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: 声 - [[本田貴子]] / [[井上喜久子]]
: 身長:165cm / 体重:50kg / 誕生日:[[4月10日]] / 血液型:O型
: 「伽藍の堂」社長。表の顔は人形師、実は魔法使いになり損ねた魔術師。[[ルーン文字]]の魔術を使う。廃墟となっていた建物に、人の意識を向けさせない結界を張った上で自宅兼オフィスとしている。眼鏡の付け外しで意図的に人格をスイッチする。生まれつきの魔眼の持ち主。彼女がかけている眼鏡は魔眼殺しとなっている<ref name = yougo/>。ヘビースモーカーで常にタバコ(本人によると「[[台湾]]の職人が作った不味いタバコ」)をくわえている。礼園女学のOGだが、18歳まで学校へ行ったことがないという設定もあり、いつ通っていたのかは不明。昏睡状態から回復した式に[[言語聴覚士|言語療法士]]と偽って近づいたのが式との馴れ初め。
: 『月姫』で登場する魔法使い・蒼崎青子の姉。蒼崎家の家督を彼女ではなく妹に与えたという理由で、師である祖父を殺害した。姉妹の仲は非常に険悪で、彼女の昔の[[使い魔]]は妹に破壊されている。魔術師としての実力は、壊すことしか能の無い妹をはるかにしのいでおり、トップランクに位置する。その実力を認めた魔術協会から最高位の魔術師の称号として「赤」を授けられているが、本来望んだ「青」の名は妹に奪われており、その事で揶揄する者もいる。ただし、自分を「傷んだ赤色(スカー・レッド)」と呼んだ者は「例外なくぶち殺している」らしい。最高位の人形師として、協会の封印指定<ref group="注">学問では習得することが不可能な一代限りの希有な才能に対し、魔術協会がサンプルとして保護する旨を伝える令状。封印指定された術者は、保護の名の下に一生涯幽閉されることになる。魔術師にとっての最高のほまれであり、同時に最大の災難。大半の者は逃亡することを選ぶ。</ref>を受け逃亡中。趣味は、妹の名義で協会からお金を下ろして買い物をすること。ちなみに、青子にかけられた魔術によって生家の地に帰ることができなくなっている。
: 魔術師としても異質で、魔術師なら忌避する文明機器([[パソコン]]など)を平然と使いこなしている。またさまざまな乗り物も所有している<ref group="注">愛車は[[モーリス (自動車)|モーリス]]・マイナー1000、[[アストンマーティン]]、[[ハーレー・ダビッドソン]]に200ccのバイクなど。さらに地下ガレージには四輪が4台、二輪が2台、[[レシプロ]]機が1台ある。</ref>。
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: 声 - [[藤村歩]] / [[田村ゆかり]]
: 身長:160cm / 体重:45kg / 誕生日:[[12月21日]] / 血液型:B型
: 黒桐幹也の妹。礼園女学の一年生。蒼崎橙子に弟子入りし、魔術師(正確には魔術使い)見習いでもある。『第六章』では主要人物として登場している。
: 兄・幹也を一人の男性として愛しており、妹と認識されないようにさまざまな工作をするが、幹也は両儀式しか眼中にないため意味をなさず、結果として式をライバル視している。正月には実家で準備万端に幹也を迎えるつもりが、幹也が式を連れてきたせいで、ショックのあまり寝込んでしまった<ref group="注">黒桐鮮花によると、実家を離れている間に「鳶に油揚げを取られた」とのこと。</ref>。だが、式を嫌っているわけではなく、むしろ好感すら抱いている。
: 「発火」の魔術が唯一にして最大の得意技。使用時には橙子からもらった火蜥蜴の皮手袋をはめる。格闘技の訓練も受けていたらしく、劇場版では妖精たちを体術で撃ち払っていた。また、自身の起源を「禁忌」であると考えており、兄を愛するのもそれが由縁と考えている。
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: 声 - [[能登麻美子]]
: 身長:157cm / 体重:48kg / 誕生日:[[5月20日]] / 血液型:B型
: 礼園女学の生徒。黒桐鮮花の友人。荒耶宗蓮が両儀式のために用意した3つの駒の一人。宗蓮曰く「死に接触して快楽する存在不適合者」。起源は「虚無」。
: 鮮花に「誰も憎まない娘」と評されるほど温和で穏やかな性格。しかし、それは周囲に隠している無痛症によって外部の刺激および自らの身体を感じることができないために生への実感が無く、感情の抑揚そのものが乏しいためだった。結果として、他者の痛みに共感する形でしか生への実感を得られなかったことで、感覚を取り戻した後は残虐に相手を殺して喜び・快楽を得るという暴走を招く。
