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== 概要 ==
侵略者バイラムと戦うための戦士「ジェットマン」となった5人の、戦いの日々や恋愛模様を描いている。視聴率不振だった前作の『[[地球戦隊ファイブマン]]』での反省を踏まえ、マンネリ化打破、さらには若手中心のキャスティングを取り入れ、3号ロボ登場等の新機軸を取り入れるなど、シリーズ[[打ち切り]]の窮地に立たされていたスーパー戦隊シリーズ自体が更なる転機(ターニングポイント)を迎えた作品。東映公式では、本作品を『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』以前のシリーズのエポックメイキング的な作品としている<ref>{{Cite web |author= |date= |url=http://www.toei.co.jp/tv/go-kai/story/1196570_1843.html |title=海賊戦隊ゴーカイジャー 第28話「翼は永遠に」|東映[テレビ] |work= |publisher=東映 |accessdate=2013-02-01}}</ref>。
 
タイトルは決定までに度重なる変更がなされており、オーディション当時の仮題はもっとストレートな『超人戦隊バードマン』とされていたことが、ブラックコンドル / 結城凱を演じた[[若松俊秀]]の回想の中で語られている<ref name="episode one">{{Cite web|url=http://homepage3.nifty.com/guy-w/episode.html|title=EPISODE ONE|accessdate=2011-08-08}}</ref>。ジェットマンの基本銃である「バードブラスター」、ジェットイカロスの剣である「バードニックセイバー」、ジェットマンになるための力である「バードニックウェーブ」と「バードニックスーツ」はその名残である。またメイン監督の[[雨宮慶太]]は、放映開始前のニュータイプ誌上{{Full|date=2014年12月}}で「現在、戦隊シリーズ新作『ジャンプマン(仮題)』の準備をしている」と語っている。
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; 「戦うトレンディドラマ」
: 本作品では、これまで戦隊シリーズの中でほとんど排除されていた「男女混合チームの中での恋愛模様」を物語の中心に位置づけて描いたことが大きな特徴である。鈴木武幸によると、かつて彼が手がけた『[[闘将ダイモス]]』での経験を生かして、恋愛で高年齢層を取り込む狙いだった<ref>コン・バトラーV ボルテスV ダイモス ダルタニアス 大全</ref>。また井上敏樹も、かねてから戦隊シリーズで複数の男女がいながら何も起きないのはおかしいと考えていたことから、絶対にやりたい要素であったとしている<ref name = "語ろう" />。作中で描かれる恋愛の描写がこのように言われるのは放送当時、若い男女の恋愛を描いたドラマが「[[トレンディドラマ]]」と称され人気であったためであり、過去の戦隊全部の特徴をED歌詞に織り込んだ『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』(2011年放映)でも本作品のキーワードが「トレンディ」となっている。また、ジェットマンをフィーチャーした同作品の第28話の冒頭と終盤でそのようなシーンが見られる。
: 具体的にはホワイトスワン・鹿鳴館香に対し、ブラックコンドル・結城凱とイエローオウル・大石雷太が恋愛感情を抱く→しかし、香はレッドホーク・天堂竜に好感情→だが、竜は洗脳されて敵組織「次元戦団バイラム」の幹部マリアとなったかつての同僚にして恋人・藍リエが忘れられない、という四角関係がストーリーの重要な部分を占めていた。これによってそれまでの戦隊に見られなかったメンバー間の愛憎劇と、チーム崩壊寸前の危機が度々たびたび描かれるようになった。
: その一方で恋愛絡み以外の回では、従来通りの戦隊シリーズを彷彿とさせるコメディものが大半を占めていた。
; 敵組織の内部抗争
: 敵組織であるバイラムにおいても、それまでのシリーズとは違って圧倒的な力を持つボスが存在せず、4人の幹部が個々に競合しながら組織内での支配権の優越を得ようと画策し合う構図となっており、本来ならばそれにあたるはずの女帝ジューザは、中盤で登場して僅か2話で退場する形となっている。また中盤より、自ら支配者と名乗ったトランザに対しても、他の幹部は表面上では従うように見せかけて本心では変わらず敵対しており、あくまで互いが対等の立場とった展開が採られている。
: 敵組織内での幹部同士の対立はこれまでの作品でも何度か見られたものであるが、本作品で物語の終始にわたってこれを引っ張っており、結果的にジューザとトランザとの決戦に際し「ヒーローと悪役の協力攻撃」という、これまでのシリーズでは見られなかった展開を生むこととなる。
; 演出面
: ドラマ性を重視した演出が目立つ本作であるが、工事中のビル内を飛行するジェットホークや模型と着ぐるみを一瞬で入れ替えるジェットイカロスの合体シーンなど斬新な特撮も多く、特に従来の戦隊よりも巨大ロボットの活躍に比重が置かれたことで玩具の売り上げも高い結果を残し、後続作品に登場する守護獣や気伝獣などの演出に大きな影響を与えている。
