「ヒトパピローマウイルスワクチン」の版間の差分

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一方、[[名古屋市立大学]]薬学部の特別講義では、2020年1月14日にHPVワクチン薬害問題を特別授業としてHPVワクチン薬害名古屋訴訟弁護団代表の弁護士及びサーバリックスを接種して被害を訴える女性を講師として招聘した。講義を企画した粂和彦教授は生徒のアンケートで接種者向けのリーフレットに被害を訴える女性の記憶や認知の障害について言及がないのはおかしいなどの意見を講評として発言している<ref>{{Cite web ja|url=https://www.hpv-yakugai.net/2020/01/19/nagoya-cu/|title=名古屋市立大学薬学部の特別講義でHPVワクチン薬害問題を取り上げていただきました|website=HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団|accessdate=2024-3-20|date=2020-1-19}}</ref>。
 
2024年7月、[[埼玉県]]教育委員会教育局県立学校部保健体育課では、キャッチアップ接種周知についての内容を課長名で各県立学校長及び特別支援学校長あてに通知したが、その内容にワクチンとの因果関係が認められていない、原因不明の慢性の疼痛症候群、不随意運動などの症状を「起こりえる」としていた。県感染症対策課よりキャッチアップ接種の期限を周知するよう依頼され発出したものであったが保健体育課で独自表現が加筆された。産婦人科医からは、子どもたちの将来の健康や命に影響を及ぼしかねないと懸念の声が上がっている。厚労省側は[[岩永直子]]の取材に対し[[埼玉県]]自ら撤回をする方針を受け、県に指導の予定はないと語っている<ref>{{Cite web ja|url=https://naokoiwanaga.theletter.jp/posts/675b7520-38ed-11ef-9e7e-89a7a2674438|title=埼玉県がHPVワクチンとの因果関係が認められていない症状を「起こり得る」と学校に通知 「事実と異なる」と専門家は批判|website=医療記者、岩永直子のニュースレター|author=岩永直子|accessdate=2024-07-07|date=2024-07-03}}</ref><ref>{{Cite web ja|url=https://naokoiwanaga.theletter.jp/posts/92fff240-3a98-11ef-b5be-716089c30fc6|title=埼玉県が学校長に向けたHPVワクチンの通知を撤回・訂正する決定 「情報がアップデートされていなかった」|website=医療記者、岩永直子のニュースレター|author=岩永直子|accessdate=2024-07-07|date=2024-07-05}}</ref><ref>{{Cite web ja|url=https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/8575/r060401kikouzu.pdf|title=埼玉県機構図(令和6年4月1日現在)|website=埼玉県|accessdate=2024-07-07}}</ref>。他方、厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部予防接種課からは2024年2月2日付けでHPVワクチンのキャッチアップ接種に係る周知等について(依頼)を発出し、文中で公益社団法人日本医師会等に対し、本件に係る周知協力を依頼していることをあわせて周知している<ref>{{Cite web ja|url=https://www.mhlw.go.jp/content/001205521.pdf|title=HPVワクチンのキャッチアップ接種に係る周知等について(依頼)|website=厚生労働省|accessdate=2024-07-07}}</ref>。埼玉県は同月5日付けで医師監修の元訂正文を発出し、誤りは単純な知識欠如だったことを回答した<ref>{{Cite web ja|url=https://naokoiwanaga.theletter.jp/posts/0a751570-3cc5-11ef-91b6-7bb1cf5c9735|title=埼玉県がHPVワクチンで訂正通知を発出 保健体育課長「誤った内容を通知してご迷惑をおかけした」|website=医療記者、岩永直子のニュースレター|author=岩永直子|date=2024-07-08|accessdate=2024-07-07}}</ref>。
 
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