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・2024年4月6日付(4月5日発行)より、毎週金・土曜日(および祝日の3日間開催前日の日曜日)夕刊で発行する『週末競馬確定紙面』に限り180円から250円に値上げすると発表した<ref>{{Cite web |title=東スポ 4月から 金・土発行の週末競馬確定紙面のみ250円に |url=https://www.bunkanews.jp/article/372047/ |website=文化通信 |access-date=2024-03-04 |date=2024-03-04}}</ref>。なお、コンビニプリント版については全曜日、10円安い価格設定になっている。
 
== 紙面 ==
=== プロレスの東スポ ===
[[1980年代]]半ばまでは、'''赤い見出しとインクで手が汚れるプロレス新聞'''として知られたが、1面に来るのはたいてい[[プロレス|男子プロレス]]の記事だった。[[女子プロレス]]は最大手興行団体の[[全日本女子プロレス]]が[[デイリースポーツ]]([[神戸新聞社]]<ref group="注">実際の窓口は、当時デイリーの発行を担当した子会社「デイリースポーツ社」の東京本社。このため80年代以前は専ら関東版のみの掲載で、関西版には載らなかった。</ref>)の支援を受けていたこともあり東スポでは[[1990年代]]中頃まで扱っていなかった。{{main|全日本女子プロレス#概要|デイリースポーツ#格闘技}}
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また、放送系メディアで行われる[[中央競馬テレビ・ラジオ中継一覧|競馬中継]]にも古くから解説者を派遣する。[[テレビ東京]]・[[BSテレビ東京|BSテレ東]]『[[土曜競馬中継]]』→『[[ウイニング競馬]]』では1980年代から、[[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ日本]]『[[ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継|土曜競馬実況中継]]』は2020年9月12日から、東スポ・大スポの競馬担当記者がレギュラー出演。他に[[日経ラジオ社|ラジオNIKKEI]]『[[中央競馬実況中継 (日経ラジオ社)|中央競馬実況中継]]』にも不定期に記者を出演させている。
 
[[2024年]][[4月6日]]付([[4月5日]]夕刊)から、土・日曜付け(金・土曜発売の夕刊。及び祝日が含まれた3日間開催実施日の月曜付け・日曜夕刊)<ref>[https://www.bunkanews.jp/article/372047/ 東スポ 4月から 金・土発行の週末競馬確定紙面のみ250円に](文化通信)</ref>の中央を'''『競馬枠順確定特別に限り』'''と銘打ち、1部売りを250円に改定値上げた。これに伴い、専門誌並みの36レース全レース馬柱や、週の中間の調教データ、出走馬関係者インタビューなどを網羅した内容に一新された。
 
なお出馬表は同じくS・Tビルに本社を置くスポニチと同一の構成で、東日印刷が制作する。
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* [[2022年]]3月31日:創刊記念日である4月1日を「'''東スポの日'''」とすることが一般社団法人[[記念日#一般社団法人日本記念日協会|日本記念日協会]]によって制定されたことをこの日発表<ref name=":1" />。
* [[2023年]]4月4日号(4月3日発行):1部売りが160円から180円に値上げ。
* [[2024年]]4月6日付(4月5日発行):毎週金・土曜日(および祝日の3日間開催前日の日曜日)夕刊で発行する『週末競馬確定紙面特別版』に限り180円から250円に値上げ。
 
=== 歴代社長 ===
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宅配に関しては、一部地域は宅配を行っておらず、これらの地域では駅売店やコンビニなどにおける即売のみとなっている。月極申込もかつては本社が直接行っていたが、現在は発行地域別に東スポ・中京スポ・大スポ・九スポに直接申込む形をとっている。東スポはかつては夜間における電話受付は編集部が担当していたが、現在は販売部が日中のみ受付を行っている。また、東スポ・中京スポ・大スポは2ヶ月以内、九スポは1ヶ月以内の[[バックナンバー]]も扱っている<ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/list/info/reading-backnumber 新聞購読・バックナンバーについて]東京スポーツ</ref>。
 
[[セブン-イレブン]]限定で、発行日の翌日にマルチコピー機で発売する4ページのモノクロ要約版'''「東京スポーツセレクト」'''を1部280円で発売している<ref>[https://web.archive.org/web/20171223070739/https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/special/866386/ 「東京スポーツセレクト」セブン-イレブンのマルチコピー機で発売中!]東京スポーツ</ref>。電子版は東京スポーツのみの配信となり、他の系列3紙(中京スポーツ、大阪スポーツ、九州スポーツ)は配信されず、休刊日も東京スポーツに準ずる<ref>[https://www.e-shinbun.net/tokyo-sports-daily/?idgt=20 東スポ電子版]e-SHINBUN</ref>。また、[[那覇空港]]内のコンビニや売店などで、発行日当日に東京から空輸されたのを販売している。なお、送コスト加算されかかるため、他地域の販売価格50円増しの190円加算となる。
 