: また、必ずしも毎回全員が変身するわけではなく、戦闘時に何人かが欠けていることが度々たびたびあったのも特徴である。例えば、ブラックコンドルとブルースワローが第1話ではバードニックウェーブを浴びるシーンがあるのみで登場すらしなかったのをはじめ、第27話、第49話など、戦闘力で劣るホワイトスワンが後方支援に回る話も多かった。これについては戦隊シリーズで常に中心的存在のレッドホークも例外ではなく(第49話では1度も変身していない)、最終的に全話で変身したのはイエローオウルのみとなっている<ref group="注">第47話では雷太自身は登場せず、変身後のイエローオウルのままの登場だった。</ref>。
: メカニック面でも最初の巨大メカのイカロスハーケンが登場するのは第5話であり、ロボットのジェットイカロスは第6話からの登場になる。毎回のように巨大ロボ戦にならないというのも特徴の一つと言える。本作品では決め技ではないもので倒される傾向が多い。また、前2作に登場した要塞型ロボに代わる新要素として「サポートロボ」が新たに導入されたのも本作品からである。同時に、既存のロボの武装として運用されるロボとしてもシリーズ初で、後の戦隊ロボのあり方に大きな影響を与えている。
: ロボット戦で大ダメージを受けるとジェットマンの変身が解けることが多々ある。
; その他
: シリーズ初となる女性司令官の登場や、現行戦隊に取って代わろうとする新組織が身内から現れるといった展開、正邪のレギュラーのドラマが前面に出たこと、前後篇など連続したストーリーが多数見られたことなどから、一般怪人が30体ほどしかいないという点も特筆すべき点に挙げられる。怪人が少ないという傾向は翌々年まで続いた。
: スーパー戦隊シリーズで初めて、アイキャッチ映像に変身前のメンバーが登場した。
: 最終回は、戦闘シーンはAパートのみで、Bパート部分では戦いが終わって3年後の元ジェットマンを描いている。
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; {{Visible anchor|天堂 竜(てんどう りゅう) / レッドホーク|天堂竜|レッドホーク}}
: ジェットマンのリーダーであり、スカイフォース隊員スカイフォーサーの青年。[[1965年]][[5月10日]]生まれ。第13話で26歳になる<ref group="ep" name="13話">第13話。</ref>。
: 作業ロボットの暴走事件を、スカイフォーサーのパートナーにして、恋人の藍リエと共に解決した功績からジェットマンに任命された<ref group="ep" name="1話" />。本来なら、リエと一緒にジェットマンになるはずだったが、バイラムの攻撃でリエをってしまう<ref group="ep" name="1話" />。このため、竜にとって打倒バイラムは絶対のものになった。
: エリート軍人として訓練を積んだゆえに戦闘力は高く、また戦闘現場でも卓越した判断力を示すなど、戦闘集団の行動隊長としては申し分のない人材。変身後も数多くの技を身につけており、特にブリンガーソードによる戦法は抜群の腕前である。走力は9.0秒 / 100m。戦士としての実力も第一級だが、自身の影武者アンドロイド(グレイのセンサーでも見破れなかった)を製作したり<ref group="ep" name="34話">第34話。</ref>、テトラボーイの技術を応用して異次元との通信を可能にしたり<ref group="ep" name="34話" />、ファイヤーバズーカを自動操縦に改造したりする<ref group="ep" name="50話">第50話。</ref>など、技術者としても一流。
: プロ意識が強く、公私を混同しないことを己の信条とし、リーダーとしての責任感と平和を守る使命感は強い。しかし、その信念を他のメンバーたちにも求めるため、己の意志に反して戦士となった仲間たちと衝突することも多かったが、次第に彼らとも打ち解けていき、特に正反対の性格である凱とは三魔神との戦いを経て、無二の親友にして相棒になっていった。亡き恋人・リエの件についてだけは激しい憎しみの心が渦巻いており、普段は正義感の下に隠していたが、リエがバイラム幹部のマリアになっていたことを知ったときは心を閉ざし、現実逃避してしまう弱さも覗かせた<ref group="ep" name="32話">第32話。</ref>。深層心理に隠された性格は「怠け者」<ref group="ep" name="11話">第11話。</ref>。
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: テレビシリーズ終了後に制作された総集編ビデオでは授かった子供に「凱」と名付け、妻の香と共に平穏な日々を過ごしている。
; {{Visible anchor|鹿鳴館 香(ろくめいかん かおり) / ホワイトスワン|鹿鳴館香|ホワイトスワン}}
