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トラブル例
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}}
=== 第二次世界大戦前 ===
この頃はまだ空気抵抗の研究が進んでおらず、(イギリスのLNER A4形のようにちゃんと科学的に空気抵抗減少を検討したのもあるが<ref>デイヴィット・ロス『世界鉄道百科図鑑』小池滋・和久田康雄訳、悠書館、2007年、ISBN 978-4-903487-03-8、p.163-165「A4型 4-6-2(2C1)」</ref>)見栄えだけの流線形の覆いをかぶせただけのものも多く、役に立ってないならまだしも、整備の邪魔になったり<ref>このため戦争中に覆い(特に足回り)を撤去されたものも多い。<br>(『ビジュアル図鑑 世界鉄道全史』、スタジオタッククリエイティブ、2019年、ISBN 978-4-88393-853-7、p.150-151「ヨーロッパの流線形蒸気機関車」)</ref>、場合によっては「気流の乱れのせいで排煙が車体に絡みつく(サザン鉄道マーチャント・ネイビー級<ref>『ビジュアル図鑑 世界鉄道全史』、スタジオタッククリエイティブ、2019年、ISBN 978-4-88393-853-7、p.272。</ref>)」、「ゴミが上部に溜まってトンネルに入るたびに舞う(ニュージーランド国鉄Ka型)<ref>齋藤晃『狭軌の王者』イカロス出版、2018年。ISBN 978-4-8022-0607-5、p.156。</ref>」といったトラブルを引き起こすものもあった。
 
==== ヨーロッパ ====
[[ドイツ]]で最初の高速流線形車両は、[[1930年]]に製造され[[プロペラ]]推進を取り入れた実験的な車両である[[シーネンツェッペリン]]である。[[1931年]][[6月21日]]、シーネンツェッペリンは[[ベルリン]] - [[ハンブルク]]間の走行で、230.2 [[キロメートル毎時|km/h]]の速度記録を達成した。[[1932年]]にはプロペラが撤去され、液体変速機による駆動方式となった。この方式のシーネンツェッペリンは[[1933年]]に180 km/hを達成した。