「アダム・ウェインライト」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
39行目:
 
=== プロ入りとブレーブス傘下時代 ===
{{by|2000年}}の[[2000年のMLBドラフト|MLBドラフト]]でブレーブスから1巡目(全体29位)で投手として指名される。全体19位指名権を持つ[[ピッツバーグ・パイレーツ]]も[[外野手]]としてウェインライトを指名することを検討していたが、結局回避して代わりに左腕投手の[[ショーン・バーネット]]を選んだ<ref name="triple threat" />。[[代理人]]事務所で[[インターンシップ]]として勤務した経験を持つ兄トレイがブレーブスとの入団交渉に臨んだが、ウェインライトがブレーブスのファンだったこともあって契約はまとまった<ref name="childhooddream">Jorge Arangure Jr., "[http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/10/24/AR2006102401421.html The Childhood Dream, Almost]," ''[[ワシントン・ポスト|washingtonpost.com]]'', October 25, 2006. 2010年11月20日閲覧。</ref>。同年のうちに[[マイナーリーグベースボール]]最下層のルーキー級でプロ初登板を果たし、この年は13試合で防御率2.35を記録する。
 
{{by|2001年}}以降、先発投手として育成される。同年はA級{{仮リンク|ローム・ブレーブス|en|Rome Braves|label=メイコン・ブレーブス}}でプレーし、28試合に登板して10勝10敗、防御率3.77、[[三振|奪三振率]]10.1を記録した。
52行目:
{{by|2004年}}は傘下のAAA級[[メンフィス・レッドバーズ]]で過ごすが、右ひじを痛めたため6月上旬でシーズン終了。登板数は12試合にとどまり、防御率5.37、[[WHIP]]1.51とプロ入り後最低の成績に終わった。オフには[[アリゾナ・フォールリーグ]]に派遣された。
 
{{by|2005年}}はAAA級メンフィスで[[先発ローテーション]]を1年間守りきり、[[パシフィックコーストリーグ]]最多の182イニングを消化<ref>"[http://www.baseball-reference.com/minors/leader.cgi?type=pitch&id=13450 2005 Pacific Coast League Pitching Leaders]," ''Baseball-Reference.com''. 2010年11月23日閲覧。</ref>。マイナーリーグのレギュラーシーズンが閉幕した9月上旬にメジャー昇格となり、11日の[[ニューヨーク・メッツ]]戦で初登板を果たす。この試合の9回表に3番手として登場したものの、先頭打者の[[松井稼頭央]]に中前打を許すと、二死二・三塁から[[ビクトル・ディアス (野球)|ビクター・ディアス]]に3点[[本塁打]]を浴び、1回3失点というほろ苦いデビュー戦となった<ref>"[http://www.baseball-reference.com/boxes/SLN/SLN200509110.shtml Sep 11, 2005, Mets at Cardinals Play by Play and Box Score]" ''Baseball-Reference.com''. 2010年11月23日閲覧。</ref>。
 
{{by|2006年}}の[[スプリングトレーニング]]で[[シドニー・ポンソン]]らと先発ローテーション5番手の座を争う。結果はポンソンがローテーション入りとなるが、その後のオープン戦でウェインライトは[[リリーフ]]として好投、開幕[[ロースター (MLB)|ロースター]]入りを勝ち取った<ref>Matthew Leach / MLB.com, "[http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20060329&content_id=1369635&vkey=spt2006news&fext=.jsp&c_id=stl Notes: Cardinals trim roster by three / Cruz released, two sent down; Wainwright wins bullpen job]," ''cardinals.com'', March 29, 2006. 2010年11月23日閲覧。</ref>。4月3日のシーズン開幕戦で8点リードの8回裏に登板し1イニングを無失点に抑えると<ref>"[http://www.baseball-reference.com/boxes/PHI/PHI200604030.shtml Apr 3, 2006, Cardinals at Phillies Box Score and Play by Play]," ''Baseball-Reference.com''. 2010年11月23日閲覧。</ref>、そのままメジャーに定着し、前半戦終了時点で33試合44.2イニングを投げて9[[ホールド]]、防御率2.82という成績を残す。5月24日には[[初打席本塁打|初打席初本塁打]]も記録している。シーズン終盤の9月には、それまで抑え投手を務めていた[[ジェイソン・イズリングハウゼン]]が左[[尻|臀部]]故障のために戦線離脱し<ref>ESPN.com news services, "[http://sports.espn.go.com/mlb/news/story?id=2590653 Cards' Isringhausen done for season with hip injury]," ''ESPN.com'', September 19, 2006. 2010年10月23日閲覧。</ref>、代役として抑えを務め、レギュラーシーズン終了までに2[[セーブ]]を挙げた。イズリングハウゼンからは「一歩下がって、気持ちを落ち着かせるように」とアドバイスをもらったという<ref>三尾圭 「セントルイス・カージナルス レッドバーズを支えた脇役たち」 『月刊[[スラッガー (雑誌)|スラッガー]]』2007年1月号、[[日本スポーツ企画出版社]]、2006年、[[雑誌コード|雑誌]]15509-1、16-18頁。</ref>。