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[[File:Technics SL-1200MK2-2.jpg|thumb|Technics SL-1200 MK2]]
'''Technics SL-1200'''(テクニクス エスエル せんにひゃく)は、[[パナソニック]]株式会社および旧・松下電器産業株式会社が製造し、同社の高級音響機器
製品シリーズ全般の累計販売台数は全世界で約350万台<ref name=otaiweb>[http://www.otaiweb.com/otogatari/interview_1200.html 「SL-1200インタビュー」] - OTAI RECORD</ref>。
== 概説 ==▼
[[トルク]]の強さ(回転の安定性及びスクラッチ、手で止めるなどに向く)、堅牢(耐久)性、レコード再生後の立ちあがりの速さ(0.7秒)、±8%、±16%(±16%は、SL-1200MK5G、SL-1200GLDモデルのみ)のピッチコントロール(ミックスにおけるリズムキープのための調整)、ストップブレーキのスピード調整が調整できるなどの特徴により、世界中の[[クラブ]]・[[ディスコ]]で使われている[[アナログレコード]]ターンテーブル機材である。
本シリーズは全機種フォノイコライザアンプ非搭載なので、[[ミニコンポ]]
さらにカートリッジをMC型に交換した場合、カートリッジ切替スイッチ非搭載(MM[[カートリッジ]]使用プレーヤー専用)アンプにそのまま繋ぐと音が小さくなるので市販の昇圧トランスが別途必要(普及型フルオートタイプとは異なりカートリッジは全機種別売、ヘッドシェル・カートリッジ取付ネジ・軽量カートリッジ用の錘のみ付属)。さらにヘッドホン端子も全機種非搭載なので、ヘッドホンや外部アクティブスピーカーはアンプやDJミキサーを経由して接続する形となる。
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パナソニックは1200シリーズの一員として、かつてDJミキサー(各系統スライド式音量つまみ・マイク入力・ヘッドホン出力端子付)も生産しており、そちらはPHONO端子を2系統或いは3系統搭載していた(アース端子は1系統のみでプレーヤー2台或いは3台で共用。フォノイコライザアンプ代わりにも使えAUX IN端子にも接続可。但し本機はカートリッジ切替スイッチ非搭載で直接繋げるのはMMカートリッジ使用プレーヤーのみのため、MCカートリッジ使用プレーヤーを繋ぐ場合は市販の昇圧トランス経由でないと音が小さくなる)。
さらに同じ1200シリーズの一員として、デジタルターンテーブル
== モデル ==
* SL-1200 1972年発売
** SL-120 トーンアーム部が別売りとなっており、同社の製品内から任意のものを選択して装着できるレスオプションモデル
* SL-1200 Mk2 [[1979年]]発売 - クオーツシンセサイザ搭載、ピッチコントローラがスライド式に変更
* SL-1200 Mk3 [[1989年]]発売 - ロングセラー機
* SL-1200LTDモデル 1995年9月発売 生産台数
: 漆黒&24金メッキ仕様。ピッチを瞬時に±0%に戻せるリセットスイッチを装備。[[ピュアオーディオ]]用途も考慮されている。「Technics」ロゴステッカー付属。
* SL-1200 Mk3D [[1997年]]発売
: Mk3のDJ向けシルバーモデル。リセットスイッチ装備。DJの操作性を高める
* SL-1200 MK4 1997年発売
: シリーズで唯一[[SPレコード|SP盤]]の再生に対応し(
* SL-1200 MK5 [[2002年]]発売
* SL-1200 MK5G 2002年発売
* SL-1200GLD 生産累計300万台達成記念ゴールド仕様モデル 全世界
* SL-1200 MK6K1 35周年日本国内1000台限定プレミアムモデル 2007年12月発売 日本国内1000台限定。「松下電器産業株式会社」の社名が書かれたモデルとしては最終機種。
* SL-1200 MK6 2008年発売 2010年12月生産終了。「パナソニック株式会社」の社名が書かれた唯一(最初で最後)のモデル。
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