「テルシーテース」の版間の差分

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後の物語では、テルシーテースは[[ペンテシレイア]]を殺したことを嘆くアキレウスをからかったことで、アキレウスに殺されたという<ref>偽アポロドーロス『ビブリオテーケー』E.5.1</ref>。
 
== 後世の文学に描かれたテルシーテース ==
[[ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ|ゲーテ]]の『[[ファウスト (ゲーテ)|ファウスト]]』第2部第1幕の仮装舞踏会の場面にもテルシーテース(テルジテス)はちょっとだけわずかに登場し、起こっていることを口汚く批判する<ref>ゲーテ『ファウスト』第2部第1幕5460-5471</ref>。進行役の「先ぶれ」に杖で殴られると、テルシーテースは卵に変わり、その卵からコウモリとマムシが生まれる。
 
テルシーテースは、他のトロイア戦争の戦士たちとともに、[[ウィリアム・シェイクスピア]]の『[[トロイラスとクレシダ]]』にも主要人物として登場する(英語み:サーサイティーズ)。[[大アイアース]]に奉公するが、主人を愚弄し、こっぴどく殴られる<ref>シェイクスピア『トロイラスとクレシダ』第2幕第1場</ref>。その後、テルシーテースは大アイアースの元を去り、勝手にアキレウスに仕える。シェイクスピアはテルシーテースを自由奔放な人物として描いている。
 
社会批評家としてのテルシーテースの役割についても、[[ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル|ヘーゲル]]、[[フリードリヒ・ニーチェ|ニーチェ]]、[[エドワード・サイード]]、ケネス・バーク([[:en:Kenneth Burke|Kenneth Burke]])といった哲学者・文芸評論家がこれまで論じてきた。<!--以下省略-->
 
== 脚注 ==