「ツァイス・イコン」の版間の差分

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== 新生ツァイスイコン ==
[[カール・ツァイス]]は[[アーノルド&リヒター]]製のアリフレックスに装着する映画用のウルトラプライムなど超高性能レンズを製造しており、その技術を一般スチルカメラ用に転用しようとした。[[一眼レフカメラ]]ではレンズ設計に制約が出るため[[レンジファインダーカメラ]]を想定したが、市場にはそこまでの高精度なカメラは存在しなかった。カール・ツァイスには1902年から1909年までの[[パルモス]]、第二次世界大戦後すぐのイエナ[[コンタックス]]や[[ヴェラ (カメラ)|ヴェラ]]しか製造経験がなく、[[コシナ]]に製造を委託した。ボディデザインは[[ポルシェデザイン]]とも相談したが結局ヘンスラー・シュルトハイス(''Hennsler Schultheiss'' )に依頼した<ref>『ツァイス・イコン物語』p.176。</ref>。ボディはコシナ、レンズは15mmと85mm以外はコシナ、15mmと85mmはツァイスが担当した。
 
=== ツァイスイコンボディー ===