「内閣総理大臣官邸」の版間の差分
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現在の官邸の地下には、危機管理センターが設けられており、2002年4月16日から運用されている<ref name="CDMC020510">「[http://www.bousai.go.jp/kaigirep/chousakai/kihonkeikaku/c06_index.html 第6回防災基本計画専門調査会 配布資料 最近の動きに関する報告]」、[[中央防災会議]]、2002年5月10日。2018年9月17日閲覧。</ref>。'''官邸危機管理センター'''、'''内閣危機管理センター'''などと称される<ref>「[http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/180/0018/18004180018024a.html 第180回国会 衆議院予算委員会議事録 第24号]」 2012年4月18日。2018年9月17日閲覧。</ref>。
1995年1月の[[阪神・淡路大震災]]発生時に当時の[[村山内閣]]は、情報の集約と迅速な震災対応を欠いた。また、同年3月の[[オウム真理教]]による[[地下鉄サリン事件]]では、改めて危機管理体制の未整備をあらわにした。96年2月、[[第1次橋本内閣|橋本内閣]]は、内閣官房に危機管理チームを設け、[[内閣官房]]6室の[[官僚]]が、[[内閣官房長官|正]][[内閣官房副長官|副官房長官]]とともに、緊急事態発生時の対応に当たることとした。そして5月には危機管理センターを首相官邸に設け、[[警察庁]]、[[防衛省]]、[[消防庁]]、[[海上保安庁]]、[[気象庁]]との間のネットワークを確立し、24時間態勢で情報集約に当たることとした<ref name="知恵蔵">[[知恵蔵]]『危機管理センター』、執筆:千葉大学法経学部教授新藤宗幸、2007年。 </ref>。正式名称は[[内閣情報調査室#内閣情報集約センター|内閣情報集約センター]]で、1個班4名で編成され、5個班が24時間態勢で勤務している<ref name="イミダス">[https://imidas.jp/genre/detail/C-109-0036.html 危機管理センター | 時事用語事典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス]</ref>。同センターには、警察庁、消防庁、海上保安庁、防衛省、気象庁との直通[[ファクス]]が設置されている<ref name="イミダス" />。98年4月には、[[内閣危機管理監]]なる[[官房副長官]]相当職を設けた。2001年4月以降、同センターは内閣危機管理監、[[内閣官房副長官補#内閣官房事態室|
緊急事態発生時には、
===概略===
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