: 名門「鹿鳴館財閥」の一人娘。22歳。容姿端麗なお嬢様で、偶然バードニックウェーブを浴びてしまったことを契機に、虚ろで退屈なお嬢様人生と別れを告げジェットマンに加入<ref group="ep" name="1話" />。お嬢様育ちゆえかかなり浮世離れした性格をしているが、 教育係のじいやから[[剣道]]を教えられてきたため戦闘力は高く、ジェットマン加入後の特訓におけるガンアクションでも抜群の腕前を見せる。怒ると怖く、口調も普段のおしとやかなものから乱暴になる。深層心理に隠された性格は「金持ち特有のひがみ屋」<ref group="ep" name="11話" /><ref group="注">本人はこのことに激しいショックを受けており、事件後には「悪夢を見たと思って忘れてくださいね」と仲間に頼んだほどだった。</ref>。当初はジェットマンを「ジェントルマン」と勘違いしていた。両親はニューヨークに在住しているが、第43話では帰国、登場している<ref group="ep" name="43話">第43話。</ref>。
: 中盤までメカが苦手な様子だったが<ref group="ep" name="4話">第4話。</ref><ref group="ep" name="30話">第30話。</ref>、後には分析やナビゲーション役も担当するまでになっており、この面でも努力家としての面がうかがえる。変身後の走力は10.2秒 / 100m。
: 果てしなく激しい戦い、そして竜や凱との恋の中で何度も挫折を味わうものの、精神的に大きな成長を遂げていった。その成長はリエの仇を討つために復讐鬼となった竜を改心させたほどである<ref group="ep" name="50話" />。
: 恋愛について、入隊以来竜の強さに惹かれ恋心を寄せていたが叶わず、凱から熱心なアプローチを受ける。第30話以降では凱と恋仲になるが、生き方の違いから破局。北大路グループの御曹司・北大路総一郎と幼い頃からの許婚だったが、彼の傲慢な性格を知って婚約を解消している<ref group="ep" name="4話" />。
: バイラムが壊滅して3年後、竜と結婚する<ref group="ep" name="51話" />。
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; {{Visible anchor|大石 雷太(おおいし らいた) / イエローオウル|大石雷太|イエローオウル}}
: 自然と野菜をこよなく愛する農村青年、22歳。ジェットマンへの誘いを「暴力は大嫌い」と断るが、バイラムにより自分の育てた[[野菜]]を荒らされたことにより、戦いに身を投じた<ref group="ep" name="1話" />。
: 温厚かつ優しい性格だが、卑屈な面もあり、余計な一言を言ってしまうこともある。深層心理に隠された性格は「ツッパリの一匹狼」<ref group="ep" name="11話" /><ref group="注">この性格が表に出た際の彼は凱のように振る舞い、ナンパも行ったが、スーツにゴム長という格好の上、ナンパを行った場所は自転車置き場で、ナンパ自体も失敗している。事件後には「僕に凱と同じ性格があったなんて」とショックを受けていた。</ref>。家族は祖母のキヨがいる。眼鏡は小さいころからかけている<ref group="ep">第9話、第46話の回想シーンより。</ref>。逆上がりができないほど、運動神経がイマイチだったが、バードニックウェーブを浴びることにより克服した。
: 香に恋心を抱くが、告白する勇気はなく、彼女を見守る道を選ぶ<ref group="注">第22話で香の一件から生じた竜と凱のケンカを止めようとした際、凱から香のことで「腑抜け」と罵倒されたため、彼もケンカに加わってしまった。</ref>。バイオ次元獣ジクウマンモスのタイムスリップビームで、原始時代に飛ばされた際には香と瓜二つの女性・リーカと出会い、恋仲となるが、自身の時代を守るために彼女と別れる<ref group="ep" name="26話">第26話</ref>。この一件から、香への恋愛感情は昇華された模様。
: 元々相当な大食漢だが、ストレスが貯まるとますます大食いに走る傾向にある。幼少時にはトマトが大の苦手だったことがあり、そのトラウマをバイラムにつけ込まれたこともあるが、克服した<ref group="ep" name="46話">第46話。</ref>。また、食べるだけでなく、料理も上手。前述の原始時代に飛ばされた際はサバイバル能力を発揮し、原始人たちを指導した<ref group="ep" name="26話" />。
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: 隊内恋愛とは一切無縁でキスは未経験<ref group="ep" name="20話">第20話。</ref>ということもあり「色気より欲」というイメージもあるが、第10話では[[ラーメン]]オタクの龍田先輩にモーションをかけられており<ref group="ep" name="10話">第10話。</ref>、裏次元人ディメンシアの戦士ダンの積極的な求愛には最終的には本人もまんざらではなかった<ref group="ep" name="24話">第24話。</ref>。変身前にも変身後にも様々な事態でスカートをめくられるなど、[[セクハラ]]被害は一番多く受けている。
: 雷太のことは「雷ちゃん」と呼んでおり(呼ばないときもある)、仲が良く、彼に付き添ったり、助力したりしていた。
