削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
WP:MOSBIO表記の修正。
28行目:
'''鳥山 明'''(とりやま あきら、[[1955年]]〈[[昭和]]30年〉[[4月5日]] - [[2024年]]〈[[令和]]6年〉[[3月1日]]<ref name=":0">{{Cite web|和書|url= https://www.shonenjump.com/j/2024/03/08/240308_oshirase.html |title=訃報 |publisher=少年ジャンプ公式サイト |accessdate=2024-03-08}}</ref>)は、[[日本]]の[[漫画家]]、[[キャラクターデザイナー]]。
 
プロダクションはBIRD STUDIO(バード・スタジオ)。[[愛知県]][[清須市]]<ref>[http://www.inlifeweb.com/reports/report_350.html INLIFE 男の履歴書 鳥山明]</ref><ref>『[[中日新聞]]』2013年7月28日朝刊県内広域版25頁「ドラゴンボールの世界 名古屋 鳥山明さん企画展」([[中日新聞社]] 佐藤航)</ref><ref>『中日新聞』2018年11月20日朝刊県内版18頁「次世代へ激励メッセージ 県ゆかり著名人ら 11人の寄稿集」(中日新聞社 安藤孝憲)</ref><ref>『[[朝日新聞デジタル]]』2024年3月9日配信記事「[https://www.asahi.com/articles/DA3S15883214.html 鳥山明さんは故郷の元気玉 市の記念ロゴ、学校にイラスト 愛知・清須出身]」([[朝日新聞東京本社]])</ref><ref>『[[毎日新聞]]』2024年3月8日配信記事「[https://mainichi.jp/articles/20240308/k00/00m/040/097000c 鳥山明さん死去 出身地の愛知・清須市へ記念ロゴ描き下ろしたばかり]」([[毎日新聞東京本社]]【川瀬慎一朗】)</ref>(旧:[[西春日井郡]][[清洲町]])出身{{Efn2|[[名古屋市]]出身とする文献もある<ref name="nagoya">『[[コミックボックス|COMIC BOX]]』「わしの裏話」、1985年11月号。</ref>。}}<ref name="産経新聞20240308"/>、同市在住であった<ref>『東海テレビNEWS』2024年3月8日付「[https://www.tokai-tv.com/tokainews/feature/article_20240308_33220 人気漫画家・鳥山明さん死去 地元の愛知県清須市でも惜しむ声相次ぐ 2025年市制20周年でキャラ制作依頼も]」([[東海テレビ放送]])</ref>。妻は[[少女漫画|少女漫画家]]の[[みかみなち]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/03/08/kiji/20240308s00041000457000c.html|title=鳥山明さん 41年前に「徹子の部屋」に漫画家の妻と“共演” 長者番付1位、結婚…飾らず語っていた素顔|publisher=Sponichi Annex|date=2024-03-08|accessdate=2024-04-08}}</ref>。
 
本人曰く、都会の騒がしさや人の多さが大嫌いであり、仕事でやりとりする人が住んでいた東京都に居住することはなく、ファックスなどでやりとりしていた<ref>鳥山明「トリさのつぶやき - ペンギン村、誕生の秘密」『ペンギン月報7』(Dr.スランプ完全版8巻初版用付録)、集英社、2007年。</ref>。
 
代表作の『[[Dr.スランプ]]』の累計発行部数は'''3000万部'''を記録<ref>{{Cite web|url=https://www.toei-anim.co.jp/tv/arale/|title=Dr.スランプDVD "SLUMP THE COLLECTION"|publisher=東映アニメーション|accessdate=2024-03-23}}</ref>、『[[ドラゴンボール]]』は'''2億6000万部'''を記録<ref>{{Cite web|url=https://corp.toei-anim.co.jp/ja/press/press-127778833924021494.html|title=2024年秋、展開決定!完全新作アニメシリーズ『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』発表|publisher=東映アニメーション株式会社|date=2023-10-13|accessdate=2024-03-23}}</ref>、『[[ドラゴンクエストシリーズ]]』は、'''8,800万本'''の出荷本数を記録している<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000128734.html|title=『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』発売に先駆け、11月10日(金)よりWEB上でティザー映像と#モンスターズインタビュー同時公開!|publisher=PR TIMES|date=2023-11-10|accessdate=2024-03-23}}</ref>。
70 ⟶ 68行目:
 
