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信管が所定の目的(起爆)を果たせなかった場合は[[不発弾]]になる。ただし故障ではなく、柔らかい土中に落ちた為に作動しなかったなどの場合には、ちょっとした衝撃で起爆するおそれがある。
 
そのため処理においては、まず識別が行われ、この際[[砲弾]]や[[爆弾]]本体よりも、信管の種類や状態が重視される。時限信管や近接信管は、衝撃を与えなくても起爆するおそれがあり、むやみに接近してはならない。やむを得ず信管を取り除く必要がある場合、これが最も危険である。これらの除去作業は通常、[[爆発物処理]]技術資格をする者しか実施できない。
 
[[第二次世界大戦]]後、少年たちの間で不発弾の信管を用いた危険な遊びが一部で流行し、それは強烈な[[爆竹]]ともいうべき存在であったが、その表現で片付けるにはあまりに危険すぎる代物で、死傷者を出したという。