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== 教育内容 ==
 
東京大学の知の財産を活用した、独自の教育活動の展開が大きな特徴である。近年は、東大との連携をより深める改革が進んでいる<!--<ref>{{Cite web |title= 東京大学教育学部附属中等教育学校学校説明パンフレット2018|url=hthttps://https://www.asahi.com/edua/article/14760158
=東京大学教育学部附属中等教育学校}}</ref>。URL とTITLEが合致しない--><ref>{{Cite web |title= |urlname="文部科学省調書">[https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/10/toudai.htm 東京大学教育学部附属中等教育学校の概要] 文部科学省調書から</ref>。
=}東京大学教育学部附属中等教育学校の概要 文部科学省調書から}</ref>。
 
;教育目標
「未来にひらく自己の確立」<ref>{{Cite web |titlename="教育目標">[https://www.hs.p.u-tokyo.ac.jp/aboutus/purpose 教育目標] 東京大学教育学部附属中等教育学校学校公式サイト|url=hthttps:<//https://www.hs.p.u-tokyo.ac.jp/aboutus/purposeref>。
=東京大学教育学部附属中等教育学校}}</ref>。
;教育方針
*学習の基礎である「5つの力」(ことばの力・論理の力・身体と表現の力・情報の力・関係の力)の獲得
*教科の学習と総合学習を統合させ、未来を開いていく力の獲得に向けた「『知の総合』学習」
;教育の特色
創立以来半世紀以上にわたり中高一貫教育を行い日本の中等教育を牽引し、教科の学習と総合学習の2本の柱から「5つの力」の獲得を目指し、子どもたちが未来をひらいていく力、すなわち“生きるちから”を育てる。「自分づくりの学び」に向け、東京大学全学の連携・協力そして支援のもとにその知的資源をカリキュラムに活かした学習環境デザインを実践する学び舎{{R|"教育目標"}}
<ref>{{Cite web |title= 東京大学教育学部附属中等教育学校学校公式サイト|url=hthttps://https://www.hs.p.u-tokyo.ac.jp/aboutus/purpose
=東京大学教育学部附属中等教育学校}}</ref>。
 
;1 「5つの力」とは{{R|"教育目標"|"文部科学省調書"}}
 
;1 「5つの力」とは
*『ことばの力』- 自分や社会、自然についてしっかり知り、自分の考えをことばを使ってはっきり伝える力
*『論理の力』- すじみちをたててきちんと考えることのできる力
*『身体と表現の力』- さまざまな技を身につけ、しなやかな発想や柔軟な身のこなしで自分を表現できる力
*『情報の力』- あふれる情報のなかから必要な情報を選び、発信することのできる力
*『関係の力』- 他の人との関係を大切にし、対等な関係をきりむすぶことのできる力<ref>{{Cite web |title= 東京大学教育学部附属中等教育学校学校公式サイト|url=hthttps://https://www.hs.p.u-tokyo.ac.jp/aboutus/purpose
=東京大学教育学部附属中等教育学校}}</ref>。<ref>{{Cite web |title= |url=https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/10/toudai.htm
=}東京大学教育学部附属中等教育学校の概要 文部科学省調書から}</ref>。
 
;2 「教科の学習」
:一貫制度の特長を生かし教科内容や通常の教科構成とは異なる教科編成を行うなどの工夫を取り入れている。5・6年生においては、将来の進路も視野に入れ、生徒の多様な進路希望に答えるべく、広範な選択科目を置く。東京大学全学の協力を得て「数学特論」「現代宇宙論」「図書館情報学入門」「臨床心理学」の講座の設置。<ref>{{Cite web R|title= |url=https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/10/toudai.htm"文部科学省調書"}}
=}東京大学教育学部附属中等教育学校の概要 文部科学省調書から}</ref>。
 
;3 「総合学習」<ref>{{Cite web R|title= |url=https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/10/toudai.htm"文部科学省調書"}}
=}東京大学教育学部附属中等教育学校の概要 文部科学省調書から}</ref>。
* 1・2年生では「総合学習入門」をおこなう。これは、「5つの力」の獲得を意図したさまざまな題材・手法を経験することによって総合的な学力の基礎を養うものである。
* 3・4年生では「課題別学習」を行う。これは、用意された講座の中からそれぞれの生徒が、関心の深いものを選び2学年混合で行う研究活動である。校外での調査活動や宿泊を伴うフィールドワークもふくみながら担当教師の指導で総合的な学習の手法や考え方を身につけることを意図している。