: バイクの免許はすでに取得しているようで、本編では凱と共にジェットスピーダーに乗っている。また未成年であるにもかかわらず、第6話と第13話では他の成人メンバーとともにシャンパンを飲んでいる。
: 変身後は低空飛行や[[アクロバット]]を流用した戦法で華麗に戦う。走力は9.8秒 / 100m。
: バイラムの作戦に利用された龍田によって、彼女をイメージキャラクターとするインスタントラーメン「陽気なアコちゃん」が発売されたことがある<ref group="ep" name="10話" /><ref group="注">『[[轟轟戦隊ボウケンジャー]]』のミニコーナーではボウケンジャーの面々が食し、『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』第28話では、凱の墓にこのラーメンが供えられている。</ref>。
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; {{Visible anchor|結城 凱(ゆうき がい) / ブラックコンドル|結城凱|ブラックコンドル}}
: 偶然バードニックウェーブを浴びた遊び人の青年。25歳。
: 何事にも束縛されぬ孤高の自由人で、いわゆる不良気質であるが、一匹狼ゆえの誇りと優しさも併せ持ち、使命よりも仲間の人としての幸せを優先させる。趣味は[[オートバイ]]・[[サックス]]演奏・賭け事<ref group="注">イカサマも得意で、第39話ではルーレットで思い通りの目を出す技術を披露している。</ref>と女の子と遊ぶこと。[[タバコ]]も吸い、彼の行きつけの[[ジャズバー]]「golden gate(ゴールデンゲート)」で、酒([[スコッチ・ウイスキー|マッカラン]]のストレート)もよく飲む。男と[[納豆]]が嫌い。口癖は「これだけは言っておく」。深層心理に隠された性格は「真面目で寂しがり屋のい子」<ref group="ep" name="11話" />。
: 登場当初はジェットマンへの勧誘を拒否し続け、「人類が滅びるなら勝手に滅びればいい」と言い捨てたことで、竜の怒りを買う<ref group="ep" name="2話">第2話。</ref>。心の根底にある正義感の強さゆえ、竜の熱意に根負けし、入隊は承諾したものの<ref group="ep" name="3話">第3話。</ref>、以降も他人に指図されるのと、集団行動や人付き合いを嫌い竜に対してはことあるごとに反発。ついには香を巡っての恋敵にまで発展してしまうが、戦士としての信念を貫く竜のことは当初から認めていたようであり、互いのピンチを助け合うこともあった。第31 - 32話の竜達と衝突が生じ香と一緒に戦隊解散の危機を経て互いを親友として認め合うようになり、竜が不在の時は残りのメンバーを纏めて戦うリーダーシップぶりを発揮するようになった。
: 三魔神編で香へのアプローチが実って恋人同士になるが、生き方の違いから破局する。
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; {{Visible anchor|小田切 綾}}(おだぎり あや)
: ジェットマンの長官。スカイフォースの幹部にしてスカイキャンプの責任者でもあり、戦隊シリーズ初の女性司令官である。ジェットマンたちを厳しくも温かく見守る、心強い最大の理解者。33歳<ref>『鳥人戦隊ジェットマン』DVD第4巻の解説書より。</ref>。
: 指揮官としての能力は言うまでもなく、軍人としても一廉の技量の持ち主で、単身で最前線に赴いて銃やロボを用いて戦うこともある。第43話では変身することなく単身ジェットガルーダに乗り、バイオ次元獣ヒルドリルを倒した<ref group="ep" name="43話" />。また、ロボや新兵器の開発にも携わるなど工学にも造詣が深い。度々たびたび起こる戦隊内部のいざこざにも、ただ沈毅で通しているように見えるが、戦いが続く5人を休暇のために旅行へ連れて行ったりと<ref group="ep" name="36話">第36話。</ref>、思いやりのある性格が垣間見える。
: 第20話でソウジキジゲンによる被害の拡大を防ぐため関東一円の結婚式を中止させており<ref group="ep" name="20話" />、{{独自研究範囲|かなり大きな公的権限も持っているようである|date=2014年12月}}。
: キャリア志向のエリート女性である一方、結婚願望も持っているようである。[[飛行服]]を着ることもあるが、基本的には常に[[制服]]姿である。初期の地上での移動時は、[[マツダ・RX-7]](FC3C カブリオレ)を使用していたこともある<ref group="ep" name="1話" />。
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: さらにその身勝手さが仇となり、司令室に侵入した隕石べムに叩きのめされ、命は取り留めたものの、それが原因で再起不能に陥り退場することとなった。
;じいや
:鹿鳴館家に仕え、香を幼いころから世話をしている。第19話で次元獣ウラナイジゲンの策略で戦いに恐怖する香に、幼いころに作った「香ちゃん憲法」を引き合いに立ち直らせるなど<ref group="ep" name="19話">第19話。</ref>、温かさと厳しさを上手うまく兼ね揃えながら彼女を見守る。
 
