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*'''LCL''':20フィート海上コンテナに満たない量の貨物(LCL、Less than Container Load)の場合には1トンいくらで計算し、容積トンと重量トンの大きなほうを採る場合が多い。
*'''FCL''':海上コンテナに積める貨物(FCL、Full Container Load)の場合には20フィートや40フィートサイズの海上コンテナの個数によって計算される。
 
個品運送の場合やコンテナ運送の場合には個別の契約書は作らずにB/L裏面の約款に従う場合が多い。
契約に際しては、どこからどこまでの運送なのかを明確にしておく必要がある。積込作業と荷揚作業の費用についても含まれているかどうか明確にしておく。積卸しの船内荷役費用を含む運賃条件はバースターム(Berth Term)と呼ばれ、荷主が荷役費を別途負担するものは'''FIO'''(Free in and out)と呼ばれる。荷主が積込みの荷役費を負担するものを'''FI'''(Free in)、 荷揚の荷役費を負担するものを'''FO'''(Free out)と呼び、それぞれは船会社側から見たFreeである点に注意する。
 
海上コンテナでの輸送の場合には、LCLでは'''積地CY'''([[コンテナヤード]] Container Yard)から'''揚地CY'''まで、FCLでは'''積地CFS'''(Container([[コンテナフレートステーション]]Container Freight Station)から'''揚地CFS'''までの運賃と荷役費用がすべて海上運賃に含まれる。ただし、積地CFS内と揚地CFS内でコンテナに詰めたり取り出したりする作業にかかる費用はCFSチャージとして荷主に別途請求されるのが通常である。CYでの作業も同様に'''THC'''(ターミナル・ハンドリング・チャージ)やCYチャージとして荷主に別途請求されることがあるので確認する必要がある。
 
CYでの作業も同様に'''THC'''(ターミナル・ハンドリング・チャージ)やCYチャージとして荷主に別途請求されることがあるので確認する必要がある。
{{Seealso|インコタームズ}}
 
<!-- また、海運同盟(Shipping conference)の取り決めによって、ドル為替の急激な変動や国際的な船舶燃料価格の高騰の時には、通貨調整課徴金(CAF : Currency Adjustment Factor)や燃料費調整料率(BAF : Bunker Adjustment Factor, FAF : Fuel Adjustment Factor)を徴収することがある。   その後の価格カルテルの状況が不明なためコメントアウトとします。-->