削除された内容 追加された内容
18行目:
2007年に、PDA・携帯電話・音楽プレイヤー等々を統合した[[iPhone_(初代)|初代iPhone]]が登場。[[2010年代]]以降のPDAは、[[タブレット (コンピュータ)|タブレット端末]]および[[スマートフォン]]などの携帯デバイスに発展的解消した形となっている。
 
日本では、[[シャープ]]が手書き・ペン操作可能な[[ザウルス]]を発売し、一時日本のPDA市場を席巻したが、そもそも市場規模小さいものに留まった。また、[[パイオニア]]も1996年に全画面液晶表示の携帯電話端末[[DP-211]]、翌年に[[DP-211SW]]を発売している。メモ・スケジュール・ゲーム・メールなどを扱う、日本の元祖PDA・スマートフォンともいえる端末であったが、日本は各社がよりコンパクトかつ使い易い“普通の”携帯電話端末の開発を進め、ユーザーもまたそれを求めた。つまり「全画面液晶、タッチパネル操作による情報端末」に対する技術と市場がまだ熟成していなかったために他社で追随するものは現れず、パイオニアもこの市場ニーズに合わせる形となり、機能を高めていった[[DP-212]]、[[J-PE01]]、[[J-PE02]]のあとの同社製後継機である[[J-PE03]](2000年)は当時の一般的な携帯電話端末の形式に高機能を押し込んだ。J-PE03のマイナーチェンジ版であるJ-PE03IIをもって、パイオニアは携帯電話端末・PDAから撤退した。
 
2000年代の日本で大衆的に普及したのは多機能[[携帯電話]]([[フィーチャーフォン]])の方あり、これらはPDA並の多機能に加えカメラ機能も有し、幅広く使われていた。しかし操作性や互換性などが欠落していたため、[[スマートフォン]]が登場すると一気に淘汰された。
 
== 仕様 ==