削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
40行目:
怪物を追うキースたちが目撃された食肉処理場に向かおうとレオナとランバートは地下鉄に乗るが、その列車もまたその怪物に襲撃される。乗客を逃がすために怪物との勝負に挑むランバートだがあえなく犠牲となり、非常停車した列車から乗客を降ろしたあと現場に引き返したレオナも捕まってしまう。現場に駆け付けたハリガンだが、特定の少人数のみを狙って殺していた今までの現場と違い、一般の乗客も大勢殺される凄惨な大虐殺現場となっていた。また無事に解放されていたレオナは妊娠していた。地下鉄は一般の乗客の多くも護身用の銃を携帯しており、ハリガンは、惨殺犯が武器を持たない者と子供は殺さない特徴を持つ事を悟る。
 
地上へ逃れた怪物はビルの屋上を伝って移動し、する怪物の追跡を開始するハリガンだが、途中で介入してきたキースらによって捕らえられてしまう。キースはこの際だからとハリガンにすべての真相を語る。この怪物の正体であるプレデターは、10年前に南米某国のジャングルでコマンドー部隊が襲撃された怪事件のモンスターと同一種族で、宇宙から地球へ人間狩りに飛来した異星人だと言うのだ。姿が見えないのはプレデターの持つ迷彩技術で、キース達はそれらの技術を獲得するためにプレデターの生け捕りを目論む政府の特殊部隊だったのである。キース達は調査の結果、プレデターは赤外線しか可視する事が出来ないため、防護服を着て体温を遮断し、照明も紫外線ライトを使えばプレデターから自分たちが見えない事を掴んでいた。さらにプレデターが食事に出入りしている食肉処理場内には放射性の塵を散布してあるので、これがプレデターの身体に付着すれば光学迷彩を封じる事も出来る。この捕獲作戦がまさに今から実行されるところなのである。しかしこの見通しは甘かった。通常は赤外線を可視するプレデターだがそれはゴーグルのモードのひとつに過ぎず、紫外線を可視する機能も持っていたのだ。キースたちの突入部隊はプレデターの逆襲に遭い全滅。救援に駆けつけたハリガンは決死の覚悟でプレデターとの対決に挑む事となる。
 
圧倒的な戦闘能力と強力な武装を誇るプレデターだったが、キースの部隊が散布した塵や、戦闘によってスプリンクラーから降り注いだ水の効果でプレデターの迷彩技術が機能しなくなると、ハリガンは奮闘して徐々に相手を追い詰める。プレデターは自爆を図るが、ハリガンはプレデターのレイザー・ディスクを奪うと、プレデターの左下腕をコンピューターガントレットごと切断する。逃走するプレデターを追跡した先の地下に、ハリガンは謎の[[宇宙船]]を発見する。そこには人間のほか、今まで狩られた異星の獲物の頭蓋骨がトロフィーとして飾られていた。ハリガンは宇宙船の内部でプレデターとまたしても対峙すると、死闘の末ついにプレデターを倒すのであった。しかしそれも束の間、そこへ多数のプレデターが出現。死を覚悟するハリガンだったが、その中の一人が「英雄よ」と賞賛の辞を述べ1715年製の銃を渡すと、全員ハリガンに手を出す事なく去っていった。宇宙船は地球を離脱し、間一髪脱出するハリガン。現場に駆け付けたキースの部下ガーバーは「あと少しだったのに」と悔しがるが、プレデターが大昔から度々地球に飛来している事を知ったハリガンは、「またチャンスはあるさ」とつぶやくのであった。