「ナガセヴィータ」の版間の差分

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Makotoiz (会話 | 投稿記録)
→‎沿革: ナガセケムテックスの生化学品事業の統合について追加。
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→‎破綻前と破綻後の売上高・営業利益の推移: ナガセケムテックスの生化学品事業の統合について追加。
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また、長瀬洋社長は同中期計画の新聞インタビューで、林原の海外事業について「これまで代理店に任せきりで戦略的ではなかった」と指摘し「長瀬産業の海外拠点活用や営業要員の拡充など、長瀬産業が主体となって展開する方針」「林原の海外売上高は現在30億円程度だが、3年後に60億円を目指す」としていた<ref>[「長瀬産業、「林原」中核に生活関連の売上高8割増へ日経新聞, 2012年5月26日」</ref>。しかし、その後2014年に当時の林原社長であり'''長瀬洋の義兄でもある長瀬玲二'''の指示の元、同社は、林原靖が自著で「失敗」とし契約変更した戦術であり、また義弟の長瀬洋が批判した方針である'''「代理店に任せきる」方法'''でもあるトレハロースの欧米での販売契約の独占的付与をカーギル社に対して行った<ref>[「長瀬産業、「林原」中核に生活関連の売上高8割増へ日経新聞, 2012年5月26日」</ref><ref>[TREHA TMの販売代理店契約をカーギル社と締結(株式会社林原,2016年)]</ref><ref>[林原靖『破綻 バイオ企業・林原の真実』ワック株式会社, 2013年 pp76-81]</ref>。結果、2018年3月現在、トレハロースの'''売上げは日本国内が30,000トンなのに対し、海外売上は1,000トンに至っていない'''といい、果たして長瀬産業の海外施策が攻を奏しているか疑問符が付く<ref>[『非科学的な批判に対峙する食品企業』WEDGE, 2018年4月号]</ref>。
 
なお、2023年4月1日に林原はナガセケムテックスの生化学品事業を統合したため、2023年度以降の売り上げはその分の割り増しが含まれることになる<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.nagase.co.jp/assetfiles/news/20230116.pdf|title=グループ子会社の統合について|publisher=長瀬産業|accessdate=2024-04-14}}</ref>。