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[[File:GF_in_Indian_Ocean,_1942.jpg|thumb|220px|1942年3月30日、インド洋を進む機動部隊。空母「瑞鶴」より撮影。小さく写っている空母は先頭から「赤城」「蒼龍」「飛龍」、その後ろを続行しているのが戦艦「比叡」「霧島」「榛名」「金剛」。]]
 
[[1942年]](昭和17年)1月7日(8日<ref>戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、127ページ</ref>)、第二航空戦隊は南方部隊に編入された<ref>戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、123223ページ</ref>。1月18日、蒼龍は[[パラオ諸島]]に到着した。蒼龍の航空隊は[[ペリリュー島]]に移動して待機していたが、この間「アメリカ軍潜水艦7隻出現」の索敵報告により、緊急出動している<ref name="森雷撃203">[[#奇蹟の雷撃隊]]203-205頁</ref>。実際は[[イルカ]]の大群の誤認であったという<ref name="森雷撃203"/>。1月21日、飛龍と共に出港し[[モルッカ諸島]][[アンボン島]]の州都[[アンボン]]港湾・船舶を零戦9、艦爆9、艦攻9が攻撃した<ref>[[#蒼龍飛行機隊調書(1)]]pp.1-2</ref>。24日にも同機数がアンボン港湾を襲っている<ref>[[#蒼龍飛行機隊調書(1)]]p.30-33</ref>。<!--2月15日、南方部隊に編入されて出撃、[[オーストラリア]]に向かった。-->
2月19日、[[ダーウィン空襲]]に零戦9、艦爆18、艦攻18が参加し<ref>[[#蒼龍飛行機隊調書(2)]]pp.9-14</ref>、[[P-40 (航空機)|カーチスP-40ウォーホーク]]9機を撃墜、艦爆1機が不時着救助された<ref>[[#天空からの拳]]204頁、[[#蒼龍飛行機隊調書(2)]]pp.13-14</ref>。この空襲ではアメリカの駆逐艦ピアリーなど8隻が沈み、オーストラリアのスループ、[[スワン (スループ)|スワン]]やアメリカの水上機母艦ウィリアム・B・プレストンなどが損傷している<ref>オーストラリア戦争記念館HP([http://www.awm.gov.au/histories/second_world_war/volume.asp?levelID=67910 Australia in the War of 1939–1945. Series 2 – Navy - Volume Vol1]), p.595</ref>。同日、九九艦爆9機が連合軍特設巡洋艦を攻撃し、250kg爆弾3発命中を記録して撃沈している<ref>[[#蒼龍飛行機隊調書(2)]]pp.15-16</ref>。2月21日、蒼龍は[[スラウェシ島]](セレベス島)南東岸スターリング湾に入港した。