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'''光田 康典'''(みつだ やすのり、[[1972年]][[1月21日]] - )は、[[日本]]の[[作曲家]]、[[編曲家]]。[[山口県]][[熊毛郡 (山口県)|熊毛郡]][[熊毛町]](のちの[[周南市]])出身の[[作曲家]]、[[編曲家]]。[[ゲームミュージック]]、[[アニメ]]、[[テレビ]]の音楽を主として活動する。
 
== 来歴 ==
姉の影響により、5歳から[[ピアノ]]を習い始める。高校時代に[[映画]]にはまり熱中し、その頃見たイタリア映画『[[鉄道員_(1956年の映画)|鉄道員]]』の音楽に感動したする。これが音楽を志すきっかけになったという。高校卒業後上京し、[[ミューズ音楽院]]コンポーザー・アレンジャー専攻に進学。在学中、[[ウルフ・チーム]]にアルバイトで入り、[[FM音源]]で音色を作成していた<ref>『[[ゲーム批評]] 2003年9月号 Vol.52』マイクロデザイン出版局、2003年、51頁。</ref>。
 
[[ミューズ音楽院]]卒業後、[[1992年]]に[[スクウェア (ゲーム会社)|スクウェア]](後の[[スクウェア・エニックス]])に入社する。『[[ファイナルファンタジーV]]』『[[聖剣伝説2]]』『[[ロマンシング サ・ガ2]]』ほか、さまざまな作品のサウンドエンジニアとして効果音などを担当した。そして[[1995年]]に『[[クロノ・トリガー]]』で作曲家デビューし、その後は『[[FRONT MISSION SERIES GUN HAZARD|ガンハザード]]』『[[ゼノギアス]]』などの作曲を担当した。
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[[2008年]]10月5日からテレビアニメ『[[イナズマイレブン (アニメ)|イナズマイレブン]]』の音楽なども手掛けるようになり、[[2009年]]夏には自身の手掛けたヴォーカル曲を集めた「Colours of Light 光田康典ヴォーカル・コレクション」をSLEIGH BELLSから発売した。
 
[[2010年]]「機動戦士ガンダム00 Voice Actor Single 中村悠一 come across グラハム・エーカー」の作編曲を手掛け、でる。アーティストのプロデュースも行っていると語っている<ref>『[[週刊ファミ通]]』2010年2月25日発売号{{要ページ番号|date=2020年2月}}</ref>。
 
2010年12月23日から公開の『[[劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来]]』の音楽も手がける。全国229スクリーン(3Dは当初より拡大され191スクリーン、2Dは28スクリーン)で公開され、2010年12月23日初日で興収2億5,651万5,700円、動員は20万9,917人を記録し、初週土日2日間で興収2億円を突破し映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった。
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2018年5月23日、2017年12月1日に[[任天堂|任天堂株式会社]]から発売された、Nintendo Switch『[[ゼノブレイド2]]』本編に使用された全105曲をCD5枚組に収録したオリジナル・サウンドトラックを発売した。光田康典に加え、作曲陣としてはACE(工藤ともり、CHiCO)、平松建治、[[清田愛未]]を迎えている。また、アイルランドのコーラス・グループANÚNA(アヌーナ)や、[[神奈川フィルハーモニー管弦楽団]]、Bratislava Symphony Choirをはじめとしたミュージシャンが多数参加した<ref>{{Cite web|url=https://www.procyon-studio.co.jp/special/xenoblade2/|title=Xenoblade2 ゼノブレイド2 Original Soundtrack|work=PROCYON STUDIO|accessdate=2020-07-24}}</ref>。
 
光田は[[ゼノブレイド2 黄金の国イーラ]]』の作曲では、人間の複雑な感情を表現するのは打ち込みではなく生楽器が向いていると考え、アコースティックにこだわったと述べている<ref>{{Cite web|url=https://eonet.jp/zing/articles/_4102874.html|title=「ゼノブレイド2 黄金の国イーラ」作曲で光田康典「複雑な感情を表現するため生楽器にこだわった」|work=Zing!|date=2019-01-29|accessdate=2020-07-24}}</ref>。
 
