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[[File:Kaffeefilter.jpg|thumb|200px|[[メリタ]]のドリッパーとペーパーフィルタ]]
:: ドリッパー(一種の[[漏斗]])にフィルタ(漉紙)をセットし、粉を入れ適量の湯を注ぎ、30秒程度蒸らした後に抽出を開始する。ドリッパーの湯が完全に切れる前に外すと雑味の無いコーヒーとなる。
:: 前述の手順さえ守れば誰でも一定水準のコーヒーが淹れられるのがこの方式の最大の利点である。湯の温度を上げることで苦味が、また温度を下げることで甘みが増えるなど調節することができる。欠点としてフィルタは1回ごとに使い捨てとなる。またフィルタの匂いや成分が混ざること、油分が紙に吸われるためアロマが弱くなるが、いずれも抽出前にペーパーを湯通しすることで軽減できる。
:: ペーパードリップの方法は、[[1908年]]にドイツ人のメリタ・ベンツ([[:de:Melitta Bentz|''Melitta Bentz'']])が考案した。彼女はペーパードリップシステムの特許を取得し、[[メリタ]]を創業した。