削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
1行目:
{{Infobox anthem
|題名=[[英語|英]]:{{lang|en|O Canada}}<br/>[[フランス語|仏]]:{{lang|fr|Ô Canada}}<br/>[[イヌクティトゥット語|イヌクティトゥット]]:{{lang|iu|ᐆ ᑲᓇᑕ!}}
|翻字=
|和訳例=オー・カナダ
40行目:
 
== 歌詞に対する議論 ==
英語詞に含まれる''True patriot love in all thy sons command''(和訳: 「汝の息子全ての中に流れる真の愛国心」という一節は男性のみを指しており男女差別だという意見が以前からあった。
 
ウィアによって英語の歌詞が作られたのはオリジナルから26年後の[[1908年]]のことだが、当時は''sons''という単語は含まれておらず、やや古風な''thou dost in us command''「我ら~」を用いており宗教的な言い回しはなかった。
51行目:
「ひとたび国歌の論争を始めれば、無神論者は“God”を削除せよと主張し、平和主義者は“stand on guard”に異議を唱え、先住民は“native land”とは誰の土地だと言い出して収拾がつかなくなるだろう。」
 
ちなみに原詞である[[フランス語]]版は至って性別に中立な歌詞である。上記の該当する箇所はフランス語歌詞では、''Ton front est ceint de fleurons glorieux!''(和訳: 『み前は輝かしい花輪で覆われている。』であり全く内容が異なる。最後のリフレイン部も英語版は、''O, Canada. We stand on guard for threethee.''(和訳: おお、カナダよ、我らは汝を守る。)と献身的な歌詞であるのに対して、フランス語歌詞は、''Protégera non foyers et nos droits.''(我らの住まいと権利を保護するであろう。)と祖国への願いが託されている。
 
== 歌詞 ==
57行目:
{{Wikisource|fr:Ô Canada|フランス語版の歌}}
<!--歌詞の和訳はウィキソースに御願いしたい。-->
[[ナショナルホッケーリーグ|NHL]]の試合にて、[[モントリオール]]では2/3をフランス語で、1/3を英語で、[[オタワ]]では最初の1/3を英語で、次の1/3をフランス語で、最後の1/3を英語で歌う等、英語とフランス語を交ぜて歌う事もある。冒頭と最後をフランス語で、中間を英語で歌う公式歌詞もある。一方で[[メジャーリーグベースボール|MLB]]では、[[トロント・ブルージェイズ|TOR]]が現在唯一のカナダ球団であるが、同球団の本拠地[[オンタリオ州]][[トロント]]を含めて、リーグ加盟全球団の本拠地が[[英語圏]]にあることから、英語詞のみが歌われている。非公式ながら、おもに[[ヌナブト準州]]で用いられる[[イヌクティトゥット語]]の歌詞もある。
 
== 脚註 ==