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{{複数の問題
| 出典の明記 = 2017年11月
| 独自研究 = 2017年11月
| 脚注の不足 = 2017年11月
| 参照方法 = 2017年11月
}}
'''歌枕'''(うたまくら)とは、古くは[[和歌]]において使われた言葉や詠まれた題材、またはそれらを集めて記した書籍のことを意味したが、現在はもっぱらそれらの中の、和歌の題材とされた日本の名所旧跡のことをさしていう。
 
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また一方では、地名の歌枕は歌や物語で場面として繰り返し登場する中で、実際の風景から離れたところでイメージが形成されてきたものともいえる。たとえば「桜」なら「[[吉野山]]」、「[[竜田川|龍田川]]」なら「紅葉」と、その場所ならこの景物を詠むというように組み合わせがある程度決まっていた。そして[[本歌取り]]が行われるようになると、そういった古歌にある組み合わせが受け継がれ、歌枕が持つイメージとして使われるようになった。こうしたイメージはのちに和歌だけではなく、硯箱をはじめとする工芸品や、着物などのデザインにも用いられた。今では和歌を詠むこととは関わりなく、全国各地にある歌枕は[[松島]]など観光名所のひとつとされている。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
== 参考文献 ==
{{参照方法|date=2017年11月|section=1}}
*『日本歌学大系』(第壱巻)-佐佐木信綱編(1969年、風間書房)