディオの特徴を強く持っている人たちのことを一般に「''[[チョロ]]''(''cholo'')」と呼ぶが、チョリータはこの単語の女性形「''チョラ''(''chola'')」に愛称を示す語尾"-ita"をつけたもので、一般的には「先住民の血を引く若い女性」を意味する語である。
チョラ及びチョリータを特徴づけるポイントは日本の[[和服]]同様に民族衣装で、[[帽子]]と[[髪型]]と[[服装]]である。
帽子は、いわゆる[[山高帽]]で、出身地によって色や形などが少しずつ異なる。[[ラパス]]などの[[アンデス山脈|アンデス]]地域では黒や茶色で丸みを帯びた帽子であることが多い。[[コチャバンバ]]や[[タリハ]]などのバジェ地域では白などの明るい色で角張った形であることが多い。
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寒冷な地域では、[[羊毛]]や[[アルパカ]]の毛などで作った[[ショール]]を肩にかける人が多い。
しかし、これらは基本的に「和服を着た日本人女性」に近いイメージのものであり、都市部に住む先住民系の女性を中心に必ずしも当てはまらないことが多い。
チョリータという呼び名は、先住民系の住民が大半を占めるペルーやボリビアでは日本で言うところの「娘」や「お嬢さん」に近い意味合いで用いられる語であるが、歴史的な経緯等もあり、チョロ、チョラとともに、侮蔑的な意味を持つことがあるので注意が必要である。
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在ボリビアの[[日本人]]が[[日本語]]で話す場合には、敬意を込めて「チョリータさん」と「さん」づけで呼ぶことが多い。
現在では、チョリータは田舎の貧しい娘であるという印象でとらえられることがあり、都市部に住む女性は母親がチョラであっても典型的なチョリータの格好をすることを嫌がることがある。
しかし一方では、
==関連項目==
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