* 5・6年では「卒業研究」を行う。これは一人一人の生徒が自分で決めたテーマ について2年間をかけて研究し、研究が進路につながるケースが多い<ref>{{Cite web |title=[https://www.asahi.com/edua/article/14757658 「適性検査」のルーツ④南風原朝和・東大名誉教授|url=hthttps://https:/「適性検査は学力検査と何が違うのか」]</www.asahi.com/edua/article/14757658ref>{{R|"文部科学省調書"}}
=}}</ref>。<ref>{{Cite web |title= |url=https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/10/toudai.htm
=}東京大学教育学部附属中等教育学校の概要 文部科学省調書から}</ref>。
 
 
=== 東大との連携 ===
<ref>{{Cite web |titlename= 東京大学大学院"附属中等教育学研究科・教育学部|url=hthttps://https://校">[https://www.p.u-tokyo.ac.jp/facilities/k2 附属中等教育学校] 東京大学大学院教育学研究科・教育学部</ref>。
* 近年は東京大学との連携が更に強化し、教育学部に限らず、日常的に様々な専門分野(授業教科及び学校運営)でのコラボが増え、総長をあげて東京大学本体との関係が密である。<ref>{{Cite web |title= 東京大学新聞|url=hthttps://https://[https://www.todaishimbun.org/sncampus0122/ 白金・中野キャンパス紹介:東大生もあまり知らないスゴいキャンパス] 東京新聞オンライン</ref>{{R|"附属中等教育学校"}}
=}}</ref>。
* 生徒が生涯にわたって学びの実感を得ることのできる知的好奇心と探究心を原点とする学習者中心の教育に取り組む。[[東京大学大学院情報学環・学際情報学府]]の知見から、高性能なCPUを増やすフィンランドやオランダの教育スタイルを参考に、フィンランドメソッドという、学びのイニシアチブが教員ではなく生徒にある学習環境を実践している。<ref>{{Cite web |title= 8|url=[https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/FY2021_sympo.pdf シンポジウム「これから求められる主体的・探究的な学びのかたちとは―東大附属中等教育学校での教育実践と効果検証から見えてくるもの―」]</ref>。
* 近年は東京大学との連携が更に強化し、教育学部に限らず、日常的に様々な専門分野(授業教科及び学校運営)でのコラボが増え、総長をあげて東京大学本体との関係が密である。<ref>{{Cite web |title= 東京大学新聞|url=hthttps://https://https://www.todaishimbun.org/sncampus0122/
* 学校長は東京大学教育学部教授が務めている。総長をはじめとした同大学教授陣による特別講義や特別授業も行われる。卒業式や入学式では、東大総長、教育学部長から祝辞があり、東京大学の一員として共に研究を進めていこうという訓辞がある。<ref>{{Cite web R|title= 東大"附属中等教育学校|url=hthttps://https://"}}<ref>[https://www.p.u-tokyo.ac.jp/facilitiesfocus/k2ja/articles/t_z0110_00015.html 五神総長の特別授業が教育学部附属中等教育学校で行われる]</ref>。
=}}</ref>。<ref>{{Cite web |title= 東大附属学校|url=hthttps://https://https://www.p.u-tokyo.ac.jp/facilities/k2
* 東京大学芸術創造連携研究機構と共同で芸術活動に力を入れており、芸術を新たな視点から捉え直す機会と多彩な体験活動機会が多い。国内外の一流芸術家とのワークショップが多数あり、授業外の土日に開催されている。<ref>{{Cite web R|title= 東大"附属中等教育学校|url=hthttps://https://"}}<ref>[https://www.part.c.u-tokyo.ac.jp/facilities 東京大学芸術創造連携研究機構]</k2ref>。
=}}</ref>。
* [[東京大学大学院]]博士課程の学生が、生物部のコーチを歴代で務め、文献検索、画像解析、統計など、大学レベルの研究で用いられる技術を教え、日々研究のノウハウを提供し生徒を支えている。<ref>[https://lci.c.u-tokyo.ac.jp/~kazuki/outreach/outreach.html 中高生の研究指導活動について] 原田一貴, Ph. D</ref>。東大附属出身で東大進学をしたコーチに関しては、東大総長賞を受賞した。<ref>[https://www.bs.s.u-tokyo.ac.jp/news/182.html 細胞生理化学研究室博士3年の桑原嵩佳さんが総長賞を受賞] 東京大学大学院理学系研究所生物化学専攻</ref><ref>[https://hd.lne.st/2021/06/01/5130/ 躍進する生物部の裏にいる、博士コーチという存在 〜東京大学教育学部附属中等教育学校 生物部の外部指導員〜]</ref>。
