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{{出典の明記|date=2022年2月22日 (火) 09:27 (UTC)}}
[[File:Heavy flamethrower system "Tosochka" during the "Armiya 2022" exhibition (side view).jpg|thumb|280px|right|側面]]
'''TOS-2「Tosochka(トソーチカ)」'''<ref>{{Cite web |title=Финальные испытания ТОС-2 "Тосочка" |url=https://anna-news.info/finalnye-ispytaniya-tos-2-tosochka/ |website=anna-news.info |accessdate=2022-03-02 |language=ru-RU}}</ref>({{lang-ru|'''ТОС''' - тяжёлая огнемётная система}}、重火力投射システム)は、[[TOS-1]]と同様なコンセプトの[[多連装ロケット砲|MLRS]](Multiple Launch Rocket System)である。軍用トラック[[ウラル-4320|Ural]]-63706-0120の車体をベースに、シャーシ後部は二重車軸の6輪装輪式で、220mmロケット弾発射器を装備している。弾頭は主に[[サーモバリック爆薬]]弾頭[[ロケット弾]]を運用する。
 
== 概要 ==
'''TOS-2'''は、2020年6月の第75回戦勝記念日軍事パレードで発表されたTOS火炎放射器ファミリーの多連装[[ロケットランチャー]]である。3列6連のロケットランチャーを備えたコンテナを含むランチャー兵器ステーションが装備され、専用に開発されたTBS-M3サーモバリック弾頭とTOS-1Aと共通の焼夷弾頭を持つ220mmロケット弾を発射することができ、射程は6,000mから12,000mとされる。車載型のコンピュータ火器管制システム、慣性航法、照準システムを装備。クレーン・マニピュレーターを搭載し、ロケット弾装てん時の別途設備が不要となった。防御面ではキャブの装甲化のほか、電子戦システムが搭載されていて、精密誘導兵器による被弾率を低くすることが期待されている<ref>{{Cite web |title=Глубоководные учения Подводных сил Северного флота. Сделано в России |url=https://anna-news.info/glubokovodnye-ucheniya-podvodnyh-sil-severnogo-flota-sdelano-v-rossii/ |website=anna-news.info |accessdate=2022-03-02 |language=ru-RU}}</ref>。また、放射線・化学・生物防護部隊でも試験運用が始まっている<ref>{{Cite web |title=ЮВО первым получит новейшие ТОС-2 "Тосочка" |url=https://anna-news.info/yuvo-pervym-poluchit-novejshie-tos-2-tosochka/ |website=anna-news.info |accessdate=2022-03-02 |language=ru-RU}}</ref>。
 
TOS-1はT-72戦車をベースとした[[無限軌道|履帯]]式であるが、TOS-2は軍用トラックであるウラル63704をベースとした装輪式である。その為、防御力は低下する事になったが、軽量化され最高速度100km、航続距離1000kmと機動力が向上し、また安価になった。発射管数はTOS-1の24発から18発と減っている一方、装てん速度が向上した為、火力的な低下はないとされている。2021年にロシア軍によるテストは完了し、量産が開始された。
 
== 運用国 ==
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== 関連項目 ==
*[[HIMARS|M142 高機動ロケット砲システム HIMARS(HIMARS)]]
*[[燃料気化爆弾]]
 
== 脚注 ==