2019年7月4日、スペインのマラガでおこなわれた「MOSMA MOVIE SCORE MALAGA 2019」インターナショナル・フェスティバルにおいて、最優秀作曲賞 MOSMA AWARD 2019を受賞。
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* [[イナズマイレブン アレスの天秤]] (2018年)
* [[イナズマイレブン オリオンの刻印]] (2018年 - 2019年)
* [[月とライカと吸血姫]] (2021年10月放送、テレビ東京、BS日テレ、サンテレビ、KBS京都)
 
=== テレビ番組 ===
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* 2014年9月24日 - NHK宇都宮放送局開局70周年記念 栃木発地域ドラマ [[ライド ライド ライド]](NHK)
* 2014年10月16日 - コズミックフロント「若田飛行士が見た"宇宙絶景"」(NHK)
* 2017年1月18日 - NHK山口放送局開局75周年記念 山口発地域ドラマ「[http://www.nhk.or.jp/yamaguchi/roudokuya/[朗読屋]]」(NHK)
 
=== 映画 ===
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* CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour - RADICAL DREAMERS - Live Audio(2020年7月1日、moraのみ2020年6月24日先行販売、作曲、編曲、プロデューサー、アルバム総監修)
* U-NEXT オリジナルのサウンドロゴ(2020年8月14日、作曲)
* CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 - RADICAL DEREAMERS - FINAL at NAKANO SUMPLAZA 2020 Blu-ray (2021年4月14日、作曲、編曲、演奏、プロデュース、Blu-ray総監修)
 
== 楽譜 ==
 
* エレクトーンでひくクロノ・トリガー(1995年)
* 楽しいバイエル併用 クロノ・トリガー オリジナル・サウンドトラック(1995年)
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* Xenogears 20th Anniversary Concert -The Beginning and the End -(2018年4月7日、4月8日 ※制作総指揮、キーボード、パーカッション、ブズーキ演奏)
* CHRONO ORCHESTRA 時を渡る翼(大阪:2019年9月7日、東京:10月27日 ※トークゲストのみ)
* ブルガリアン・ヴォイス  アンジェリーテ来日公演2019(2019年9月29日  ※最先と最後『ゼノギアス』より 、ヴァルキュリア~亡びの力~『蒼き革命のヴァルキュリア』より、ほか、トークゲスト)
* CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 - RADICAL DREAMERS -(東京:2019年11月3日、大阪:11月16日、名古屋:11月17日、追加公演(中野サンプラザ):2020年1月24日、1月25日 ※制作総指揮、キーボード、パーカッション、ブズーキ)
 
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「プロキオン・スタジオ」は1998年7月にフリーになった時に個人事務所として設立した時から使用している名称である。その後の2001年11月、当時制作中であった「ゼノサーガ エピソードI」のサウンドチームのメンバーを中心に[[特例有限会社|有限会社]]として法人化したのが現在の姿である。法人化当初は光田陽子が取締役であったが、2005年11月からは光田康典自身が取締役に就任している。また、音楽ソフトウェア開発を主軸とする株式会社DETUNEの取締役でもある。
 
音楽や効果音などの音響制作が主な事業。全社あげてサウンド全般を担当することも多い一方、逆に(音楽制作を担当せず)効果音のみを単独で担当することもあり、すべてが光田康典の音楽を中心とした事業展開ではない。<!--2011年に四ッ谷に社屋を移し、レコーディングスタジオなども完備。本格的に総合音楽制作会社となる(2014年3月に市谷に移転、スタジオは閉鎖)。-->
 
<!--2011年に四ッ谷に社屋を移し、レコーディングスタジオなども完備。本格的に総合音楽制作会社となる(2014年3月に市谷に移転、スタジオは閉鎖)。-->
その他、一般消費者向けに以下の事業も展開している。
 
; スレイベルズ
: 2001年、法人化とほぼ同時にスタートした自社レーベル。光田が担当した音楽作品のCD発売が主。当初はCD化出来なかった音源のCD化が主だったが、その後はメジャーレーベル化により、当初から自社でのCD発売を企画していることも多い。一部を除き、販売は[[ソニー・ミュージックディストリビューション]]に委託している。