「氷と炎の歌の世界」の版間の差分

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:七王国の北の境界にある巨大な石と氷と魔法の壁。伝説によれば、北からの脅威から七王国を守るために、8000年前にブランドン建設王ひきいる〈最初の人々〉により、巨人の助けを得て作られた。480kmの長さにおよび、平均した高さは210mほどであるが、所によっては270mの高さにもなる。〈壁〉の上は10mほどの幅があり、12人の騎士が並んで進めるほどである。
:〈壁〉の北側には七王国の法が及ばない。〈誓約の兄弟〉とも呼ばれる'''〈冥夜の守人〉'''が〈壁〉を守備し、北の脅威から人間の領域を守る。もともとは超自然的な〈異形〉(〈異形人〉)から〈壁〉を守っていたが、後には〈壁〉の北に住む、七王国の刑罰や徴税から逃れた自由民とその子孫である〈野人〉から守るようになった。物語が進むにつれて、[[#異形|〈異形〉]]と、〈異形〉によって死から引き戻され操られる〈亡者〉が真の敵として再び姿を現す。
:〈壁〉の南には'''ギフト'''、'''ニューギフト'''と呼ばれる細長い土地がある。〈冥夜の守人〉はこの土地に補給を頼る。北部に境界を接しながらも、〈壁〉とギフト、ニューギフトは七王国から法的に独立しており、法の及ばない土地である。〈壁〉の防衛の補給のため、〈冥夜の守人〉はこの土地ギフトの管理を数千年間続けており、[[ターガリエン家]]が[[#ウェスタロス|ウェスタロス]]を征服して七王国を統一した時に、ターガリエン家に名目上の忠誠を誓わせただけで、〈冥夜の守人〉にこれらの土地ギフトの管理を続けさせ、後にニューギフトを加増した。しかし、物語の時点では住人がいない。
;{{Anchor|冥夜の守人}}
{{Otheruses|同ドラマシリーズおよび[[ジョージ・R・R・マーティン]]の小説シリーズ『[[氷と炎の歌]]』に出て来る架空の組織|ドラマシリーズ『[[ゲーム・オブ・スローンズ]]』のエピソード|冥夜の守人 (ゲーム・オブ・スローンズ)}}