「コピーコントロールCD」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
32行目:
 
== 構造上の特徴 ==
CD再生時には毎秒数回の読み取りエラーが発生することから、[[誤り検出訂正]]をする目的でエラ、[[リ訂正ド・ソロモン符号]]を埋め込むことが仕様として定められている。[[CDプレーヤー]]は再生時に常にこのデータによってエラーを訂正しているが、CCCDでは意図的に間違ったエラー訂正符号を記録しておくことによって、機能が正常に働かなくなることを狙ったものである。
 
多くのオーディオ用CDプレーヤーおよびアナログモードで動作中のCD-ROMドライブでは、訂正が不可能な状態であっても補正機能によって不自然ではない程度に予測補完して再生することが可能であるが、デジタルモードで動作中のCD-ROMドライブでは誤り訂正に成功するまで読み取りを一定回数再試行するため、元々不正な信号しか記録されていないと正しく読み出すことができない(CD-ROMドライブを使用している一部のオーディオ用CDプレーヤーで再生に不具合を生じるのはそのため)。これにより、音楽データをCDからパーソナルコンピュータなどに直接読み込ませることを防ぐ。