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ルパン三世
ルパン三世
== 制作における設定の重要性 ==
設定がないと物語は全く進行しないことになる。2人の人間がいて相手の名前を呼ぶだけでも「名前」という設定が必要であるし、2人が居るのがどこであるかも決めなければならない。更にそこにいる2人の服装を決めるためには時代設定や人物設定が必要である。
このように「いつ・どこで・誰と・誰が・なぜ・何をして・どうなった」という要素のうち、最低限「いつ・どこで・誰と・誰が」という部分に設定というものが直接関わってくるし、「なぜ・何をして」の部分には人物の性別や性格、趣味、趣好などが影響してくることになる。
そういったように物語の構成を決める上で重要な項目であることから、一度設定をしたものは気軽には変えることができない。
日本を主な舞台にしていたはずの物語がいきなりヨーロッパに移ったり、男であったはずの登場人物がいきなり女になっているということがあっては物語の整合性が取れなくなり、物語そのものが破綻してしまうことになるのである。
また、物語の整合性を取るために後から設定が加えられたり、無かったことにされたりする場合もあり、それを一般的に[[後付け設定]]という。
{{Narrative}}
{{DEFAULTSORT:せつてい}}
[[Category:設定 (物語)|*]]
[[Category:フィクションの構成要素]]
[[Category:物語論]]
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