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Bluncsud (会話 | 投稿記録)
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=== 構造 ===
艦橋は右舷前部にあり、右舷中部に下方排出式の煙突を2つ持つ。格納庫は2層式で、エレベーター3基。後部エレベーター脇には揚収用クレーンを備え、加賀や龍驤に見られた格納庫後端の扉は廃止されている。15万馬力の機関を搭載した蒼龍の最大速力は34.9ktを記録し、日本海軍では最も高速の航空母艦であった。また、排水量制限のために搭載機数は大型空母(赤城、加賀)より少ない。少しでも格納庫スペースを確保するために、ボイラーへの給気や機関室の排気などは船体中央付近の舷側に外付けされた箱型の通風筒で行われており、蒼龍、飛龍の外見上の特徴となっていた。
 
従来艦上機からの個艦識別用として[[飛行甲板]]後端に「サ」の文字が書かれていたという説がある。一方で無記入だったとする説もある。ミッドウェー作戦時の空撮写真にそれらしいものがまったく写っておらず、ほぼ同条件で撮影された飛龍はかろうじて「ヒ」の文字が判読できる。