=== 次元戦団バイラム ===
裏次元を滅亡させた後、表次元に相当する地球を掌中に治めんと次元を超えて攻めてきた次元戦団。地球人を愚かな者たちと侮蔑し、巨大魔城バイロックを拠点に、地球征服の計画を企てる。
 
裏次元での戦闘中に女帝ジューザが行方を晦ましたため、首領の座は空位であり、地球を真っ先に征服した者が首領になるというルールの下、半ばゲーム感覚で侵略は開始された。しかし、前述の通り基本的に協力関係ではなく、4人の幹部がそれぞれプライドの高い性格のため、足の引っ張り合い(特にラディゲ)が激しく、時には1人の失敗を大勢で嘲笑うこともあり、それが原因でジェットマンを倒す絶好の機会を逃すこともしばしばあった。後期ではラディゲとトランザの露骨な妨害合戦に加え、ラディゲ・マリア・グレイのもつれた感情により、次第に組織は崩壊してく。変身前のジェットマンのことを変身後の名で呼んでいる。
 
キャラクターデザインは左右非対称が意識され{{Sfn|百化繚乱 上之巻|2011|p=361|loc=「DESIGNER'S INTERVIEW14 [[野口竜]]」}}、幹部は白と黒のモノトーンでまとめられている<ref name="百化283">{{Harvnb|百化繚乱 上之巻|2011|p=283}}</ref>。
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: 執念深さが常軌を逸しており、特に一度屈服させられたトランザへの恨みは凄まじく、幾度となく逆襲を狙った末に第47話ラストにおいて凄まじい報復を行ったが、一生消えない生き地獄を与え続けるために、あえて止めは刺さずにそのまま彼を放置した。
: デザインは恐竜や巻貝の化石の要素が取り入れられている<ref name="百化283" />。
: その劇中の行動(特にトランザを廃人にしたこと)からラディゲを演じていた舘大介(現在の芸名は舘正貴)は当時のファンや子供達から非難や反感を買い、近所の子供からは通るたびに石を投げられ、さらには実の息子からもしばらく絶交されてしまったことがあったそうで、脚本家である井上敏樹を恨んだことがあったという。
:; 凶獣ラディガン
:: ラディゲの真の姿。ラディゲは怒りの感情が昂ることでこの形態に変身する。おぞましい怪物の姿をしており、左手に秘剣ブラディゲートが一体化している。この姿に変身すると敵のあらゆる攻撃を防御する。魔人ロボ・ベロニカの体内でその生体エネルギーを吸収する際にも一瞬だが変身した。
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: ロボットではあるがマリアに恋心を持ったり、ワインと煙草(指に装備された超小型の火炎放射器をライターのように使い火をつける)とクラシック音楽を好むという人間的な面を持ち、バイラムのメンバーでは比較的理性的な性格。ラディゲとは対照的に卑怯な手を使わず、正々堂々の戦いを好む。他の幹部たちと違って侵略などの野心をあまり持たず、純粋に強い相手との戦いだけを楽しんでいた節がある。
: マリアの奏でるピアノに魅了されてからは彼女に騎士道的な愛を捧げるようになり<ref group="ep" name="13話">第13話。</ref>、何度か自らの身体を盾にマリアを助けた。彼女を救うため、ジェットマンに助力を求めたこともある<ref group="ep" name="42話">第42話。</ref><ref group="ep" name="49話" />。マリアからも信頼されるようになったが、自身の想いは最後までマリアには伝わらないまま、その最期を看取ることとなった<ref group="ep" name="49話" />。
: マリア以外の幹部に対しても、第32話と第40話ではラディゲのバイオ次元獣製作に協力し、第11話ではトランの勧めで遊び心を学ぶためにジハンキジゲンを作り出すなど、協調性を見せている。トランザからは他の2人の幹部よりは信用されていた模様<ref group="注">ラディゲは造反のたびにトランザに痛めつけられ、マリアも第38話でバイオ次元虫をジェットマンに奪われる失態を犯した際にトランザから制裁を受けたが、グレイは第39話でトランザの指示を拒否するも、トランザはグレイを痛めつけて無理やり言うことを聞かせようとはしなかった。第44話ではトランザの指示によるものなのか、グレイがベロニカの修理を行った。</ref>。
: 侵略に関する積極的な野心を持たないため、次元獣・バイオ次元獣を自ら指揮することは少ないが、指揮した次元獣・バイオ次元獣はいずれもジェットマンを窮地に追い込んでいる<ref group="注">ジハンキジゲンはジェットマン各人の隠れた性格を引き出したことでまともに戦えない状態にし、ジクウマンモスはジェットマンを原始時代に飛ばし、スナイパーキャットは凱以外のジェットマンをチェスの駒のような状態に変えた。</ref>。
: ブラックコンドル・凱とはライバル関係にあり、何度も一対一の死闘を繰り広げた。終盤には敵味方を超えて互いに戦士として認め合う部分があり、両者の間には奇妙な友情が芽生えていた。
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: 腕に装着したキーパッド・メタルトランサーによって発動するサイコキネシスでジェットマンをたびたび翻弄した。いつもはゴーグルをして顔を隠しているが、サイコキネシス使用時にはゴーグルを展開させて素顔を現す。
