「日本人の食事摂取基準」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
21行目:
推定平均必要量及び推奨量を算定するのに十分な科学的根拠が得られない場合に、特定の集団の人々がある一定の栄養状態を維持するのに十分な量。実際には、ある集団において、不足状態を示す人が殆ど観察されない量として与えられる。基本的には、殆どの人で当該栄養素の不足による健康障害が生じていない集団を対象として、栄養素摂取量を観察し、摂取量分布の[[中央値]]を用いる
=== 耐容上限量(tolerable upper intake level: UL) ===
日本人の、ある性・年齢階級に属するほとんどすべての人々が、過剰摂取による健康傷害をもたらす危険がないとみなされる栄養素摂取量の最大限の量。以前は[[上限量]]ともよばれた。主にサプリメントなどの過剰摂取による健康障害を予防するための数値であり、通常の食生活で起こる可能性は低い。[[NOAEL]]を[[不確実性因子]](uncertain factor:UF)(通常10)で序したものか、[[LOAEL]]を通常より大きめの値のUFで序したをもので算出する。
=== 目標量(tentative dietary goal for preventing life-style related diseases: DG) ===
生活習慣病の[[一次予防]]を目的として、現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。摂取量の増加を目指すものとして、[[食物繊維]]、[[n-3系脂肪酸]]、[[カリウム]]、摂取量の減少を目指すものとして、[[コレステロール]]、[[ナトリウム]]、目標量の範囲に入ることを目指すものとして、[[脂質]]、[[飽和脂肪酸]]、[[炭水化物]]、推定平均必要量と推奨量又は目安量が与えられ、目標量の上限だけ与えられているものとして[[n-6系脂肪酸]]がある。
37行目:
* [http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1122-2.html 「日本人の食事摂取基準(2005年版)について」] (厚生労働省、2004年11月22日)
* [http://www.e-shokuiku.com/index.html 食育・食生活指針の情報センター e-shokuiku.com](財団法人 食生活情報サービスセンター)
*[http://kaiwa-kouza.com/contents/sub/nourishment/nou_setumei.html 栄養所要量の説明]
 
{{DEFAULTSORT:にほんしんのしよくしせつしゆきしゆん}}