「フレーム形式 (自動車)」の版間の差分

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多数の小径[[鋼管]]を応力の発生に沿った配置に組み合わせて溶接する方法で、[[CAD]]の[[ワイヤーフレーム]](線図、[[透視図]])を実体化したような見た目となる。古くは丸鋼管を用いていたが、規格品の種類が増えた現在では、角鋼管が使われることが多い。
 
スペースフレーム(空間骨格 = 3次元の骨組み。建築における{{仮リンク|スペースフレーム (建築)|en|Space frame|label=スペースフレーム}}、[[スケルトン]](骨格)、英語で[[鳥かご]]を意味する「バードケージ (bird cage)」(バード'''ゲ'''ージの表記は誤り)などの別称もあり、単にチューブラーフレームとも呼ばれるほか、[[ジャングルジム]]とたとえられることもある。
 
大規模な生産設備が不要で、[[モノコック]]に勝る強度と剛性が簡単に得られ、軽量でスペースを取らない点や、改造や修復も容易なことなど、利点は非常に多い。その特徴から、[[レーシングカー]]や少量生産の[[スポーツカー]]に採用例が多く、個人レベルでの制作も可能である。短所としては、構造上高剛性を確保しようとすると開口部が狭くなり横開き式ドアの設置が困難になること<ref group="注釈">一例として初期の[[メルセデス・ベンツ・300SL]]ではガルウィング式のドアになっている。</ref>や、[[産業用ロボット|ロボット]]組み立てなどの[[ライン生産|大量生産]]に向かないことがある。