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== 概要 ==
「外国人から観た誤った日本観」をコンセプトとする「ジパング」という架空の国を舞台にした[[天外魔境]]シリーズの1作目。当時まだ[[百科事典]]や[[辞書]]などの用途で使われ始めた程度だったCD-ROMを家庭用ゲーム機で初めて搭載したPCエンジンCD-ROM<sup>2</sup>の大容量を活かし、[[アニメーション]]処理された映像表現や[[声優]]による音声、メインテーマを含む3曲の[[坂本龍一]]が作曲した生楽曲を使用するなどして、当時のゲームでは規格外の演出を実現した。また、[[キラーソフト]]として『[[イースI・II]]』とともにCD-ROM<sup>2</sup>普及の火付け役となった。CD-ROM黎明期であり、CD-ROM<sup>2</sup>の開発と同時進行の制作でもあったため蓄積技術がなく、また当時の家庭用ゲーム機は読み込み(ロード)時間を感じない[[ロムカセット|ROMカセット]]が主流だったため、ロード時間の長さが欠点として挙げられていた<!--(ディスクメディアが主流になりロード時間するのが当たり前となった現在の感覚で見ればそこまでロード時間が長いわけでない)-->
 
原作はP.H.チャダ著『FAR EAST OF EDEN』とされているが、これは架空の人物および著書である(詳細は「[[天外魔境#概要|天外魔境]]」にて解説)。また、本作の小説も3巻出ているが、これはゲームと小説のどちらか一方が原作というわけでもなく、基となる原案自体がもともとあり、制作的には同じ制作者による同時進行のメディアミックス作品である。小説版はゲーム版では描かれなかったキャラクターやストーリーの詳細なども描かれている他、ゲーム版とは違う点もある
 
== 登場人物 ==