「小林宏之 (野球)」の版間の差分

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{{by|2008年}}はプロ12年目で初めて[[開幕投手]](対[[北海道日本ハムファイターズ]]戦)に指名された。相手投手の[[ダルビッシュ有]]と投げ合い、6回途中まで無失点に抑えたものの足の痙攣で降板し、敗戦投手となった。以降は右肩痛を発症したこともあり不調が続き、シーズン5勝12敗・自己ワーストの防御率5.02だった。
 
{{by|2009年}}は先発ローテーションの一角を担ったが、4勝13敗・防御率4.29、2年連続で[[規定投球回]]未到達に終わった。救援時には4試合登板で無失点、[[WHIP]]0.78,、被打率.130と好成績を残したため、シーズンオフにクローザーへ転向した<ref>{{Cite book |和書 |author= |year=2010 |title=野球小僧 世界野球選手名鑑2010 |publisher=白夜書房 |pagespage=128 |id=ISBN 978-4-86191-595-6}}</ref>。
 
{{by|2010年}}4月6日より登録名を'''小林宏'''に変更。1998年から2007年までは小林雅英が、2008年と2009年は[[小林憲幸]]が同じ球団に所属していたため、スコアボードや新聞上では「小林宏」の表記が使われていた。2010年シーズンは同姓の選手がいなくなったが、本人は「小林宏」表記に愛着を持っており、「小林」に対し違和感があったことから、[[山本昌]]と同様に名字と名前の一文字目を組み合わせて姓名の区別を付けない登録名にしたものであった。シーズンでは[[オープン戦]]で右肘を痛めたため開幕を二軍で迎え、状態によっては長期離脱の可能性もあったが、開幕7戦目となる3月30日の対[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]戦で一軍に復帰し、初[[セーブ]]を挙げた。4月26日に海外[[フリーエージェント (プロスポーツ)|フリーエージェント]] (FA) 権を取得<ref>{{Cite web |url=https://www.marines.co.jp/news/detail/4609.html |title=海外FAの権利を取得した小林宏投手のコメント |publisher=千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト |date=2010-04-26 |accessdate=2010-04-26}}</ref>。最終的に3勝3敗29セーブ、防御率2.21, WHIP1.07と好成績を残したが、開幕から5月まで防御率0.00, WHIP0.72, 8月には月間防御率0.69, 同WHIP1.08と好投した一方で、6月には月間防御率5.19, 同WHIP1.73と不調に陥ったほか、9月には月間防御率4.72と救援失敗が相次ぎ、終盤にはセーブ機会でも登板を回避されるなど月によって好不調の激しいシーズンとなった。オフには夢であったメジャーリーグを目指し、FA権を行使。球団は慰留せず、宣言残留を認めないことを伝えた。その後、複数のメジャー球団が興味を示していると報じられたが、メジャー契約のオファーはなかった。
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== 選手としての特徴 ==
制球良く低めにボールを集める投球が持ち味で、球持ちの良さにも定評がある<ref>{{Cite book |和書 |author=小関順二、泉直樹、荒井太郎 |year=2006 |title=プロ野球スカウティングレポート2006 |publisher=アスペクト |page=25 |isbn=4-7572-1246-1}}</ref><ref name="re07">{{Cite book |和書 |author=小関順二、西尾典文、泉直樹 |year=2007 |title=プロ野球スカウティングレポート2007 |publisher=アスペクト |page=133 |isbn=978-4-7572-1338-8}}</ref>。[[速球|ストレート]]は150km/h近い数値を計測し、変化球は[[スライダー (球種)|スライダー]]、[[フォークボール|フォーク]]、[[チェンジアップ]]を投じる<ref>{{Cite book |和書 |authorauthor1=[[小関順二]]、|authorlink1=小関順二|author2=西尾典文|author3=泉直樹 |year=2008 |title=プロ野球スカウティングレポート2008 |publisher=アスペクトムック |page=288 |id=ISBN 978-4-7572-1439-2}}</ref>。特に落ちる球が得意で、奪三振率が高い<ref>{{Cite book |和書 |year=2007 |title=野球小僧 世界野球選手名鑑2007 |publisher=白夜書房 |page=50 |isbn=978-4-86191-246-7}}</ref>{{R|re07}}。
 
反射神経の良さから、打球を足で止めようとして打撲することがある。かつてはサッカー選手を夢見たこともあり、「無意識にトラップしようとしちゃう」と述べている<ref>{{Cite book |和書 |year=2005 |title=おめでとう!千葉ロッテ日本一 |publisher=日刊スポーツ出版社 |page=68 |isbn=978-4-8172-5279-1}}</ref>。