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'''アーラーラ・カーラーマ'''([[サンスクリット語|Skt]]:Ālāra Kālāma、漢字:阿羅邏迦蘭)は古代[[インド]]の[[思想家]]で、[[釈迦]]が[[出家]]後に師事した人物の1人。
 
ヴァイシャリー城外に在していたという。なお、因果経3や修行本起経下などでは、阿羅邏と迦蘭を分かち2人とする説もある。またラージャガハ([[王舎城]])の人ともされる。
 
南伝の文献によると、釈迦は出家直後に道を求めんとして、彼のもとを訪れ「[[空無辺処]]」の教えを聞いて、間もなくその境地を証得した。彼は釈迦が自分と同じ境地を得たことを知ると、自分の弟子の300人を共に率いていくことを要請した。しかし釈迦はその境地は真の悟りを得る道ではないと覚り、彼のもとを去って次に[[ウッダカ・ラーマ・プッタ]]のもとへ行ったという。