「ストームトルーパー (スター・ウォーズ)」の版間の差分

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== 帝国軍のストームトルーパー(Imperial military's Stormtrooper) ==
基本的には、同シリーズの[[銀河共和国]]軍のクローン・トルーパーと同様の扱いで、黒い温度調整ボディ・グローブの上に、全部で18個のパーツから構成される簡易[[宇宙服]]を兼ねた白い装甲服を着用し、[[スター・ウォーズ登場テクノロジー一覧#ブラスター|ブラスター・ライフル]]およびブラスター・ピストルで武装している。白い装甲服はどんな環境でも生き延びられるサバイバル装備や温度調節機能を備えている<ref name="kousiki">[https://starwars.disney.co.jp/character/stormtroopers.html スターウォーズ公式サイト「ストームトルーパー」]</ref>。劇中ではこの装甲服でブラスターの光弾を防げているような描写は見当たらず、ブラスターの被弾によっ撃たれて次から次へと倒されている。エピソード6『ジェダイの帰還』ではイウォーク族の石斧や投石や弓矢といった原始的な武器に対する身の守りにすらなっておらず、少なくとも劇中の描写に関する限り防御性は皆無といってよい。エピソード4『新たなる希望』でストームトルーパーに変装したルークのセリフによればヘルメットの視界はかなり悪いようである。またエピソード7『フォースの覚醒』におけるフィンのセリフによれば、ファーストオーダー時代のストームトルーパーのヘルメットについて毒ガスは防げず、このマスクで防げるのは煙だけとされる。平均身長は1.83メートル<ref name="kousiki"/>。
 
腰のユーティリティー・ベルトには、ブラスターの予備用パワーパックや、鉤爪付きフックとケーブル、濃縮食糧、緊急用バッテリー、小型[[スター・ウォーズ登場テクノロジー一覧#爆弾|サーマル・デトネーター]]、予備用コムリンクといった高性能かつ規格化された装備品が搭載されている。
 
この特徴的な装甲服のデザインには銀河帝国の市民を威圧する効果もあり、恐怖支配の象徴として扱われていた。しかし一方で、ストームトルーパーは[[グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン]]の掲げるターキン・ドクトリンに基づき、犯罪組織の討伐や治安維持活動に従事する存在として衆目の前に姿を現す事も多く、それを構成する兵士達もクローン・トルーパーの頃とは異なり一般市民から徴兵や志願により兵士となった者たちで構成されている点も重なって、帝国の一般市民の間では尊敬の対象となる事も多かった。戦場でストームトルーパーと敵対する反体制派からは、ヘルメットの形状を揶揄され「バケツ頭」などと呼ばれることもあった。