「セバスティアン・クルツ」の版間の差分

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2019年5月に自由党党首で副首相の[[ハインツ=クリスティアン・シュトラッヘ]]が自身の不正疑惑の報道を受け両方からの辞任を表明。連立政権は解消され<ref>{{Cite news|url=https://jp.reuters.com/article/austria-far-right-idJPKCN1SR23Q|title=オーストリア、極右・自由党の閣僚辞任 連立崩壊|agency=[[ロイター]]|date=2019-05-22|accessdate=2019-05-28}}</ref>、5月27日に採決された野党・[[オーストリア社会民主党|社会民主党]]提出の内閣不信任決議案に自由党も賛成に回ったため決議案は可決、クルツは首相を失職することとなった。これがオーストリアで第2次世界大戦後以降初めての内閣不信任可決となった<ref>{{Cite news|url=https://www.asahi.com/articles/ASM5W5DJLM5WUHBI01D.html|title=オーストリア首相の不信任案可決 反移民、人気は根強く|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2019-05-27|accessdate=2019-05-28}}</ref>。9月29日の{{ill2|2019年オーストリア国民議会選挙|en|2019 Austrian legislative election|label=国民議会選挙}}では国民党が勝利し<ref>{{Cite news|url=https://www.cnn.co.jp/world/35143286.html|title=オーストリア総選挙、クルツ前首相が返り咲きへ|work=CNN.co.jp|agency=[[CNN]]|date=2019-09-30|accessdate=2019-09-30}}</ref>、10月7日に[[アレクサンダー・ファン・デア・ベレン]]大統領より2期目となる組閣を要請された<ref>{{Cite news|url=https://www.washingtonpost.com/world/europe/austrias-kurz-has-job-of-putting-together-new-government/2019/10/07/7c99fee4-e8e6-11e9-a329-7378fbfa1b63_story.html|title=Austria’s Kurz given task of putting together new government|work=The Washington Post|agency=[[ワシントン・ポスト]]|date=2019-10-07|accessdate=2019-10-08}}</ref>。2020年1月に[[緑の党 (オーストリア)|緑の党]]との連立政権樹立に合意し、1月7日に首相に就任宣誓し2回目の政権を発足させた<ref>{{Cite news|url=https://www.afpbb.com/articles/-/3262501|title=オーストリア首相にクルツ氏再任 世界最年少の指導者に|work=AFPBB News|agency=[[フランス通信社]]|date=2020-01-08|accessdate=2020-01-10}}</ref>。
 
しかしクルツが報道機関に対して自らが有利になるような世論調査の結果を掲載するよう求めた見返りに政府からの支出金を渡したという疑惑が持ち上がり、クルツ自身はこれを否定したものの野党からは不信任決議案の提出が表明され、連立政権に参加する緑の党からもクルツに対する非難の声が高まったこともあり、混乱収拾のため首相を辞任する意向を10月9日に表明。後任には{{ill2|アレクサンダー・シャレンベルク|en|Alexander Schallenberg}}外相を指名した<ref>{{Cite news|url=https://www.bbc.com/news/world-europe-58856796|title=Sebastian Kurz: Austrian leader resigns amid corruption inquiry|work=BBC News|agency=[[英国放送協会|BBC]]|date=2021-10-09|accessdate=2021-10-10}}</ref>。
 
== 移民統合事務局局長として==