* 生徒が生涯にわたって学びの実感を得ることのできる知的好奇心と探究心を原点とする学習者中心の教育に取り組む。[[東京大学大学院情報学環・学際情報学府]]の知見から、高性能なCPUを増やすフィンランドやオランダの教育スタイルを参考に、フィンランドメソッドという、学びのイニシアチブが教員ではなく生徒にある学習環境を実践している。<ref>{{Cite web |title= 8|url=https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/FY2021_sympo.pdf
=シンポジウム「これから求められる主体的・探究的な学びのかたちとは―東大附属中等教育学校での教育実践と効果検証から見えてくるもの―」}}</ref>。
* 学校長は東京大学教育学部教授が務めている。総長をはじめとした同大学教授陣による特別講義や特別授業も行われる。卒業式や入学式では、東大総長、教育学部長から祝辞があり、東京大学の一員として共に研究を進めていこうという訓辞がある。<ref>{{Cite web |title= 東大附属学校|url=hthttps://https://https://www.p.u-tokyo.ac.jp/facilities/k2
=}}</ref>。<ref>{{Cite web |title= |url=hthttps://https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/t_z0110_00015.html
=}}</ref>。
* 東京大学芸術創造連携研究機構と共同で芸術活動に力を入れており、芸術を新たな視点から捉え直す機会と多彩な体験活動機会が多い。国内外の一流芸術家とのワークショップが多数あり、授業外の土日に開催されている。<ref>{{Cite web |title= 東大附属学校|url=hthttps://https://https://www.p.u-tokyo.ac.jp/facilities/k2
=}}</ref>。<ref>{{Cite web |title= 東京大学芸術創造連携研究機構|url=hthttps://https://www.art.c.u-tokyo.ac.jp/
=}}</ref>。
* [[東京大学大学院]]博士課程の学生が、生物部のコーチを歴代で務め、文献検索、画像解析、統計など、大学レベルの研究で用いられる技術を教え、日々研究のノウハウを提供し生徒を支えている。<ref>{{Cite web |url=https://lci.c.u-tokyo.ac.jp/~kazuki/outreach/outreach.html
=} 中高生の研究指導活動について}</ref>。東大附属出身で東大進学をしたコーチに関しては、東大総長賞を受賞した。<ref>{{Cite web |title= |、「高校生への研究指導活動における国際的に卓越した実績」という受賞題目で令和5年度「東京大学総長賞」url=https://www.bs.s.u-tokyo.ac.jp/news/182.html
=}}</ref>。<ref>{{Cite web |url=https://~https://hd.lne.st/2021/06/01/5130/#:~:text=%E7%94%9F%E7%89%A9%E9%83%A8%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%92,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E9%A9%9A%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82:text= 躍進する生物部の裏にいる、博士コーチという存在 〜東京大学教育学部附属中等教育学校 生物部の外部指導員〜}</ref>。
* 課題別学習では、[[東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構|東大田無キャンパス農場]]での農業実習体験、田無演習林地や東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所(三崎臨海実験場)での各種体験活動を行う。
*学部生院生同様の UTokyo Accountを用いたGoogleのシステム(東京大学アカウント「ECCSクラウドメール」を利用)を、附属の生徒も6年間使用する。先生からの諸連絡はどの教科もECCS GmailとGoogle class room・Google チャットが活用されており、授業ではGoogleドライブ・Googleドキュメント・Googleスプレッドシート・Googleフォーム・YouTube・Google Meetを1年生から本格的に使用し、東京大学のシステムを利用したICT化が進んでいる。