2020年9月5日までは、[[セブン-イレブン]]限定で、発行日の翌日にマルチコピー機で発売する4ページのモノクロ要約版'''「東京スポーツセレクト」'''を1部350円で発売していた<ref>[https://web.archive.org/web/20171223070739/https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/special/866386/ 「東京スポーツセレクト」セブン-イレブンのマルチコピー機で発売中!]東京スポーツ</ref>。
 
前述のとおり、販売から撤退した[[北海道]]では、かつては系列紙「北海道スポーツ」も存在した([[道新スポーツ]]とは関係がない)。以前は東京から輸送していたが、[[2009年]]6月29日から[[2017年]]12月28日まで、[[北広島市]]の毎日新聞北海道センター(毎日新聞・スポーツニッポンの印刷工場)で東スポの現地印刷を行っていた。北海道印刷分も公営競技、[[番組表|テレビ欄]]などは差し替えず、東京のものをそのまま掲載していた。北海道における現地印刷開始後も宅配は行っていなかったため、駅売店やコンビニなどにおける即売のみとなっており、[[札幌都市圏]]・[[石狩振興局|石狩振興局管内]]では発行当日、それ以外の地域では翌朝の販売となっていた。2017年12月28日号(札幌都市圏・石狩振興局管内は当日発売分、その他の地域は29日発売分)をもって北海道での販売を終了した。販売終了の理由として「現地印刷を機にファンが拡大したものの、印刷費用が想定以上に多くかかってしまった」としている<ref>[[太陽 (出版)|太陽]]発行 [[月刊クォリティ]] 2018年2月号 P32-P33掲載「東スポが北海道で販売終了 首都圏人気No.1夕刊紙が消えた背景」による。</ref>。[[2018年]]以降、北海道で東スポを購読する方法は、電子版で購読するか、郵送で購読するか<ref group="注">郵送購読の場合、[[第三種郵便物]]料金が加算される。配達も発行日の2〜3日後となる。</ref>、東京スポーツセレクトで購読するか、発行の翌日以降に東スポ本社にバックナンバーを注文して購読するしかなくなった。
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2022年春、東スポグループの紙面編集を東京本社にて一括して行うため、大スポ・中京スポ・九スポの編集・制作部門を東京本社に統合・集約した(九スポは再移転)。大スポ(関西支社)は、独自の編集部(編集局関西分室。九スポの紙面編集・制作も担当)を東京本社編集局に統合・集約する<ref group="注">レース部のうち、主に[[栗東トレーニングセンター]]で中央競馬(西日本)の[[トラックマン|取材を行う記者]]を除く。</ref>などの再編を行い、事務所も堺市堺区の高速オフセット堺工場から大阪市北区梅田の大阪駅前第1ビル4階に移転し、実質的に営業・広告部門のみとなった。なお、各傘下の地域版の現地での印刷委託は従来同様で変更はない。
 
=== 印刷工程 ===
2010年頃までは、中央競馬の枠順確定や、欧米のプロスポーツの結果に合わせて一日最大三版の体制が組まれていた。中央競馬の開催前日となる金曜日と土曜日は、午前10時以前に印刷され、木曜日の15時45分頃に発表された出走馬決定表を馬名のアイウエオ順に掲載した'''『A版』'''と、午前10時頃に発表された枠順・馬番号入りの[[出馬表|確定出馬表]]を掲載する'''『B版』'''、そしてB版印刷完了後に入ってきたニュースを掲載した'''『C版』'''という具合であった。このため競馬開催前日には、どうしても早刷り版を並べる必要がある東京[[中心業務地区|都心]]のごく一部の駅売店を除いて、『A版』の流通を極力絞るようにしていた。なぜなら競馬は枠順・馬番号が決まらなければ、[[勝馬投票券]]を発売することができず、[[競馬ファン|ファン]]も同様に予想を立てられなくなるためであり、過去には出走馬決定表をそのまま確定出馬として発売してしまった専門紙『[[アクセラ (企業)|ぐりぐり◎]]』が創刊からわずか3週間で廃刊に追い込まれた例もある。{{main|馬三郎#備考|アクセラ (企業)#事業展開}}
 
金曜日と土曜日発行分を'''『競馬特別版』'''と銘打った2024年4月からは、全曜日で一日一版体制に移行した。これは、『競馬特別版』を枠順未確定の状態で送り出すことはできないと判断したためで、翌日に行われる中央競馬全競走の枠順が確定した後に印刷を始める体制に改められた。
 
== 東京スポーツの人物 ==