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兄の加清準は札幌で財界人となり、岡村昭彦を講演に呼ぶこともあったが、準と岡村の出会いは純子の失踪と死を介してであった{{r|暮尾}}。岡村の娘である岡村純子によれば、「純子」の名は父により、最初の恋人の名として名づけられたという{{r|月刊さっぽろp18}}<ref>{{Cite journal|和書|author=岡村純子|date=1986-5-30|title=ダブリンの椅子|journal=岡村昭彦集 月報|issue=2|page=4|publisher=[[筑摩書房]]|id=ISBN 978-4-480-76202-3}}</ref>。
 
弟の暮尾淳は、姉の純子に加え、1975年に末弟が30歳で自殺し、長期にわたって姉や弟のことを深く考えるのを避けてきた{{r|植村}}。しかし2000年、自身が生死の淵をさまよう大病を患い、1か月後に治癒した後「姉と弟、2人が自分に寄せた思いに後押しされ、生き返った気がした」といい、2人について書いた作品も収めた詩集『地球の上で』を執筆した{{r|植村}}。版元である青娥書房は、姉・蘭が経営する出版社である。この作品は2013年(平成25年)に、優れた現代詩集に愛知県豊橋市から贈られる「[[丸山薫賞]]」を受賞した{{r|植村}}<ref name="丸山薫賞">{{Cite web|url=http://www.city.toyohashi.lg.jp/14744.htm |title=丸山薫賞 平成25年度丸山薫賞決まる!|accessdate=2019-5-25|date=2013-9-6|work=[[丸山薫賞]]|publisher=[[豊橋市]] <!-- |archiveurl=http://archive.is/EF70L |archivedate=2019-5-19 --> }}</ref>。
 
俳優・朗読家の[[白坂道子]]は高校時代、純子の2年後輩であり、純子の自殺を最もショックだったことと回想している<ref>{{Cite journal|和書|author=[[白坂道子]]|date=2004-4-24|title=同窓生ほうもん「私の南高時代」|journal=東京六華同窓会 会報|issue=95|page=4|publisher=東京六華同窓会|url=http://www.tokyorikka.jp/oldkaihou/No95(2004-4).pdf |format=PDF|accessdate=2019-5-25 <!-- |archiveurl=https://megalodon.jp/ref/2019-0516-1217-06/www.tokyorikka.jp/oldkaihou/No95(2004-4).pdf |archivedate=2019-5-16 --> }}</ref>。