* 東京大学大学院生による季節ごとの放課後補習、夏季休暇中の自習サポート、定期考査前の放課後学習サポートがある。
* 3年生4年生は、東大教授陣がリレーし担当する授業が行われている。<ref>{{Cite web R|title= 東大"附属中等教育学校|url=hthttps://https://https://www.p.u-tokyo.ac.jp/facilities/k2"}}。
* 東大医学部生の学生団体AMSSによる講演会が開催され、論文の書き方や構成と展開の指導をする。<ref>{{Cite web |title= 東大附属学校 アウトリーチ|url=hthttps://https://[https://amsstudents-homepage.wixsite.com/website/21-10-9 東大附属学校 アウトリーチ]</ref>。
=}}</ref>。
* [[東京大学本郷地区キャンパス|東京大学本郷キャンパス]]の[[安田講堂]]での音楽祭(前期課程=中学生)や、本郷キャンパスを巡る東大探検の授業が生徒から人気がある。<ref>{{Cite web R|title= |url=https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/10/toudai.htm"文部科学省調書"}}。
* 東大医学部生の学生団体AMSSによる講演会が開催され、論文の書き方や構成と展開の指導をする。<ref>{{Cite web |title= 東大附属学校 アウトリーチ|url=hthttps://https://https://amsstudents-homepage.wixsite.com/website/21-10-9
=}}</ref>。
* [[東京大学本郷地区キャンパス|東京大学本郷キャンパス]]の[[安田講堂]]での音楽祭(前期課程=中学生)や、本郷キャンパスを巡る東大探検の授業が生徒から人気がある。<ref>{{Cite web |title= |url=https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/10/toudai.htm
=}東京大学教育学部附属中等教育学校の概要 文部科学省調書から}</ref>。
* 大学進学に向けた自学の場として、 [[東京大学駒場地区キャンパス|東京大学駒場キャンパス]]の図書館は後期課程=高校生の生徒は使用できる。また、東京大学本郷キャンパスの教育学部図書館は、研究活動及び自学の場として、前期課程=中学生から使用が可能で、恵まれた教育環境が準備されている。
* 生徒は、入学時に東京大学の生協会員となり、書籍や文具を中野キャンパス・本郷キャンパス・駒場キャンパスで購入可能。
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=== 総合学習 ===
* 教科横断の「総合的な学習」への取り組みが[[1966年]]度より行われており、1・2年生で総合学習入門、3・4年生で課題別学習、5・6年生で卒業研究をそれぞれ履修する。<ref>{{Cite web |urlname="jstage">[https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/65/7/65_330/_pdf 高大接続を視野に入れた総合学習「卒業研究」の実践]</ref>。
* 校外宿泊生活や東京大学本郷キャンパスのフィールドワーク、地域と連携した中野区フィールドワークなど多様な活動が豊かにプログラムされている。<ref>{{Cite web R|url=https://www."jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/65/7/65_330/_pdf"}}
=} 高大接続を視野に入れた総合学習「卒業研究」の実践}</ref>。
* 校外宿泊生活や東京大学本郷キャンパスのフィールドワーク、地域と連携した中野区フィールドワークなど多様な活動が豊かにプログラムされている。<ref>{{Cite web |url=https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/65/7/65_330/_pdf
=} 高大接続を視野に入れた総合学習「卒業研究」の実践}</ref>。
* ICTでのプレゼンテーションの鍛錬を重ね、生徒の新たな視点の獲得と表現を開くことを目指している。
* 概念中心型授業ではなく、テーマ中心型授業に重きを置いたプログラムの展開。
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=== グローバル ===
* 国際理解・異文化理解・多様性理解の授業を1年時から行う。
* [[英語 (教科)|英語]]の授業では、1~4年次で外国人講師とのチームティーチングを行い、インプット量とともにアウトプット量の確保に重点を置いている。<ref>{{Cite web R|title= |url=https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/10/toudai.htm"文部科学省調書"}}。
