「カメルーンの歴史」の版間の差分

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独立国家としての[[カメルーン]]の歴史は[[1960年]]に始まる。しかし、人類の祖先の記録は約350万年に幕を開けていた。
 
==人類以前==
'''カメルーン'''は[[安定陸塊]]である[[アフリカ大陸]]中央部西岸に位置する。[[熱帯]]性の気候下にあり、人類が発生した環境に近い。現在のカメルーン最北部は,隣国[[チャド]]と[[チャド湖]]を分かつ。チャド湖の100km東方にはガザール・ワジ (Bahr el Ghazal) と呼ばれる枯れ谷が200kmにわたって伸びている。[[1995年]]、2人の[[古生物学]]者[[フランス]] ポアティエ大学のミッシェル・ブリュネ、[[アメリカ合衆国|米国]][[ハーバード大学]]のデイビッド・ピルビームは、ワジの北端に位置するコロ・トロで300万~350万年前の[[アウストラロピテクス属|アウストラロピテクス]]の下顎骨の一部の[[化石]]を発見した。これは、[[タンザニア]]のラエトリ(360万年前)で発見された化石と並ぶ最も古い時代の化石である。初期人類の化石が大量に発見されているオルドヴァイ渓谷などアフリカ大地溝帯の外部にも人類の祖先が生存していたことが分かった。アウストラロピテクスは現生人類([[ホモ属]])の直接の祖先ではないものの、この地域が居住に適した環境であったことは想像できる
 
==有史以前==
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この後、1982年に至るまでアヒジョは、大統領の職に留まる。後任のポール・ビアへ政権が移行する際も、内戦や武力対決は起こらず、カメルーンはアフリカ諸国としては例外的に安定し、21世紀を迎えることができた。
 
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