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'''ヤブロコ'''({{lang|ru|Яблоко}}, ラテン翻字:Yabloko)は[[ロシア]]の[[政党]]。
政策的には、[[市場経済]]の改革、[[民主主義]]や[[人権]]重視など、[[欧米]]との関係強化を指向する[[リベラル]]政党。代表は[[グリゴリー・ヤブリンスキー]](元副首相、下院議員)。
創立時は「ヤブリンスキー・ボールディエフ・ルキン・ブロック」といった。「ヤブロコ」は、[[ロシア語]]で「[[りんご]]」の意味で、創立者のヤブリンスキー、ボールディレフ(現在は脱党)、[[ウラジーミル・ルキン]](下院議員、元駐米大使)の頭文字に“コ”をつけた。
 
右翼的な[[右派連合]](右派勢力同盟)との相違点としては、[[社会保障]]を重視している点や、[[ボリス・エリツィン|エリツィン]]、[[ウラジーミル・プーチン|プーチン]]各政権に批判的なことがあげられ、しばしばリベラルの中でも左派寄りな[[社会自由主義]]の傾向を指摘される。また主要政党の中では唯一[[チェチェン紛争|チェチェンとの戦争]]に反対してきた。そのため、万年[[野党]]とも言うべき状況となってしまい、支持者は年々減少傾向とあり、対策としてプーチン政権の中途からその[[福祉]]政策の一部を支持するようにもなったが、プーチン政権によって[[逮捕]]されたロシア石油会社[[ユコス]]社の[[ミハイル・ホドルコフスキー|ホドロコフスキー]]社長からの資金提供を受けていたことで、[[ロシアの新興財閥|新興財閥]]に不満を抱く国民の支持を急速に失った。2003年の[[ドゥーマ|下院]]選挙では大敗北し、ほぼ全議席を失った。その後は[[右派連合]]との協力関係を強め、下院議席の復活を狙っているが、[[2007年]]の下院選挙でも得票率は1.59%と低迷、議席の獲得に必要な得票率7%は確保できなかった。