2013年7月6日 (土) 18:01時点における版編集 219.124.138.17 (会話) →‎概要 ← 古い編集		2013年9月30日 (月) 12:57時点における版編集取り消し 122.134.27.240 (会話) 編集の要約なし新しい編集 →
2行目: \| 名称=PC-6 ポーター \| 画像=File:B2-H2 Bunter Fredi.JPG \| キャプション=オーストリア空軍の PC-6 /B2-H2 ターボ・ポーター \| 用途=[[連絡機]]・[[観測機]]・[[輸送機\|軽輸送機]]など \| 分類=[[軽飛行機]] \| 製造者=[[ピラタス]] \| 運用者=[[航空#民間航空\|民間航空]]、[[南極地域観測隊]]、[[アメリカ陸軍]]など多数 \| 初飛行年月日=[[1959年]][[45月4日]] \| 生産数=900機以上 }} '''ピラタス PC-6'''(Pilatus PC-6)は、[[スイス]]の[[ピラタス]]が開発した[[軽飛行機]]。単発[[プロペラ機]]であり、生産機数は900機以上。初飛行は[[1959年]]4[[5月4日]]。愛称は'''ポーター'''/'''ターボ・ポーター'''(Porter/Turbo Porter)。 == 概要 == 多目的軽飛行機であり、[[山岳]]地帯や[[雪]]上でも運用が容易なように、高い[[航空機の離着陸方法#短距離離着陸機\|STOL~~]][[~~性能]]と丈夫な[[機体~~]][[~~構造]]を有している。胴体断面は角型であり、[[高翼]]配置の主翼となっている。~~機首に[[プロペラ]]を有するが、~~エンジンは初期型は[[レシプロエンジン]]、後に[[ターボプロップエンジン]]となった。[[アメリカ合衆国]]の[[フェアチャイルド (航空機メーカー)\|フェアチャイルド]]社でも[[ライセンス生産]]され、[[21世紀]]に入ってからも生産が継続されている。 [[山\|山岳]]地帯や[[極地]]での運用評価は高く、日本の[[南極地域観測隊]]でも用いられたほか、[[ネパール]]での標高5,750mにある[[氷河]]上への固定翼機の高所[[離陸\|離]][[着陸]]記録を持っている。 STOL性に優れていた事から、[[ベトナム戦争]]では[[エア・アメリカ]]が軽[[輸送機]]として使用していた他、末期にはフェアチャイルド製の機体を使用して'''[[ガンシップ#AU-23・AU-24「ミニ・ガンシップ」\|AU-23]]'''と呼ばれるミニ・[[ガンシップ]]を製造して[[タイ王国\|タイ]]に供与している。また、[[アメリカ陸軍]]は2機のターボ・ポーターを'''UV-20A チリカフア'''(Chiricahua)の名称で[[ベルリン]]での活動に使用していた。 == ~~諸元 (PC-6 B2)~~派生型 == ;PC-6 ポーター * 全長：{{convert\|11.0\|m\|ft}} :最初の量産型。エンジンはアブコ・ライカミング製GSO-480-B1A6ピストンエンジン(340[[馬力\|hp]])を搭載。 * 全幅：{{convert\|15.9\|m\|ft}} ;PC-6/350 ポーター * 全高：{{convert\|3.2\|m\|ft}} :エンジンをIGO-540A1A(350hp)に変更。 * [[空虚重量\|自重]]：1.27t▼ ;PC-6/A ターボ・ポーター * エンジン：[[:en:Pratt & Whitney Canada PT6\|P&Wカナダ PT6A-27]] [[ターボプロップエンジン]]×1基（550軸[[馬力]]） :最初のターボプロップ型。[[チュルボメカ]]製[[チュルボメカアスタゾウ\|アスタゾウIIE/G]](390kW)を搭載。 * 最大速度：{{convert\|244\|km/h\|kn}} ;PC-6/A1 ターボ・ポーター * 航続距離：{{convert\|1612\|km\|nmi}} :エンジンをアスタゾウXII(427kW)に変更。 ;PC-6/A2 ターボ・ポーター :エンジンをアスタゾウXIVE(427kW)に変更。 ;PC-6/B ターボ・ポーター :エンジンを[[プラット・アンド・ホイットニー・カナダ]]製PT6A-6A(410kW)に変更。 ;PC-6/B1 ターボ・ポーター :エンジンをPT6A-20(410kW)に変更。 ;PC-6/B2-H2 ターボ・ポーター :エンジンをPT6A-27(507kWを410kWに減格)に変更。現在生産中。 ;PC-6/C ターボ・ポーター :エンジンを[[アライドシグナル\|ギャレット]]製TPE331-25D(429kW)に変更。フェアチャイルド社で試作機が作られた。 ;PC-6/C1 ターボ・ポーター :エンジンをTPE331-1-100(429kW)に変更。 ;PC-6/C2-H2 ターボ・ポーター :フェアチャイルド社による独自の派生型。エンジンはTPE331-101F(485kW)を搭載し、主翼下に4箇所の[[ハードポイント]]を装備し武装可能となった。'''AU-23'''の名称で正式採用。 ;PC-6/D-H3 ターボ・ポーター :[[ターボチャージャー]]付きアブコ・ライカミング製エンジンを搭載した試作機。 == 採用国（軍用） == {{col\| ;{{ARE}} ;{{ARG}} ;{{AUS}} ;{{AUT}} ;[[ファイル:FlagofBophuthatswana.png\|border\|25x20px\|ボプタツワナの旗]] [[ボプタツワナ]] ;{{BOL}} ;{{CHA}} ;{{CHE}} ;{{COL}} ;{{DZA}} ;{{ECU}} ;{{FRA}} \| ;{{IRN}} ;{{ISR}} ;{{MEX}} ;{{MMR}} ;{{NEP}} ;{{OMN}} ;{{PER}} ;{{SLO}} ;{{THA}} ;{{USA}} ;{{ZAF}} }} == 諸元 (PC-6/B2-H2) == * 全長：10.9 m * 全幅：15.13 m * 全高：3.2 m ▲* [[空虚重量~~\|自重]]~~：1~~.27t~~,208 kg * 最大離陸重量：2,770 kg * エンジン：プラット・アンド・ホイットニー・カナダ PT6A-27（550軸[[馬力]]） ×1 * 最大巡航速度：260 km/h（高度10,000 [[フィート\|ft]]） * 実用上昇限度：8,535 m * 航続距離：1,050 km（機内燃料のみ） * 乗員：1名 * [[ペイロード~~]]：[[旅客\|~~：1,130 kgあるいは乗客]] 最大10名 == 外部リンク == * [http://www.pilatus-aircraft.com/html/en/products/index_49.asp?NavL1ID=31&NavL2ID=48&NavL3ID=0&NavL4ID=0&NavL5ID=0&NavL6ID=0&L=2 Pilatus PC-6 公式サイト] ~~== 関連項目 ==~~ {{Commons\|Pilatus PC-6}} * [http://www.pilatus-aircraft.com/#16 ピラタス社公式サイト] * [[航空機の離着陸方法#短距離離着陸機]] - 本機は優れた短距離離着陸能力を有している。 {{アメリカ軍の固定翼機 (呼称統一以降)}} {{DEFAULTSORT:ひらたすPC06}}

「ピラタス PC-6」の版間の差分