=== デビューまでの経緯 ===
デザイン会社を退職後、1年間はアルバイトでイラストを手掛けていたが{{R|box}}、その後は遊ぶ金もなく途方に暮れていたある日、[[喫茶店]]<ref>([[名古屋]][[文化]]の[[漫画喫茶]]店)</ref>で偶然手に取った[[漫画]][[雑誌]]の『[[週刊少年マガジン]]』で、新人賞の作品募集の記事を見つける。入賞すると賞金50万円が手に入ることを知り、23歳にして初めて漫画を描き始めた<ref>鳥山明「-あのころは青かった-これをかいていたころのわし(1)ワンダー・アイランドをかいていたころ」『鳥山明○作劇場Vol.1』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1983年7月15日、{{ISBN2|4-08-851261-8}}、20頁。</ref>。結局、締め切りには間に合わなかったため、1978年1月に『[[週刊少年ジャンプ]]』の新人賞である月例ヤングジャンプ賞へ応募作品の『アワワワールド』を投稿する{{R|land}}<ref name="sono5.184">鳥山明「わたしはこうしてマンガ家になってしまった その5」『鳥山明○作劇場Vol.2』184頁</ref>。投稿したのは[[ギャグ漫画]]であるが、その理由はストーリー漫画と賞金が一緒なのにページ数は半分であったため{{R|Japan}}<ref>[[サンケイスポーツ]]特別版『ドラゴンボールZ 復活の「F」新聞』の鳥嶋和彦のコメントより。</ref>。
 
投稿した作品は入賞には及ばないかったものの<ref>『さらばわが青春の『少年ジャンプ』』pp.280</ref>、すぐにまた描き上げた鳥山の投稿作品『謎のレインジャック』を目にした『週刊少年ジャンプ』の編集者の鳥嶋和彦は作中の描き文字(擬音、擬態語など、[[写植]]以外の文字のこと)をカタカナでなくアルファベットを使用していることや、対象を様々な角度から描けること、絵が丁寧に描き込まれていることにセンスを感じ{{R|Japan}}<ref name="A">「神龍通信 第1号 歴代担当者座談会」『ドラゴンボール大全集1巻』別冊付録、集英社、1995年。</ref>「今は下手だが頑張れば何とかなるかもしれないから、もっと描いて送ってよ」とアドバイスをした{{R|sono5.184}}。この頃は『[[スター・ウォーズ]]』の[[パロディ]]などを描いており{{R|A}}、一部の作品は後にファンクラブの会報に掲載された。なお、この作品自体はパロディは賞の対象にならない規定により選外になった{{R|Japan}}。
409 ⟶ 407行目:
; その他
: 愛知県が鳥山明の自宅前から空港までの直通の道路(鳥山ロード)を作ったという話は、『桃太郎電鉄』の製作者[[さくまあきら]]が雑誌に書いた嘘記事である<ref>{{Cite web|和書|url=http://sakumania.com/diary/nikki/080507.html|title=5月7日(水)|publisher=さくまあきらホームページ|date=2008-05-07|accessdate=2022-08-20}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://sakumania.com/diary/nikki/080508.html|title=5月8日(木)|publisher=さくまあきらホームページ|date=2008-05-08|accessdate=2022-08-20}}</ref>。
: 本人曰く、都会の騒がしさや人の多さが大嫌いであり、仕事でやりとりする人が住んでいた東京都に居住することはなく、ファックスなどでやりとりしていた<ref>鳥山明「トリさのつぶやき - ペンギン村、誕生の秘密」『ペンギン月報7』(Dr.スランプ完全版8巻初版用付録)、集英社、2007年。</ref>。
: 『Dr.スランプ』の登場キャラクターである空豆ピースケの趣味は[[サイン (有名人の署名)|サイン]]集めだが、これは、鳥山の趣味がそのまま反映されたもの{{R|torisa}}。
: 好きな季節は夏だと語っており、作品の季節感も夏であることが多い。本人いわく「蚊さえいなければ最高」とのこと<ref>鳥山明『ドラゴンボール 第18巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1989年7月15日、{{ISBN2|4-08-851615-X}}、カバー折り返し。</ref>。