: 年少の子どもであることにある種の劣等感を持っており、他の幹部からそれを蔑まれ、ジェットマンからも子どもゆえに情けをかけられたことでコンプレックスが爆発し、急成長を遂げる<ref group="ep" name="36話" />。
: デザイン画では髪を逆立てていたが、ヘアセットが上手うまく行かず実現しなかった<ref name="百化285">{{Harvnb|百化繚乱 上之巻|2011|p=285}}</ref>。
:; トランザ
:: 第37話より登場。敵味方両方から子ども扱いされ、フラストレーションが限界に達したトランが怒りによって大人に成長した姿で、帝王を自称する。髪の色は銀色をしており、唇は紫である。能力が急上昇していることに反して精神面はあまり成長しているとは言えず、非常に自己顕示欲が強い。初登場時に竜と剣術勝負、凱とゴルフでのナンパ勝負、挙げ句の果てには雷太と大食い勝負をするなど、どんなことでも相手の上に立たないと気が済まない。好んで自らの権力を誇示したがり、ラディゲに自分の名を「様」付けで呼ぶことを強要したり、自らが建造した魔神ロボ・ベロニカに他の3幹部をわざわざ搭乗させたりした。
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:
; G2
: 第42話に登場。ベロニカ開発の過程でトランザが試験的に開発したテストロボット。想定していたほどの結果が出なかったため、製造早々トランザに欠陥品扱いされ、グリナム兵の訓練用に供せられることになったが逃亡する。その後、地上に迷い出た際に機能停止しかけていた所をグレイに助けられたのをきっかけに彼を慕うが、当のグレイは一時の同情から助けたまでに過ぎず、以降は全く相手にされないでいた。
:最後はジェットマンのファイヤーバズーカから身を挺してグレイを守るが、グレイからはその奮闘を気づかれることなく、誰にも看取らぬまま機能停止し爆発する。
: デザインモチーフは[[デッサン人形]]{{Sfn|百化繚乱 上之巻|2011|p=298}}。
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:; ゴーグ
:: ラモンと同時に復活した魔神で、二又の槍を武器とする。自力で巨大化することが可能で、巨大戦ではジェットイカロスとジェットガルーダを相手に優位な戦いを見せたが、間一髪で完成したテトラボーイが加わって形勢逆転しテトラバスターで倒される。遺体は、ラモンがラディゲが争っている隙にグレイに持ち去られて、ラディゲにバイオ次元虫を仕掛けられる。
:: 復活した際には「傷ついた戦士に用はない!」と言っていたが、それ以降はほとんどしゃべっていない。
:: 目はラモンと同様にスーツアクターの目が直接出る形状となっている<ref name="百化296" />。
 
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: ブラックコンドル、ブルースワローに配備されたバイク。ただし、ブルースワローはジェットバンサーの荷台に乗ることのほうが多く、ブラックコンドルは自分のバイクを使用することも多いため、使用頻度は高くない。第25話ではブラックコンドルは無線コントロールで本機を呼び出した。最高時速360km/h。'''ミサイルランチャー'''を装備しているが、未使用。
; ジェットバンサー
: イエローオウル、ホワイトスワンが乗る[[ピックアップトラック]]。ベース車は[[トヨタ・ハイラックス]]で、ライトは赤外線などを発するスキャナーになる。ハイパーガスタービンエンジン搭載。荷台に'''プラズマガトリング砲'''を装備しているため、この砲撃手としてアコが乗車することもある。最終決戦においてラディゲとの戦いで窮地に陥った竜を間一髪救った。最高時速400km/h。
 
=== ジェットマシン ===
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: 全高:52.8m / 重量:94t / 最高飛行速度:マッハ1 / 出力:260万hp/t
: 5機のジェットマシンが「'''合体!スクラムウイング'''」のコールで合体した巨大ロボ。5人の通信ブレス・コレスポンダーから取り外したバードロックでセキュリティを解除してから合体する。合体のみならオートコントロールでも可能だが(その際は綾がコールする)、その場合は本来の強さが発揮できない。バードニウム合金製。第43話では小田切の体内に寄生したヒルドリルを退治すべく、ミクロ化を行った(香はナビゲートのために残る)。最終回でグレートイカロスから分離した際はジェットガルーダを操縦する竜を除いた4人と小田切が操縦し、竜が座る位置に凱が座り、凱が座る位置に小田切が座っていた<ref group="ep" name="51話" />。
