「ナレッジマネジメント」の版間の差分

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== SECIモデル ==
[[ファイル:SECI model ja.png|300px|サムネイル|SECIモデル。]]
「個人の知識を組織的に共有し、より高次の知識を生み出す」ということを主眼に置いたナレッジマネジメントを実現する場合、そのフレームワークとして以下の4段階のプロセスが提示されている。このプロセスは、各段階の英語名称の頭文字をとって“SECI(セキ)プロセス”、あるいは単に“SECI(セキ)”と呼ばれる。これは[[野中郁次郎]]([[一橋大学]] 名誉教授)と[[竹内弘高]]([[ハーバード・ビジネス・スクール|ハーバード大学ビジネススクール]] 教授、一橋大学 名誉教授)が執筆した{{Lang|en|''The Knowledge Creating Company''}}(『知識創造企業』[[梅本勝博]]訳、東洋経済新報社)において、提唱された。
知識とは「正当化された真なる信念 ({{Lang|en|Justified true belief}})」であり、個人と個人の相互作用、あるいは組織と組織の相互作用により、ダイナミックに変化・深化・進化していくものであるという考えの下に構築されている。
 
* 共同化(Socialization)とは、組織内の個人、または小グループでの[[暗黙知]]の共有、およびそれを基にした新たな暗黙知の創造である。
* 表出化(Externalization)とは、各個人、小グループが有する暗黙知を[[形式知]]として洗い出すこと。
* 結合化(Combination)とは、洗い出された形式知を組み合わせ、それを基に新たな知識を創造することである。