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<!--2月15日、南方部隊に編入されて出撃、[[オーストラリア]]に向かった。-->
2月19日、[[ダーウィン空襲]]に「蒼龍」からは零戦9、艦爆18、艦攻18が参加し<ref>[[#蒼龍飛行機隊調書(2)]]pp.9-14</ref>、[[P-40 (航空機)|カーチスP-40ウォーホーク]]9機を撃墜、艦爆1機が不時着水(乗員は救助された)した<ref>[[#天空からの拳]]204頁、[[#蒼龍飛行機隊調戦史叢(2)]]pp.13-14第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、349、351ページ</ref>。この空襲ではアメリカの駆逐艦「[[ピアリー (駆逐艦)|ピアリー]]」など8隻が沈み、オーストラリアのスループ[[スワン (スループ)|スワン]]やアメリカの水上機母艦「[[ウィリアム・B・プレストン (駆逐艦)|ウィリアム・B・プレストン]]」などが損傷している<ref>Royal Australian Navy, 1939–1942, p.595</ref>。攻撃からの帰投中に「赤城」機が特設巡洋艦1隻を発見し、「蒼龍」と「飛龍」からそれぞれ艦爆9機が発進<ref>戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、352ページ</ref>。「蒼龍」の艦爆はアメリカ客船「ドン・イシドロ」(3200トン)を攻撃し<ref name="kima146b">日本空母戦史、146、148ページ</ref>、5発の直撃弾を受けた「ドン・イシドロ」はバサースト島に擱坐した<ref>Royal Australian Navy, 1939–1942, p.594</ref>。一方、「飛龍」の艦爆はフリピン貨物船「フローレンスD」(2638トン)を沈めた<ref name="kima146b"/>。この2隻は物資を積んでフリピンへ向かおうとしていた船であった<ref>日本空母戦史、146-147ページ</ref>。
2月21日、蒼龍は[[スラウェシ島]](セレベス島)南東岸スターリング湾に入港した。