: 多彩な武器を装備しており、厚さ5mの鋼鉄板を切り裂く2本の投げ[[短剣]]'''ジェットダガー'''、[[薙刀]]の'''ジェットランサー'''、ジェットランサーとジェットダガーを合体させた'''トライランサー'''、20m四方の鋼鉄の固まりを切断する[[斧]]の'''イカロスアックス'''、[[戦車]]を一撃でたたきつぶす[[ハンマー]]の'''イカロスマグナ'''、電流も流せる巨大[[分銅]]の'''イカロスクラッシャー'''、ジェットスワローの主翼が変形した[[盾]]の'''ウィングシールド'''、マッハ2の速度で放つロケットパンチの'''ショットパンチャー'''<ref group="注">主にブラックコンドルが発射を担当(15話ではレッドホークが担当)。</ref>、そして刀身に対消滅プラズマを放出して敵を切り裂く剣の'''バードニックセイバー'''が登場している。バードニックセイバーを決め手として用いる際は滑空しながら切り裂くが、ラゲム戦では滑空せずにそのまま貫いた。第6話の凱の台詞セリフを聞く限りミサイルも装備しているはずだが使用例は無い。基本的にバードニックセイバーが止めに使われることが多いが、第20話ではイカロスクラッシャーでソウジキジゲンに止めを刺した。マッハ2で飛行することも可能。
: 小田切曰くによると「地上最強のロボット」であり、次元獣相手には苦戦することは少なかったが、バイオ次元獣を初めとした次元獣以外の相手には苦戦を強いられることが多く、腕(主にジェットスワロー合体部)を通算で5回も切り落とされたり、攻撃を受けただけで操縦者の変身が解除したり<ref group="ep">第23話、第43話、第44話、最終回など。</ref>、バードニックセイバーが折れる、溶けるといった描写が何度も見られた<ref group="ep">第23話、第35話、第40話、第48話。</ref>。また、バイオ次元獣を単体で倒したことはなく、ネオジェットマンが操縦した際は実戦経験が乏しいこともあり、隕石べムに対して全く太刀打ち出来なかった。最終回では左腕を落とされた状態でバードニックセイバーを使用し、ラゲムにとどめの一撃を放った。
; ジェットガルーダ
: 全高:60.8m / 重量:105t / 最高飛行速度:マッハ6 / 出力:300万hp/t
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; グレートイカロス
: 全高:77.5m / 重量:199t / 最高飛行速度:マッハ2.5 / 出力:800万hp/t
: ジェットイカロスとジェットガルーダが「'''合体!グレートスクラム'''」のコールで合体した超巨大ロボ。セミマルに対抗する為にジェットマンとディメンシアチームが共同改造を行い、合体可能となった。いわゆるスーパー合体ロボであるが、従来のように「2号ロボが分離して1号ロボの追加装甲になる」という形式ではなく、ジェットイカロスも一回分離、イカロスの頭部と胴体部(ジェットホーク部分)をガルーダの胴体部で包み、そこにイカロスの両手足→ガルーダの両手足の順で合体する。これにより従来のスーパー合体ロボに見られたプロポーションの崩れは大幅に減っている。玩具ではこれを再現するためにはガルーダの方がかなり大きくなって(並べるとイカロスの頭がガルーダの胸の下ぐらいの位置に)しまっている。頭部からは'''グレートビーム'''を、胸の円形部からは'''ブレードビーム'''(未使用)を発射する。胸の[[エンブレム]]から発する超高圧光線'''バードメーザー'''が必殺技だが、数回ほど効かない事例があり、その際には直撃したメーザーのエンブレムの形が崩れるという形で表現された<ref group="ep">第44話、第48話、最終回。</ref>。第31話での雷太の台詞セリフによると香と凱がいない為、合体できないとされていたが、第27話と第48話では香や竜を欠いた4人で合体を果たしていることから、グレートスクラムには最低ジェットマン4人の搭乗することが必要だと推定される。初合体時はガルーダを操縦していたダンは合体完了後、アコに連れられてアコと一緒の操縦席に座っていたが、最終回でガルーダを操縦していた小田切が搭乗した際は後部の固定式の座席に座っていた。
:
; テトラボーイ
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: デザインは雨宮慶太が担当<ref name="百化300">{{Harvnb|百化繚乱 上之巻|2011|p=300}}</ref>。
 
: なお、バイラムは前シリーズの敵組織が所有していた戦闘機や戦車は持っていない。
 
== キャスト ==
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== 小説・漫画 ==
; 小説『ジェットマン』(著:[[井上敏樹]])
: ドラマ要素がさらに濃くなった小説版。脚本家の井上本人が書いていることで“真実の物語”とも言われるが、公式なものとして扱われているわけではない。[[小学館]][[スーパークエスト文庫]]より全3巻(現在絶版)。
:# 俺に惚れろ
:# 爆発する恋
:# 俺の胸で眠れ
: ラディゲとマリア、凱と香の性行為を示唆する描写がある。また、各キャラクターの性格もいわゆる負の面を強調された描写がされている。
:*香は、自分の美しさに魅入られた男性を玩弄する狡猾な面があり、雷太に対しても農業に興味を抱く振りをして弄び、竜を思い通りに出来ない憂さを晴らしている。一度は凱とジェットマンを脱退した時、彼と爛れた生活を送っている。
:*雷太は、卑屈な人格と生来の運動に対する不器用さで訓練も思うよう結果が出せず、世界の平和を望む志は低い。農業に興味を持った(振りをしている)香に好意を抱くが、実は彼女に弄ばれているだけだった。