: 視界内の任意の場所に回転軸を作り、対象の強度に関係なく“曲げる”能力「'''歪曲'''」の持ち主。作中では“超能力”として扱われているが、藤乃の場合はある程度人為的な手が加えられているため、正確には魔術(魔眼)と異能(超能力)の中間<ref name = yougo/>。理論上は左右どちらか片方にしか曲げることができないが、藤乃の場合は異能の回線を複数持つため、左右どちらにも曲げることができる。また、後述の理由・方法によって無理に能力を封じられていたことで、より強大な能力へ発達させることになり、終盤では[[透視 (超心理学)|透視能力]]([[千里眼]])まで発現させ、橋の全景を視界に納めることで巨大な橋をもねじ曲げた。しかし、橋を曲げた代償として失明している(原作中では明言されていない。作者は「そこで彼女は視力を失っています。橋壊しの代償として」と解説している<ref>劇場版「空の境界」第三章「痛覚残留」のパンフレットより。</ref>。また、『未来福音』において、視力はほとんど失ったと描写されている)。
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: 声 - [[置鮎龍太郎]]
: 誕生日:[[5月1日]]
: 礼園女学の男性教師。[[イギリス]]育ちで外国語を教える。前任の葉山英雄に代わって一年D組の担任になり、生徒からは人気が高く慕われている。
: 黒桐鮮花や両儀式によると、黒桐幹也に似た雰囲気を持った人物。幼い頃の出来事で、映像の「再認」(視覚情報による記憶と事実の確認)ができないため、人物を判断する時にはその人物の特徴と実物を当てはめて判断している。正体はアトラス院出身の魔術師で、その能力から「偽神の書(ゴドーワード)」「統一言語師(マスター・オブ・バベル)」と呼ばれている。蒼崎橙子同様に魔術協会から封印指定を受けており、協会からは身を隠している。
: [[バベルの塔]]以前に世の中で使われていた「統一言語」を完全に理解し、話すことができるため、世界そのものに話しかける能力を持つ。すなわち、彼の言葉は「世界」からの命令と同義であり、それから逃れることは不可能であるため、絶対的な催眠術師といえる。ただし、「統一言語」の効果を及ぼすためには、相手の耳に直接「統一言語」を聴かせる必要があるので、「統一言語」の効果を防ぐのは比較的容易である<ref group="注">劇場版では鮮花は、[[ヘッドホンステレオ]]を大音量で聞くことで防いでいる。</ref>。この言語をマスターしたのは、妖精にかどわかされて色々いじられた結果らしい。
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== 備考 ==
* 『劇場版 空の境界』では[[日本橋 (東京都中央区)|日本橋]]、[[関戸 (多摩市)|聖蹟桜ヶ丘]]、[[吉祥寺]]、[[レインボーブリッジ]]など、[[東京都]]内の各[[名所]]をモデルとした風景が登場する。
* 黒桐幹也が通っていた大学は[[明治大学]][[永福|和泉キャンパス]]、黒桐鮮花が通っている礼園女学は[[神戸女学院大学]]がそれぞれモデルとなっている<ref group="注">『劇場版 空の境界』のエンドロールにて、学校名が「協力」でクレジットされている。</ref>。
* 本作の劇場版アニメを制作した[[ユーフォーテーブル|ufotable]]が2009年4月、[[徳島市]]内にスタジオを開設したことに関連し、[[徳島市阿波おどり]]の告知ポスター(ufotable制作<ref>[http://www.ufotable.com/special/announce2010/003.html ufotable 2010 徳島阿波おどり]</ref>)に本作のキャラクターが登場した。2009年版には両儀式と黒桐幹也<ref>[http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090619_kara_awa/ 徳島阿波踊りのポスターに「空の境界」の両儀式と黒桐幹也が登場、JR主要駅や観光施設へ掲示]</ref>、2010年版には両儀式と黒桐鮮花<ref>[http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100708_awa_toho_kara/ 「東方Project」と「空の境界」が阿波おどりポスターに登場]</ref>の浴衣姿が描かれている。