* [[TOEFL]]のCriterionを導入している。[[国際コミュニケーション英語能力テスト|TOEIC Bridge L&R]] を1年に2回受検、TOEIC Bridge S&W を1年に1回受検を全学で臨んでいる。<ref>{{Cite web |url=[https://ej-webmagazine.com/educators-voice2308/ 第33回 Criterion®導入校 | 東京大学教育学部附属中等教育学校 戸上和正先生]</ref>。
=}東京大学教育学部附属中等教育学校の概要 文部科学省調書から}</ref>。
* [[TOEFL]]のCriterionを導入している。[[国際コミュニケーション英語能力テスト|TOEIC Bridge L&R]] を1年に2回受検、TOEIC Bridge S&W を1年に1回受検を全学で臨んでいる。<ref>{{Cite web |url=https://ej-webmagazine.com/educators-voice2308/
=} 第33回 Criterion®導入校 | 東京大学教育学部附属中等教育学校 }</ref>。
* [[コロナ禍]]前は東大留学生との交友もあった。外国人留学生の受け入れを行っている。
* 後期課程の英語授業では、少人数クラスを設け、週8コマの英語授業も可能。
* Extensive Englishや外国事情といった、学校独自の設定科目の英語授業がある。
* [[外務省]]の在外日本国総領事館の領事らが行う高校向け出前講座「グローバルに働く」の授業がある。<ref>{{Cite web |url=[https://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/dpr/page23_003848.html 外務省高校講座実施報告 東京都国立東京大学教育学部附属中等教育学校 講演テーマ「グローバルに働く」]</ref>。
=}外務省高校講座実施報告 }</ref>。
* 在籍する外国人留学生のホームステイ先を毎年在校生家庭から募集し、異文化交流の実践が盛んである。
* [[実用英語技能検定|英検]]は1月に団体受験を行い3級~準1級を目指す。
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* 入試の帰国子女枠はなく、帰国子女は一般選抜枠で入学する。
* 国際結婚の子女の入学が増えてきている。
* 後期課程で留学する生徒も多くいる。特に4年次夏から5年次夏まで1年間の留学に行く生徒が多い。成績により、留学の単位を認める制度があり6年で卒業することもできる。<ref>{{Cite web |url=[https://www.mext.go.jp/content/20240528-mxt_kotokoku02-000036066_3.pdf 官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム 【高校生等対象】【拠点形成支援事業】 高等学校等別採用者数]</ref>。
=}官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム}</ref>。
 
=== 卒業研究 ===
探究学習の蓄積により5~6年生で「卒業研究」に取り組む。当校の教員に留まらず、東大教員および東大院生をチューターに迎えてまとめ上げる。<ref>{{Cite web |url=[https://www.p.u-tokyo.ac.jp/archives/4743 全国学芸サイエンスコンクール学校特別奨励賞受賞(附属中等教育学校)]</ref>。
* 卒業研究を[[AO入試]]や学校推薦型選抜に活用する生徒が増えてきており、2024年の大学入試改革へ先駆けた高大接続の成果が見える。また、近年はこの探究をより高度な学習への手掛かりとし、研究者を目指して、学部卒業後に東京大学大学院へ進学する卒業生が増え始めた。<ref>{{Cite web |urlname="schoolexcellence">[https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/event/1344/ 主催シンポジウム「主体的・探究的な学びの体験とその効果検証に向けて―東大附属中等教育学校とCASEER の挑戦―」]</ref>。
=} 全国学芸サイエンスコンクール学校特別奨励賞受賞}</ref>。
* 卒業研究を通じ、全国学芸サイエンスコンクール受賞常連校となっており[[文部科学大臣賞]]の受賞が続く。[[内閣総理大臣賞]]受賞の事例もある。<ref>{{Cite web |url=[https://www.obunsha.co.jp/gakkon/award64.html 全国学芸サイエンスコンクール]</ref>。
* 卒業研究を[[AO入試]]や学校推薦型選抜に活用する生徒が増えてきており、2024年の大学入試改革へ先駆けた高大接続の成果が見える。また、近年はこの探究をより高度な学習への手掛かりとし、研究者を目指して、学部卒業後に東京大学大学院へ進学する卒業生が増え始めた。<ref>{{Cite web |url=https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/event/1344/