:*アコは、金銭のために実害こそ無いものの友人を騙して得る行為を考えたこともあるが、決して思いやりを失っているわけではない。ジェットマンであることは機密情報で語れないため、学校では早退や欠席が増え、友人との関係にも亀裂が生じる。また、両親がバイラムの侵攻による経済の悪化で借金を抱え、叔父の家へ夜逃げすることとなるが、そこでの生活は肩身の狭いもので、その家の実子の不良少年はアコに性的な視線を向け、下着ドロ泥棒をされたり覗かれたりする、プライバシーの少ない生活を送ることになる。ジェットマンメンバーの本質的な性格とドロドロとした関係により、恋愛に対して諦観に近いものを感じ、ジェットマンの空中分解時に行きずりの相手と性行為に至って全てを忘れ逃避しようとしたことがある。
:*凱が香に惹かれたのは、今まで接した女性には必ず打算的な一面があり、初めての挫折の中、打算も無く努力する香の姿を見たためと描写されている。また、自由を愛して社会ルールやマナーの無視も辞さない一面は香に失望され、彼女が妊娠した事実は知らされることがなかった。
:*ラディゲには、自分が征服した世界の生命を一つだけ生きたコレクションにする趣味がある。洗脳したリエ=マリアを愛人とし、肉体関係を持つ描写もあり、それがマリアを巡って竜と激しく対峙する理由の一つになっている。容姿は、老人の顔と美しい青年の顔が混ざり合いで、ジューザの復活にともなって生命力に変化がきたし、容姿が変化する。
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:: 百姓。妻のサツキと共に平穏な日々を送っていたが、ジェットマンに復帰する。産まれてくる子供が男の子だった場合、「凱」と名付けることを皆に語る。
:; 早坂アコ / ブルースワロー
:: アイドル歌手。雷太と共にジェットマンに復帰した。新入りのジェフにあきれつつも、彼のことを気にかけている。
:; ジェフリィ・剣崎(ジェフリィ けんざき) / グリーンイーグル
:: 通称・ジェフ。元々は[[ミュージシャン]]だったが、あるきっかけでジェットマンに加入する。能天気な性格だが、幼少期に母親から虐待を受けて育った過去がある。アコのファンで、よくアコに手を出してはあきれ返られているが、気にもかけられている。竜と香の娘の綾を救おうとして、ラディゲの罠にはまり、死亡するが、綾の手で蘇生される。その後、綾から与えられた命で彼女を蘇生させる。
:; 小田切綾
:: スカイフォースの幹部。ジェットマンの司令官に返り咲く。
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== ゲーム ==
; 『鳥人戦隊ジェットマン』
: 1991年12月21日、エンジェルから発売された[[ファミリーコンピュータ]]用ソフト。定価は6000円。ジャンルは[[アクションゲーム]]。全6ステージからなっており、第1 - 5ステージは好きな順番でプレイ可能。キャラクターも5人の中から好きな戦士を選べる。ただし選んだ戦士がステージでやられてしまうと、そのステージをクリアするまでは、その戦士は使用不可となる。5ステージともクリアすると、最終ステージが始まる。最終ボスは魔獣セミマルであり、ラディゲら幹部は一切登場しない。なお、ファミコンゲームとなったスーパー戦隊は本作品と、『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』の2作品のみ。
 
== CS放送・ネット配信 ==
; CS放送
* '''[[東映チャンネル]]''':[[1998年]][[7月]] - [[1999年]][[5月]]、[[2007年]][[11月]] - [[2008年]]5月、[[2010年]][[4月]] - [[10月]]
; ネット配信
* '''東映特撮 [[Youtube]] Official''':[[2012年]][[1月23日]] - [[7月15日]]、[[2014年]][[12月7日]] - [[2015年]][[6月7日]]
== シリーズ内の他作品への登場 ==
各作品における詳細はそれぞれの項目を参照。
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== 備考 ==
* 本作品より、[[バンダイ]]のCMがフィルム撮影からビデオ撮影に移行した(ただしテトラボーイの玩具CMは、シリーズ最後のフィルム撮影のCMとなっている)。
* 番組終了から3年後の[[1995年]][[3月21日]]に放送された、シリーズ20周年記念特番『不滅の戦隊ヒーロー大全集』([[関東ローカル]]・[[関西ローカル]])では、本作品より若松俊秀が「戦隊OBチーム」の一人として参加(他は[[宮内洋]]と[[小牧リサ]])、番組内では、「『鳥人戦隊ジェットマン』第28話に登場した次元獣『ドライヤージゲン』は、その後どうなったか?」(答:床屋に転業した)というクイズが出題されたり、本作品第45話「勝利のホットミルク」の竜と凱の会話シーンが若松の前で映された。ドライヤージゲンのエピソードは、これより前に[[TBSテレビ|TBS]]系列で放送された『[[TVジェネレーション]]』のラストコーナー「おはがきプレイバック」でも、視聴者からの投稿により放送された。