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'''代替医療'''(だいたいいりょう、{{lang-en-short|alternative medicine}})は、「現段階では通常医療と見なされていない、さまざまな医学・健康管理システム、施術、生成物質など」を意味する。自己判断・自己責任で行うモノで費用は全額自己負担であり、米国の国立補完代替医療センターでも[[民間療法]]と同義としている<ref>{{Cite web |title=補完代替医療ってなに?/がんの代替療法の科学的検証と臨床応用に関する研究・補完代替医療/四国がんセンター |url=https://shikoku-cc.hosp.go.jp/cam/camwhat/index.html |website=shikoku-cc.hosp.go.jp |access-date=2022-06-16}}</ref>。
 
== 概説 ==
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1991年、[[保健省 (イギリス)|イギリス保健省]]は、効用が医学研究者によって科学的に証明された補完・代替医療の場合は、治療家の雇用に保険が適用されることにした<ref name="cam2006report"/>。
 
ウェールズ公チャールズ(のちの[[チャールズ3世 (イギ・オブ・ウェールズ)|ウェールズ公チャールズ3世]]の発案で、代替医療について国家レベルで5か年計画の研究が行われた<ref name="cam2006report"/>。
 
2004年3月、西洋伝統医学や[[中国医学]]による[[鍼灸]]とハーブ療法の治療について資格制度創設のための、法律規制案が提出された<ref name="camengland636">{{Cite journal|和書|title=海外紹介 世界の鍼灸コミュニケーション(22)英国におけるCAMの現状と鍼およびハーブ療法の法律規制 |author=直本美知| url=https://doi.org/10.3777/jjsam.54.636 |journal=全日本鍼灸学会雑誌 |volume=54 |issue=4 |date=2004 |pages=636-641 |naid=40006419567}}</ref>。これは1993年にウェールズ公チャールズによって設立された{{仮リンク|プリンス統合医療財団|en|The Prince's Foundation for Integrated Health}}{{refnest|group="注"|この財団は、幹部による詐欺及びマネーロンダリングの疑いでロンドン警視庁の捜査を受け、2010年4月に解散している<ref>{{cite news|url=https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2010/aug/02/prince-charles-college-medicine-holistic-complementary |title=College of Medicine born from ashes of Prince Charles's holistic health charity |newspaper=The Guardian |date=2010-08-02}}</ref>。}}が英国保健省に働きかけて制度化に向けて進めてきたものであった<ref name="camengland636"/>。しかし、2020年時点では、従来の医師と同様の資格制度があるのは整復師とカイロプラクターのみで、その他の代替医療については業界団体等による自主的な基準等は設けられているものの、公的な資格や経験がなくても施術が可能である<ref name="complementary-and-alternative-medicine">{{cite web|url=https://www.nhs.uk/conditions/complementary-and-alternative-medicine/ |title=Complementary and alternative medicine |publisher=National Health Service |date=2018-12-11 |accessdate=2020-03-28}}</ref>。