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'''沙悟浄'''(さ・ごじょう、Sha Wujing)は、小説「[[西遊記]]」の主人公の一人。<br>
もとは天界で捲簾大将を預かる身。天帝の宝である玻璃を割ったことで天界を追われ、南瞻部州・唐土の流沙河で人を喰らう[[妖怪]]となった。ある日、[[天竺]]に[[典]]を取りに行く人物を探していた[[観音菩薩]]と出会い、慈悲を乞うと、「沙悟浄」という名と戒律を与えられた。<br>
その後、観音菩薩の約束どおり訪れた[[玄奘三蔵]]に弟子入りし、[[孫悟空]]、[[猪八戒]]らと共に天竺まで経典を求めて旅をした。<br>
妖怪でありながら妖怪を憎み、常に「自分とは何か」を自問している。