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[[File:Tetsuinchou.jpg|thumb|250px|鉄印帳と鉄印]]
'''鉄印'''(てついん)は、[[第三セクター鉄道|第三セクター鉄道等協議会]](三セク協)と[[旅行読売出版社]]による共同連携事業<ref>[http://www.isetetu.co.jp/topi/tetsu_in/20200623.pdf 地方鉄道をつなぐ、沿線を元気にする「鉄印帳」の販売について〜全国40の鉄道会社のオリジナル印『鉄印』を集める旅に出よう〜] - 伊勢鉄道</ref>。
 
本項では、[[読売新聞大阪本社]]が運営し、[[非代替性トークン|NFT]]化された鉄印を[[スマートフォン]]で簡単に購入出来るWEBアプリ版の'''鉄印帳デジタル(鉄印帳DIGITAL)'''ついても述べる。
 
[[File:TetsuinchouTetsuincho MinamiAsoRailway 20230715.jpg|thumb|250px|鉄印帳と鉄印]]
== 概要 ==
三セク協加盟鉄道事業者のうち、40社にて販売を行い、各鉄道事業者の所定の販売箇所等<ref>{{Cite web|和書|title=鉄印帳はどこで買える?|url=https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/news/000548.html|publisher=旅行読売出版社|accessdate=2024-06-02}}</ref>で、台帳に相当する「'''鉄印帳'''」を税込み22002,200円で購入した上で、当日有効な乗車券類を提示した上、記帳料(鉄道事業者により異なるが税込み300円から)を支払うと、14×11センチほどの「'''鉄印'''」が購入出来る。<br>
デザインは、事業者名または路線名を記した黒い文字と鉄道事業者のロゴなどを記した赤い印の組み合わせで、寺社で授与される御朱印に似ている<ref name="AERA">{{Cite journal|和書|author=野村昌二|title=鉄印は三セク鉄道の救世主|date=2020-12-07|publisher=朝日新聞出版|journal=AERA|volume=33|issue=57|pages=33-36}}</ref>。
 
[[File:Tetsuincho MeisterCard OMOTE.jpg|thumb|250px|鉄印帳マイスターカード(表面)<br>【上】シリアルナンバー「T02-2001」以降に発行される濃い翠色基調のカード<br>【下】シリアルナンバー「T02-2000」以前に発行されていた紺色基調のカード]]
[[File:Tetsuincho MeisterCard URA.jpg|thumb|250px|鉄印帳マイスターカード(裏面)<br>シリアルナンバー「T02-2001」以降に発行されるカード(上)には、ハピラインふくいのシンボルマークが新たに追加された。]]
全40社の鉄印をコンプリートすると、希望者には「'''鉄印帳マイスター'''」の称号が授与され、シリアルナンバーが刻印された「鉄印帳マイスターカード」が発行される。合わせて、旅行読売出版社の公式サイト「たびよみ」において、シリアルナンバー・住所(都道府県のみ)・氏名(匿名希望の場合は「匿名希望」表示)が公示される<ref name="AERA"/>。
 
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[[2024年]][[2月15日]]、全40社の鉄印をコンプリートした「鉄印帳マイスター」が累計2,000人を突破するのに合わせて、希望者に発行される「鉄印帳マイスターカード」のシリアルナンバー「T02-2001」以降のカードから、従前の紺色から濃い翠(みどり)色を基調としたデザインにリニューアル<ref>{{Cite web|和書|title=鉄印帳マイスターカードリニューアルのお知らせ|date=2024-02-15|url=https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/news/002488.html|publisher=旅行読売出版社|accessdate=2024-06-02}}</ref>され、裏面にデザインされている三セク協加盟各社のシンボルマークに、新たに[[ハピラインふくい]]を加えた41社がデザインされたものとなった。<ref>{{Cite web|和書|title=森川あやこ公式twitter|url=https://x.com/officeaim/status/1760202929108393988|accessdate=2024-6-2}}</ref><ref group="注">ハピラインふくいは、鉄印および鉄印NFTの販売予定について、開業した2024年3月16日以降、公式発表されてされておらず、販売予定も未定である。</ref>
 
[[File:Tetsuincho DIGITAL Gamen.jpg|thumb|250px|鉄印帳デジタルの「鉄印NFT」一覧画面の例]]
=== 鉄印帳デジタルによる「鉄印NFT」の販売開始 ===
2024年[[3月19日]]、NFT化された鉄印(鉄印NFT)をスマートフォンで簡単に購入出来るWEBアプリ版の「鉄印帳デジタル(鉄印帳DIGITAL)」の販売が開始された。<ref>{{Cite web|和書|title=デジタルでも鉄印が集められます!「鉄印帳デジタル」3/19スタート|url=https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/news/002497.html|publisher=旅行読売出版社|accessdate=2024-06-02}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=鉄印帳DIGITALトップページ|url=https://www.tetsuin.yomiuri.co.jp/|publisher=読売新聞大阪本社|accessdate=2024-06-02}}</ref>
 
こちらは、旅行読売出版社と同じ[[読売新聞グループ本社|読売新聞グループ]]の傘下である[[読売新聞大阪本社]]が運営を行い、ユーザー登録(登録は無料)、各鉄道事業者の駅や列車内<ref name="tetsuinnft">{{Cite web|和書|title=鉄印NFTはどの駅で買える?|url=https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/news/002544.html|publisher=旅行読売出版社|accessdate=2024-06-02}}</ref>などに設置された[[QRコード]]をスマートフォンで読み取り、[[クレジットカード]](一部のブランド[[デビットカード]]・[[ブランドプリカ|ブランドプリペイドカード]]も可)または[[Apple Pay]]決済にて記帳料(鉄道事業者により異なるが税込み550円から)を支払うと、シリアルナンバーが付与された「'''鉄印NFT'''」が購入出来る。<ref>{{Cite web|和書|title=「鉄印帳デジタル」の使い方|url=https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/news/002546.html|publisher=旅行読売出版社|accessdate=2024-06-02}}</ref>
 
鉄印NFTの購入にあたっては、先述の通り「QRコードを読み取ることが出来るスマートフォン」と「決済に必要なクレジットカードまたはApple Pay」が必要となるが、'''鉄印の購入では必須である「鉄印帳」および「当日有効な乗車券類」の購入(所持)が不要'''となっている。<br>