* 本校での卒業研究を基に、より発展した研究を東京大学で続けたい生徒が東京大学の学校推薦型選抜(旧推薦入試)に挑戦し合格者が続いたことから、高大接続の事例として「附属学校の卒業研究は東大での学びに何をもたらしているか」というテーマでのシンポジウムも開催された。<ref>{{Cite web |url=[https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/FY2021_sympo.pdf 東大附属中等教育での教育実践と効果検証から見えてくるもの]</ref><ref>[https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/db/sympo/ 効果検証シンポジウム]</ref>{{R|"schoolexcellence"}}。
=} 主体的・探究的な学びの体験とその効果検証に向けて―東大附属中等教育学校とCASEER の挑戦―}</ref>。
* 東大附属の探求学習の叡智の結晶として「高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC)2022」でグランドアワードである科学技術政策担当大臣賞に輝いた卒業研究が、[[アメリカ合衆国|米国]][[テキサス州]][[ダラス]]で開催された科学研究の国際大会であるリジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2023へ日本代表として進出。帰国後に、健闘をたたえて[[文部科学大臣]]より文部科学大臣特別賞を授与。<ref>{{Cite web |url=[https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2023/1416581_00004.htm リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2023に参加した生徒等が部門優秀賞等を獲得しました。また、国際的な科学技術コンテストで特に優秀な成績をおさめた生徒等に対する文部科学大臣表彰等の受賞者を決定しました。]</ref><ref>[https://www.asahi.com/articles/DA3S15500245.html JSEC2022、受賞者決まる]</ref>
* 卒業研究を通じ、全国学芸サイエンスコンクール受賞常連校となっており[[文部科学大臣賞]]の受賞が続く。[[内閣総理大臣賞]]受賞の事例もある。<ref>{{Cite web |url=https://www.obunsha.co.jp/gakkon/award64.html
=} 全国学芸サイエンスコンクール}</ref>。
* 本校での卒業研究を基に、より発展した研究を東京大学で続けたい生徒が東京大学の学校推薦型選抜(旧推薦入試)に挑戦し合格者が続いたことから、高大接続の事例として「附属学校の卒業研究は東大での学びに何をもたらしているか」というテーマでのシンポジウムも開催された。<ref>{{Cite web |url=https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/FY2021_sympo.pdf
=} 東大附属中等教育での教育実践と効果検証から見えてくるもの}</ref>。<ref>{{Cite web |url=https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/db/sympo/
=} 効果検証シンポジウム}</ref>。<ref>{{Cite web |url=https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/event/1344/
=} 主体的・探究的な学びの体験とその効果検証に向けて―東大附属中等教育学校とCASEER の挑戦―}</ref>。
* 東大附属の探求学習の叡智の結晶として「高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC)2022」でグランドアワードである科学技術政策担当大臣賞に輝いた卒業研究が、[[アメリカ合衆国|米国]][[テキサス州]][[ダラス]]で開催された科学研究の国際大会であるリジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2023へ日本代表として進出。帰国後に、健闘をたたえて[[文部科学大臣]]より文部科学大臣特別賞を授与。<ref>{{Cite web |url=https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2023/1416581_00004.htm
=} }文部科学大臣表彰等の受賞者を決定</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.asahi.com/articles/DA3S15500245.html
=} }JSEC2022受賞者</ref>
 
== 学校行事 ==